>>823
>・ダイアモンドプリンセスの乗客の死亡率(PDFの20ページ表3)
>Japan (BCG +) 1281人 死亡9人 死亡率0.70%


浅原正和・愛知学院大学教養部講師の着眼については敬意を払って評価するが、
ダイヤモンド・プリンセス号の日本人死者9名中84歳以上の二名はBCG未接種の
可能性が高いと思う。1951年成立当時の結核予防法では30歳未満はBCG接種義務
があったらしく、建前上は98歳以下の日本人はBCG接種する事になっていた。
しかし、集団接種は中学までで、中学卒業後の接種率は厚生労働省や結核予防会や
日本BCG製造株式会社に問い合わせても不明だった。ところが、結核予防法の
BCG接種対象者が1974年に変更になる2年前に日本に返還された沖縄県の資料
では中学卒業後30歳未満のBCG接種者は1%未満だと判明。おそらく本土でも
中学卒業後30歳未満のBCG接種者は1%未満のはずで、84歳以上の接種者は
1%未満だろう。よって、ダイヤモンド・プリンセス号の日本人死者は9名だが
BCG接種者は7名と推定すべきと私は考える。