ダイヤモンド・プリンセス号の事例で私は「武漢株」としたが、これは妄想でなく
論理的に分類しただけである。ただし、論理的に分類が可能であっても、BCG接種の
効果が自然免疫や細胞性免疫に限定されるなら分類は無意味である可能性が高い。

私は新型コロナに対するBCG接種の効果は抗原・抗体による液性免疫が主だと
考えたので分類に意味があると考え分類したのだが、その後、BCG等の結核菌
を含むマイコバクテリウム属の細菌の抗原が新型コロナのエンベロープ蛋白と
強い類似性があってBCG接種が新型コロナに対する免疫となる事を示す論文
が出て、私の推測が裏付けられた。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S109291342030143X

尚、自然免疫や細胞性免疫の場合は多種の細菌やウイルスや癌細胞に効果が
あるため、わずかな変異で効果が無くなったり逆効果になったりする可能性は
低いが、抗原と抗体による液性免疫は、抗原と抗体の関係がよく鍵と鍵穴の関係
にたとえられるように、わずか1塩基だけの変異でも効果がなくなったり
ADEを起こして逆効果になったりする可能性がある。