ドイツ版トリアージは前段階に行なわれてるよ
一度装着してから外すと犯罪歴が付きかねないので、ベッドを使うのが狭き門になってる
前回も凄い勢いで死んで5月中頃の段階で既に死者が7900名に達していたのに、ベッドは空きまくってた上に
だだあまりしたままの病床を一般病床として流用しだした
ベッドが空いてるから医療崩壊してないんじゃなくて、制度的な医療混乱を起こしてたから
ベッドを空けたまま死なせてた疑いもあったりする
あのベッド数はいわば見せ病床であって、多くの病床は潤沢には使われなかった

ドイツは早い段階で従来の徹底延命路線を与える患者と、いざという時は外せる予防入院患者を切り分けて指導するべきだった
だが、命の餞別をしたと批判されるのを嫌がってなかなか進まない上に他の国をトリアージ許せない等とバッシングまでする始末

「新型コロナウイルスの感染者数が日本の10倍以上の14万人を超えていながら、死亡者を4400人に抑え、「医療崩壊」が起きていない」
みたいな馬鹿げた無理矢理な褒め方をする頭のおかしい人達が多かった
しかし、5月の段階でドイツの人口当たりの死亡者数は日本の20倍に達してた
実際の所、下手を打った欧米の中では比較的マシな失敗の仕方だっただけで、ドイツの死亡率は他の地域と比べると口ほどの優秀さは見られない
そもそも、当初説明していたベッドを確保したから死なないというのがエビデンスも糞もない暴言だった
病床を確保したところで死なない類の伝染病ではなかったし、多くを自宅に戻らせすぎていたが、
死亡者計上が遅れているだけとは言えなかったのだろう。結局、ドイツでは18,568人が亡くなった

こうしたドイツを褒め称える記事を書き続ける人達は、ドイツに医療関係が多い関係もあってしがらみが多いというのも
一因としてあるのかも知れないが、最初に0.3%の死亡率で無理矢理褒めちぎったせいでバツが悪いからと
短い間隔で1000人単位で死亡者が次々加算され続けていても、おかしさを指摘出来ずドイツは少ないといい続ける情けない人達が
予想以上に多かったというのもある

間違いを認めるのは別に悪い事ではないのだが…むしろ間違いを認めなかった事で、某記者や自称識者達の信頼度は怪しげになっている
ドイツは日本より優秀でいかにして医療崩壊を起こさずにいたのかその優秀な手腕病床はあまりまくり利用率も低い!だから死なない!
みたいな記事を現実とは関係なく書いておきたいどうせバレないそんな程度の認識の人達

それでもドイツは医療崩壊を避けて人を死なせなかった見習えと言い張り続けるのだから、彼らの損得勘定はズレているとしか言い様が無い
むしろ、こんなに病床が空いてるのにドイツは何を間違えたのか?が議題にならなければならなかった筈だ
新型コロナの検査をしたから死亡率を低く抑えられたという説明も合致しない
何故なら、検査で無症状をより多く発見したのなら、死亡率は下がる筈だ。だが感染者当たりの死亡率で見てもドイツは別に特別優秀な訳でもない
この答え合わせをしなかった為にドイツの死亡率が突出した改善を見せられなかったとも言える
他のより酷い地域よりはマシ、当時よりは全体から見た死亡率は下がった
そうした、死亡率がマシな多くの地域で同じ様に言える程度の、たったそれだけの内容しかない
というか、ベッドが空いてれば死なないだけなら日本でももっと死なない筈だろアホかと
日本の課題は将来に備えた専用病床の余裕が少ないとか、多めにベッドを使ってもらって
忙しくなったら別のベッドに移動して貰う状態なだけでベッドがパンクしてトリアージが相次いでる
みたいな話ではないのだから
それに、ドイツの見せ病床は一般集中室を政権の見栄で大袈裟にそろえただけだから、そこまでの事態に達していない日本では
そもそもそんな無理矢理なベッド確保の仕方はしてなかったというだけでもあった