ダイヤモンド・プリンセス号の隔離失敗は、マイクロ飛沫(エアロゾル)に対する
対策をしなかったからである。接触感染と飛沫感染(5マイクロメ−トル以上)は
100%の対策をしていたが、マイクロ飛沫は、5マイクロメ−トル以下の水分を
含んだ粒子であり、空気中を3時間以上浮遊する。

ここで注意することは、飛沫は5マイクロメ−トル以上で重い粒子でり、2〜3mで
床に落下する。 つまり、ただの“飛沫”と“マイクロ飛沫”とは異なると言うことを理解している人は少ないように見受けられる。

ダイヤモンド・プリンセス号で空気感染であるところの“マイクロ飛沫”に対する対策を講じていれば、爆発的な感染は防げたと考えられる。