BCGというより他のコロナウイルスとの免疫交差反応が怪しい気がするなあ
新型コロナとの関係は見えない
流行動態を見る限りいくつか法則性というか傾向がある
・NL63はOC43が大流行した翌年春を除き冬-春に大流行してるが2019年12月は流行してない
・OC43は2015年に大流行した以来ほとんど流行してない
・HKU-1と229EとOC43は隔年で流行していてOC43が大流行した翌年にNL63に代替するように229Eの大流行がある
流行するたびに翌々年の山は小さくなっている
・流行期は概ね一種類の株が卓越している

2年周期で一種類の株が卓越するのはインフルエンザでも概ね同じ傾向だと思う
https://i.imgur.com/cscfRaa.jpg

こんな話があるので無関係ではなさそう
>ラホヤ免疫研究所のグループは、SARS-CoV-2のパンデミックが始まる前の、2015年から18年の間に採取された過去の保存血液サンプルを新型コロナウイルスに晒し、T細胞反応を調べた。すると、SARS-CoV-2に感染したことのない血液サンプルのなんと約50パーセントから、この交差反応性が検出されたのだ。

そこで研究チームは、風邪のコロナウイルス「HCoV-OC43」と「HCoV-NL63」に対する抗体反応を調べたところ、程度の差はあれど、すべてのドナーにIgG抗体の陽性を確認している。つまり、新型コロナウイルスに反応を示したこれらのT細胞は、別のコロナウイルスによる過去の感染によって生成された可能性が高いと考えられている。これらのウイルスのたんぱく質は、SARS-CoV-2のものに似ているのだ。

また、ティール博士率いるドイツの研究チームも、SARS-CoV-2に感染していない被験者で、この交差反応性を確認している。彼らは68人の未感染者の血液を分析したところ、34パーセントの人たちがSARS-CoV-2を認識する「ヘルパーT細胞」を保持していたことがわかった