ちなみに、日本ではIL-1やIL-6、TNF-αなどの炎症性サイトカインや
IL-10や、TGF-βなどの抗炎症性サイトカイン等の研究が進んでいたので
ここらへんの知見は日本が諸外国と連携して深めている分野だったかと

このバランスが崩れるのが問題なので、必ずしも免疫が強ければサイトカインのバランスが崩れる
という訳でもないようです。問題になるのは免疫の強さだけでなく、バランスが崩れる事の様ですね
なので、炎症系サイトカインストームが強く出たと判断した日本ではWHO等が拒否感を示していた
ステロイド系を早めに試して高い効果を得たという訳です
現在では世界中でステロイド系やIL-6阻害薬による抗炎症両方が試されて、
人工呼吸器の利用者がかなり少なくなって助かったと言われています

逆を言うと、体内のサイトカインバランスが取れている小康状態ではステロイド系やIL-6阻害薬は推奨されてません