【BCG】mRNA以外の感染症対策情報スレ【ビタミン】
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mRNAワクチン以外の感染症対策情報の収集と有効性について検討する
BCG・三種混合等 mRNA以外のワクチン
経口医薬品
予防薬
ビタミン各種
手洗い・喉鼻うがい
換気 対エアロゾル感染
運動・ダイエット
睡眠
鼻口スプレー
マスク・アクリル板等
機器全般(加湿器・空気清浄機・吸入器)
等
反mRNAであって反ワクチンではない派
有効か無効か・状況に応じた対応を検討する
ワクチン接種率が急上昇し今後無症状感染者が増加した場合の対策を考える
新型コロナとmRNAワクチンの死亡等の検討がメインではない
別スレ・論文・データ・医者の意見・SNS等の情報を共有する URLを貼る
イベルメクチンは別スレ↓で
https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/covid19/1632337290/ https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/science/science-briefs/sars-cov-2-transmission.html
SARS-CoV-2の感染経路は感染性呼吸器液への曝露
SARS-CoV-2(COVID-19の原因ウイルス)の主な感染経路は、感染性ウイルスを含む呼吸器系の液体に触れることである。感染経路は主に3つ。
(1)非常に微細な呼吸器飛沫やエアロゾル粒子の吸入
(2)直接の飛沫や噴霧による口、鼻、目の露出した粘膜への呼吸器飛沫や粒子の付着
(3)ウイルスを含む呼吸器液で直接またはウイルスが付着した表面に触れて間接的に汚れた手で粘膜に触れること
人は、静かな呼吸、会話、歌、運動、咳、くしゃみなどの際に、さまざまな大きさの飛沫として呼吸器系の液体を放出します1-9。
SARS-CoV-2を含む呼吸器系の液体への感染は、主に3つの方法で起こります(相互に排他的ではありません)。
1感染性ウイルスを含む非常に微細な飛沫やエアロゾル粒子を含む空気を吸い込むこと。
感染のリスクは、これらの非常に微細な飛沫や粒子の濃度が最も高い感染源から3〜6フィート以内で最も高くなります。
2呼気中の飛沫や粒子に含まれるウイルスが、露出した粘膜に沈着すること(すなわち、咳をされるなどの「飛沫や噴霧」)。
感染のリスクは、同様に、これらの呼気の飛沫や粒子の濃度が最も高い感染源の近くで最も高くなります。
3ウイルスを含む呼吸器系の呼気液で汚れた手で粘膜に触れたり、ウイルスに汚染された無生物の表面に触れたりすることで感染します。
となっているけど、1がメインですわな。 https://www.mhlw.go.jp/content/000631552.pdf
感染可能期間・潜伏期
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/hcp/clinical-guidance-management-patients.html
潜伏期間
14日に及ぶと考えられており、曝露から症状発現までの期間の中央値は4-5日
ある研究ではCOVID-19に感染した人の97.5%がSARS-CoV-2感染後11.5日以内に症状を発症する。
症状
発熱や寒気 咳 息切れや呼吸困難 疲労感 筋肉痛や体の痛み 頭痛 新しい味覚や嗅覚の喪失 喉の痛み 鼻づまり、鼻水 吐き気や嘔吐 下痢
COVID-19は、症状が現れる2日前と3日後に最も感染しやすい
8月23日「JAMA Internal Medicine」掲載米ボストン大学公衆衛生学部助教授のLeonardo Martinez氏らが実施した研究
https://www.eurekalert.org/news-releases/926315
症状の軽い人や中程度の人に比べて、無症候性の一次感染者が身近な人にCOVIDを感染させる可能性は非常に低く、
感染したとしても、その人たちが顕著な症状を経験する可能性も低いことがわかりました。
→
潜伏期間は1〜3日のインフルエンザと比べてコロナは長く、
毎日ある程度の感染予防対策していれば発症前に対応できるのでは? 風邪予防と同じことしかないし、できないし、意味が無いと思う。
体調悪かったらすぐ帰って寝る
消化の良い食べ物と水分たっぷりとる
暖かくしてなー
ふだんから外出後の手洗いうがい
生活習慣正しく
ストレス溜めない
よく寝る
栄養バランスもよく、量も適切に
適度に運動もなー
それ以外何も無いよ。 それでいいんだけどねーmRNAの無症状感染者が感染流行時期にうろつくとね…
○増殖箇所は上気道である
https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68714
新型コロナ 上気道のウイルス増殖がヒトヒト感染の原因か
新型コロナウイルスは上気道で増殖しやすい傾向がある
「臨床所見は肺炎のため、ウイルスが増殖する場所は肺のはず。しかし、肺で増殖した場合は、人から人に感染することはあまりない」
https://news.yahoo.co.jp/byline/takayamayoshihiro/20200622-00184414
飛沫のほとんどが鼻腔や咽頭などの上気道に付着しますが、エアロゾルでは気管や肺にまで達することができます。
インフルエンザと比して、ウイルス性肺炎を発症しやすい新型コロナでは、エアロゾルの発生がリスクとされる所以だと考えられます。
×上気道から肺にウイルスが回る
○自分・他人の上気道からエアロゾルを排出し吸い込むことでウイルスは肺胞まで到達可能
○飛沫感染はサイズが大きいため上気道着地のため軽症
(マスクに付着した多量の飛沫が蒸発してエアロゾル化すると高純度のウィルスの小さな粒子となる)
https://tkp.at/2020/12/15/nochmal-masken-mehr-schaden-als-nutzen/ 換気 エアロゾル排除(場所によってはCO2濃度測定器を使用することも)
加湿器 エアロゾル化防止 UV除菌付きのも
吸入器 上気道を洗う 温熱による殺菌効果
顔を洗う ウイルスを流す
歯磨き 口腔内をきれいに 更にフロス等を使う
手を洗う アルコール消毒のやり過ぎは逆効果 適切に洗うこと
鼻うがい 上気道でのウイルス増殖対策
喉うがいイソジン イソジンは殺菌効果高いが喉を傷めるので日を開ける
喉うがい塩 イソジンの代わりにNaclでうがい 対コロナ効果は証明されてない 一般ウイルス減効果は有り
メガネを洗う ウイルス付着するが上気道に落ちる
ビタミン C D3 亜鉛 マグネシウム などのビタミン接種 各種ビタミンについて要検索
帰宅時シャワー ウイルス排除
運動 ステイホームだと免疫力が落ちる
ダイエット NPO法人日本ECMOnetによるとBMIの高い人が重症になりやすい。日本人平均BMI23以下
睡眠 免疫力
マスク 社会生活上マスク必須の場合、マスクは汚いので適宜交換 外では外す
温かい飲料水 温かい飲み物で上気道内の免疫力を上げてウイルスを殺せ
鼻スプレー 鼻うがいでいいのでは?
ナザールスプレー 鼻腔での効果
過度に消毒しすぎない 常在菌を殺さない 逆に聞きてえ。
私はインナーマスク入れた不織布マスク1週間使い回し、もちろんベッタベタ触ってるし、勿体無いし。
洗うときはインナーマスクだけ洗濯機にポーンと入れる。
緊急事態宣言地域だけど、この間測っても、全く陰性。
ついでにこっそり酒出す店に出入り。
ワクチンは打ってません。
普通に満員電車乗ってる会社員です。
そんなに気にしてみんな生きてるの? ウイルスベクターや組み替えタンパク質のワクチンはどうなんだ? 対コロ接種中のアストラは個スレ有るからそちらへー
ノババックスは個スレあるけど接種前だからどちらでもフリーというグレーな感じだな
>>8
夏の感染者増加した時は気にしたり社内で接種率上がってきたから気になる
オレの場合
社内と電車だけ付き合いマスクしてるな
コロナ対策でやりだしたのは鼻うがいだけど
別にコロナでなくても気持ちいいし調子よくなるから続けようと思う
帰宅時の喉のうがいは毎日 ナザールスプレーは気になった時のみ
酒嫌いでワク無し BCG打ちだが
別にワクらなくても余裕だけど人それぞれだからなー mRNAは寿命を縮めるならBCGは寿命を延ばすワクチンと考えて良い
今回の件で調べたけど、BCGは最強ワクチンだよ
コロナの発症機序や感染した時や可能性がある時のためにも知識はあったほうがいいかと 新型コロナウイルス感染症の症状の一番のトピックはサイトカインストーム サイトカインの暴走、免疫暴走
バクテロイデス・プレビウス
https://wired.jp/2010/04/09/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E8%85%B8%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%EF%BC%9F%EF%BC%9A%E6%B5%B7%E8%97%BB%E3%82%92%E6%B6%88%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E7%B4%B0%E8%8F%8C/
日本人の腸だけに存在?:海藻を消化する細菌
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000021194.html
海藻メーカーの社員の腸内には、「海藻好き」な腸内細菌がいっぱい存在していた!
海藻を食べる食習慣のある日本人の腸内には、バクテロイデス・プレビウス(Bacteroides plebeius、以下、プレビウス菌)という種の腸内細菌が常在しています。
このプレビウス菌は海藻の食物繊維を分解する遺伝子を持っている 日本人においては、その保菌率が高いと言われている。
バクテロイデス属 wikipedia から
バクテロイデス属菌の菌体成分が作用する免疫修飾は抗原提示細胞を介したT細胞応答の活性化や炎症反応の制御などが行われ、
宿主生体の生理機能にも影響を与えていると考える研究者もいる
https://ci.nii.ac.jp/naid/130003383394
バクテロイデス・プレビウス や ポルフィラナーゼ と 免疫 の関係
https://www.waseda.jp/top/news/39021
健康な日本人の腸内細菌叢の特徴解明、約500万の遺伝子を発見 平均寿命の高さや低肥満率等との関連も示唆
https://harunohikari.com/blog_posts/%E7%AC%AC3%E9%A0%85/
・海藻類(の多糖類)を分解する酵素(ポルフィラナーゼ)遺伝子の保有率が日本人約90%に対して外国人は0〜15%と低い。
日本人の腸内細菌には細胞のDNAが傷ついた時に修復する遺伝子が少なかった。
これは、逆にいえば細胞のDNAが傷つきにくい腸内環境であるために、修復の遺伝子を持つ細菌が増えなかったとみられる。
DNAの損傷は細胞のガン化につながるため、ガンになりにくい腸内環境と考えられます。
腸内細菌と免疫の違いがファクターXを構成するうちの10%くらいはあるかもしれない
サイトカインストームが起こらなければ重症化しない 自然免疫がCOVIDワクより強力と示す15研究 @keisuke4713 から
https://theblaze.com/op-ed/horowitz-15-studies-that-indicate-natural-immunity-from-prior-infection-is-more-robust-than-the-covid-vaccines
1)ワク接種と感染の免疫応答https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=3838993
IFN刺激増:ワク接種なし
コロナ患者
クローン化B細胞とT細胞の大部分がエフェクター細胞 迅速で耐久性 幅広免疫
ワク接種
メモリー細胞 応答遅い 適応免疫
1’)参考
SARS-CoV-2 mRNAワクチンは、COVID-19で観察されたIFNを介した炎症がない際、強力な適応免疫応答を誘発
https://medrxiv.org/content/10.1101/2021.04.20.21255677v2.full-text
ワクは感染時抗体産生する形質芽球、メモリーB細胞も感作されない
https://i.imgur.com/m1ZiZZN.jpg
2)SARS-CoV-2感染?長寿命の骨髄形質細胞を誘導
https://nature.com/articles/s41586-021-03647-4
軽症感染さえ回復者は何十年も抗体を作り続ける骨髄細胞を持つ
ワク接種者に欠ける強固なT細胞メモリーと別に、過去の感染でメモリーB細胞が作られ、骨髄形質細胞は何十年も抗体を作る
SARS-1免疫が17年持続するのも納得!
3)以前に感染した個人におけるCOVID-19ワクチン接種の必要性
https://medrxiv.org/content/10.1101/2021.06.01.21258176v3.full-text
以前に感染した医療従事者1,359人
パンデミックの10か月後に再感染した医療従事者は一人もおらず、これらの個人の一部は通常の人口よりもCOVID陽性患者の周りにいます。
https://i.imgur.com/zbo8Hpn.jpg
4)持続的な抗体反応とメモリーB・T細胞を伴うSARS-CoV-2感染後の耐久性幅広免疫記憶を示す
https://cell.com/cell-reports-medicine/fulltext/S2666-3791(21)00203-2#%20
殆どの患者が、ウイルスの複数部分を標的とする、耐久性抗体、メモリーB細胞、耐久性多機能CD4・CD8T細胞産生
:回復患者は広く効果的免疫が長期間持続
自然免疫に追加接種は必要無
https://i.imgur.com/u3zlLEu.png
5)ワク後のT細胞・B細胞の単一細胞プロファイリング
https://biorxiv.org/content/10.1101/2021.07.14.452381v1
自然感染誘発:より大きなCD8 T細胞クローン拡大は、mRNAワクチンで見られないウイルスに提示されるより広範認識
接種後の上位増殖は、CD8 EM:図1B・4E
回復期の個体内拡大は、CD8EMとCD8CMの両方含まれた:図1B・4F
https://i.imgur.com/iA1ASvx.jpg
6)ワク誘発T細胞は、変異株に反応するが、過去感染に応じて寿命と特性が異なる
https://biorxiv.org/content/10.1101/2021.05.12.443888v2.full
感染未経験者は、2回目接種でT細胞反応量は増加したが質低下
回復者2回目接種は変化せず。
回復期ワク接種のスパイク特異的T細胞は、未感染接種と異なり、長期持続性、鼻咽頭への帰巣能力を示唆
6’)鼻咽頭を介して広がる?自然感染が遙かに強い粘膜免疫を伝える
:既感染者が、接種した感染未経験者よりも遙かに安全
粘膜免疫を伝えるのはワクチンでなく以前の感染
実際、接種した感染者の鼻咽頭に、未接種と同じ程度のウイルス量あり
?殆どの成人接種にも関わらず、多地域で猛烈拡大
7)BNT162b2mRNAワクチン・SARS-CoV-2感染後の抗体価低下の大規模研究
感染既往は、抗体衰え遅い
接種者は、1ヶ月毎に最大40%抗体価減
回復者は、1ヶ月毎に5%未満しか減少せず
https://medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.19.21262111v1.full-text
2回目接種146日以上経過?有意に感染率高い
60歳以上で最も強い増加
https://medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.03.21261496v1.full-text
https://i.imgur.com/5HaHeWx.jpg
https://i.imgur.com/nwVfSiE.jpg 8)SARS-CoV-2再感染リスクを経時的定量化
https://ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8209951/
10カ月以上フォローCOVID60万人以上の回復者 コホート研究11のレビュー
オーストリア、デンマーク、イスラエル、カタール、米国、医療従事者、老人ホーム入居者とスタッフ
ワクチンと異なり、時間経過で再感染リスク増の報告なし
9)抗体陽性は、95%有効性 少なくとも7か月再感染を防ぐ
https://thelancet.com/journals/eclinm/article/PIIS2589-5370(21)00141-3/fulltext#%20
7カ月以上追跡調査期間中、免疫力低下を示す証拠なし
再感染数件で一次感染より重症度低く、重症1件、2件中等度、重症や致死的なし
突破感染多くが非常に強症状
殆どの再感染は、定期検査、接触者追跡で診断:軽い
10)既往感染保護はワク保護と同様:イスラエル3か月の全国的経験
https://medrxiv.org/content/10.1101/2021.04.20.21255670v1.full-text
イスラエルの研究者はイスラエル人630万人とCOVID状態を調査、1人だけ、既感染者の死亡確認したが、80歳を超えていた
5ヶ月以上前にワク接種した人に入院や死亡が相次いでいるのと対照的
*自然淘汰された
11) 接種された回復期・被験者における生ウイルス中和試験
https://medrxiv.org/content/10.1101/2021.05.11.21256578v1.full-text
感染既往無、2回接種と軽度感染の医療従事者・重症患者の3群
既往感染者の両群で懸念される2亜種に中和逃避を恐れられず 20H/501Y.V2に対する中和反応が、19A・20I/501Y.V1と比較し、ワクで完全免疫者で減少した 12)無症候性感染の高機能ウイルス特異的細胞性免疫応答
https://rupress.org/jem/article/218/5/e20202617/211835/Highly-functional-virus-specific-cellular-immune
有症状と無症状の回復者T細胞反応
無症状感染:顕性感染者に比べ、将来の感染防御力が低い?
無症状感染は、免疫が弱くなく、ウイルス特異的な細胞性免疫反応が非常に機能的
?危険な炎症反応を起こさず、対処準備済み
https://i.imgur.com/eMqS4Mu.png
https://i.imgur.com/hsrcvks.png
13) 特異的T細胞メモリーは、回復期10か月間維持され、幹細胞様メモリーT細胞の開発に成功
https://www.nature.com/articles/s41467-021-24377-1
回復期患者から作られたT細胞が幹細胞様性質を持つ
重症度が異なる回復者のSARS-CoV-2特異的記憶T細胞調査
?長期SARS-CoV-2特異的T細胞記憶は、重症度にかかわらず、巧く維持される
14) 接種後の抗SARS-CoV-2受容体結合ドメイン抗体の進化
https://biorxiv.org/content/10.1101/2021.07.29.454333v2
既往者の記憶B細胞は、免疫低下でなく、突然変異に耐性、広範強力な抗体発現
自然感染で長時間選択された記憶抗体は、ワク接種誘発抗体より、より強力で幅広
*自然免疫が指数関数的大きい生来細胞性免疫を考慮前で
15)ナイーブ・回復者のT細胞免疫に2回目投与量の異なる効果
https://biorxiv.org/content/10.1101/2021.03.22.436441v1.full
自然免疫はワクと比べ、より長持ちする適応B細胞反応と自然T細胞反応を提供
感染既往は、ワクによる副作用リスク高く、既往者に接種は不要、危険
ワクは、過去感染構築の優れたT細胞免疫を傷つける
のか?
回復者は、2回目後10日目にIFN-γ有意減
2回目投与後にスパイク特異的IgGレベルと関連し追加されるはずが、回復者は、2回目接種で体液性免疫が向上しないだけでなく、スパイク特異的T細胞反応の縮小
他研究で“回復者スパイク特異的体液反応の全体的な大きさに、2回目接種量が有害影響を及ぼしている ”
https://i.imgur.com/xKGpjNX.jpg 改めて色々調べているんだが、結局、ビタミン投与はどうなんだ?
時間経って調べると色々残念だった 効果は否定的
https://sndj-web.jp/news/001123.php
ビタミンD、C、E、亜鉛、セレン、ω3脂肪酸は新型コロナウイルスのリスクを下げ得るか?2020年12月23日
高濃度ビタミンCが新型コロナウイルス感染症の予防になる!?8月 13, 2020
上海政府がビタミンCの点滴療法がCOVID-19患者に有効であり正式に推奨したと報告がありました。量としては成人体重を70kgとすれば1日約3.5~14gになります。
https://orthomolecular.activehosted.com/index.php?action=social&chash=a8baa56554f96369ab93e4f3bb068c22.146
https://hfnet.nibiohn.go.jp/notes/detail.php?no=2144
ビタミンC が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に対して効果があるように謳う宣伝が見受けられますが、現時点ではそのような効果は確認されていません。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35166586.html
新型コロナ、「ビタミンCと亜鉛に回復早める効果なし」の研究結果 2021.02.17
Widely shared social media posts falsely claimed the National Institutes of Health issued a new recommendation to use vitamin C, vitamin D3 and zinc to prevent and
treat COVID-19. It didn’t. Get the facts from @AP
https://apnews.com/article/fact-checking-038944486790?
エルサルバドルは政府からコロナキットが配布されている。FLCCCに似てる内容。
アセトアミノフェン鎮痛用 ビタミンC ビタミンD3 亜鉛 アスピリン100mg血栓用 イベルメクチン6mg
中等度?重度のCOVID-19を有する入院患者240例を対象としたRCT プラセボと比較して200,000 IU のビタミンD3を単回投与しても入院期間は有意に短縮しない(中央値 7.0 vs 7.0 日)
Effect of a Single High Dose of Vitamin D3 in Patients With Moderate to Severe COVID-19
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2776738
COVID-19関連の持続症状に亜鉛やアスコルビン酸(ビタミンC)を追加しても持続期間の有意な短縮を認めない
Effect of High-Dose Zinc and Ascorbic Acid Supplementation vs Usual Care on Symptom Length and Reduction Among Ambulatory Patients With SARS-CoV-2 Infection
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2776305 MERSでも(抗体を含む)ラクダ乳の飲用が感染リスクを下げる(*1)
ロシア風邪(HCoV-OC43パンデミック)で見られた症状が新コロと似ていた(*2)
*1 T-cell responses to MERS coronavirus infection in people with
occupational exposure to dromedary camels in Nigeria: an observational cohort study
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099%2820%2930599-5/fulltext
>The finding that drinking unpasteurised camel milk was
>negatively correlated with infection risk is surprising
>MERS-CoV antibody present in camel milk could
>provide protection against MERS-CoV infection.
*2 Clinical evidence that the pandemic from 1889 to 1891 commonly called
the Russian flu might have been an earlier coronavirus pandemic
https://sfamjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1751-7915.13889 https://www.kpu-m.ac.jp/doc/news/2021/20210615.html
【論文掲載】茶カテキン類による新型コロナウイルス不活化効果を試験管内の実験で確認(京都府立医科大学と伊藤園の共同研究)
一方で、お茶を口中に含んだ時に、口腔内で唾液中のウイルスが茶カテキン類に
よって不活化される効果は期待できると考えられます。
それゆえ、多くの人がお茶を飲めば、唾液中のウイルスが不活化されることによって飛沫感染が減少し、
人集団全体としてはウイルスの感染拡大を減弱させられる可能性は考えられます。
たとえば飲食店などで、マスクを外したら会話する前にまずお茶を含み飲みする
(10秒間程度口腔内全体にお茶を行き渡らせてから飲む)、
といった行動を多くの人がとれば、症状のない感染者から周りの人への感染が減らせるかもしれません。
つまり、お互いに他人のためにお茶を飲むという、「公衆衛生的な」使い方は有効な可能性があります。 2021/01/30 11:00
「ワクチンまではこれで身を守れ」最新コロナ論文を追う免疫学者が訴える栄養素
日本人は「ビタミンD」が足りない
https://president.jp/articles/-/42767?page=1 https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsptsci.1c00080
「1.5%の塩水(塩15g:水1?)によるうがいと鼻洗浄で、#新型コロナウイルス の増殖を100%阻止できた!」という論文が、
アメリカ化学学会のジャーナル『薬理学および転化科学』に、2021年9月3日、発表された。
人の細胞が、#新型コロナウイルス の増殖を100%阻止するのを助けてくれる塩水の塩分濃度の計算がこれ
塩(NaCl)の分子の質量:Na 35.45+Cl 22.99=58.44
X:1リットル中の塩の重さ
260mM(0.26mol)=X/58.44
0.26×58.44=X=1リットル中の塩の重さ=15.1944g
つまり1.5%
この論文を読むために必要な専門用語
depolarization(脱分極):https://jsme.or.jp/jsme-medwiki/02:1007833
mM(ミリモル;mmol/L): モル(mol)濃度https://otsukakj.jp/healthcare/iv/unit/
生理食塩液は塩分濃度が0.9%の塩水ですので、1.5%の塩分濃度には達していません。
新型コロナウイルスの増殖を阻止するためには、蕎麦のつけダレくらいの塩辛さの塩(NaCl)水で、
ウイルスが侵入した細胞にNa(ナトリウム)を流入させる必要があります。
この論文にうがいと鼻洗浄の臨床試験はない。
実際の実験は、3日間新型コロナウイルスに感染させた非人霊長類腎臓上皮細胞由来の細胞株を1.5%の塩水に漬けた場合、
ウイルスの増殖を100%阻止できたというもの。それを鼻腔や咽頭の上皮細胞の感染に対応した誇張表現が下のツイート
先の誇張表現を用いた理由は、論文タイトルを和訳したのでは、
上皮細胞に新型コロナウイルスが感染した場合1.5%の塩水がその複製を100%阻止するという効果を具体的に連想し辛いと考えたからです。
そこで鼻腔と咽頭の上皮細胞が感染した場合に置き換えた。悪質な医療産業の下で手遅れにならないように
この論文にうがいと鼻洗浄の臨床試験はない。
実際の実験は、3日間新型コロナウイルスに感染させた非人霊長類腎臓上皮細胞由来の細胞株を1.5%の塩水に漬けた場合、
ウイルスの増殖を100%阻止できたというもの。
それを鼻腔や咽頭の上皮細胞の感染に対応した誇張表現が下のツイート 帝京大、BCGよりも結核がコロナ被害の国・地域差に関わることを発?
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/release/21/06/21/10954/?n_cid=nbpbto_twbn
Effectiveness of booster BCG vaccination in preventing Covid-19 infection
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34403297/
BCGで新コロを予防できる有効性が査読済み論文で認められた!
感染リスクの高い医療従事者を対象に【BCG接種グループで感染者がゼロ!】
BCGによる免疫効果はデルタなどの変異種を含む【コロナ全般を予防できる!】
一般的に疑問視される【BCG追加接種】の有効性が認められた大きな一歩
「この調査はBCGを普遍的に接種している国で新型コロナの患者が少ない事実がある事から、
実際の免疫効果を調べる為’20年3月初旬にBCGの追加接種を行い同6月末までの290名の検査を実施:
BCG接種者 陽性者0人【0%】
非接種者 陽性率18人【8.6%】
の結果を得た「今回の調査でリスクの高い医療従事者の感染予防へのBCG追加接種の潜在的な有効性が示された。」
BCGが対新コロに効いている主経路は2つ
1)メモリーT細胞を50-100倍に強化し交差反応性を劇的に増加;図の左側
http://bcgandautoimmunity.org/wp-content/uploads/2017/10/PostConferencePPTFinal.pptx.pdf
2)自然免疫(マクロファージ、単球等)の強化「訓練免疫」;図の右側
今回の京大発表は1)の方ですね
BCG効果のT細胞経路では、さらに細かく
・NSP13が従来コロナ風邪、新コロ、BCGで類似
→従来コロナ風邪との交差反応性
→NSP13はウイルス複製に必要→ウイルス複製抑、重症化だけでなくスプレッダー抑制
・NSP3が新コロ、BCGで類似
→BCGが新コロの抗原認識する確率をアップ
BCGが新コロに効く作用機序が判明!
・BCG由来ペプチド8種類が新コロ由来ペプチドと非常に類似
・試験管内でBCG投与したドナーのT細胞が新コロ由来ペプチド7種類に強力に反応!
・メモリーT細胞、新コロ再曝露への反応も強化
・ただしBCG接種者での有意差なし ※豪は35年前義務化終了、結核菌刺激なし
1) BCG由来ペプチドと非常に類似したペプチドを含む新コロウィルスNSP13は他の従来コロナ風邪ウィルスにも見られる
2) 一方、NSP3は他にはあまり見られない
3) BCGはメモリーT細胞を強化する
1)*3)->BCGは従来コロナ風邪による交差免疫を強化
2)->BCGが新コロの抗原認識する確率をアップ
↑論文が査読済みに
https://frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2021.692729/full
で、↓の論文と繋がる
新コロに継続的に暴露しながらなぜか感染も抗体陽性にもならない医療従事者のT細胞免疫を調べてみたら、他のコロナ風邪と類似している新コロの複製転写複合体(RTC; NSP7/12/13)への反応が強くて、抗体を作るまでもなく防御していたことが判明。アジア・アフリカはこれだよね。
ワクチンの抗原として、スパイク等の構造物でなく、ウイルス複製転写複合体(RTC)を採用する方がよいだろうとも
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.06.26.21259239v1
・BCGがメモリーT細胞強化
・ウイルス複製転写複合体(RTC; NSP7/12/13)へのT細胞反応強いと抗体作らず防御
・NSP13が新コロ、従来コロ、BCGで類似
・NSP3が新コロ、BCGで類似
→BCG自体が新コロT細胞ワク
ワクチンを考えるうえで、複製転写複合体RCTを抗原とするのは大事なのでは?そうすることで、ブレークスルー感染時のウイルス複製を抑え、スプレッドを減らせるのでは?
BCG効果は感染予防効果、重症予防効果もそこそこあるだろうが、集団として一番大事なのはこのスプレッド抑制なのだろう。 https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2021.692729/full
BCG Vaccine Derived Peptides Induce SARS-CoV-2 T Cell Cross-Reactivity
私は個人的には、自然免疫による防御効果が大きいのではと思っていますが(T細胞研究者のくせに)、この論文は良いと思います。
内容はsatoさんの解説の通り。Fig4は弱いけど。BCG接種者で強化の傾向あるけど有意差なし。もっと上の雑誌に載らなかったのはそのためでしょうね
この雑誌Front Immunolは IF=5。投稿料が高くハゲタカと言われることもありますが、査読システムがフェアなので私は好きです。
論文が受理されると査読者の名前が必ず公開される(著者欄の横に)ので、査読者は真面目に査読します。
怪しい論文は徹底的に落とすか、査読から外れます(名前は出ない)。
https://frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2021.692729/full
物凄い論文が出てきました。BCGワクチンに含まれるタンパクの一部が、SARS CoV-2のnsp3とnsp13のタンパクの一部と非常に似ており、
この似ている部分のコロナのペプチド刺激により、BCGワクチン接種者のCD4やCD8が活性化しているとのこと。
killing能は評価していないことや、マウス実験等で再現性が取れていないのでこのレベルの雑誌か。
こうなると、2020年の上半期に言われてたように、bcgワクチン接種国で新型コロナウイルス死亡率が低いのも説明がつきやすいですね。
BCGワクチンの治験は去年行われていたものは失敗していましたが。
これ15merのペプチド8つなんですが、基本的に一つのペプチドでCD4もCD8も活性化できているの凄いですね、よく考えてみると。
とはいえ、接種から20年以上経てば恐らくstem cell memoryのT細胞が残っているだけと考えられますし、
vivoでは感染防御効果は恐らくなく、感染後にpre-existingなT細胞がexpandして重症化を予防する程度の効果なのかなとは思いますが。
SARS CoV-2のnsp3はPLproという酵素で、BCGのUPF0189同様macro-domainを有しており、
またヘリガーゼであるnsp13はBCGのRecB nucleaseやzinc-metalloprotease-FtsH同様walker-A-motifを有している。
この相同性は偶然ではないのかもしれませんね。nsp13に関しては他のコロナでも非常に相同性が高い。 【備忘録】
☆ T細胞免疫による新型コロナの感染と重症化への予防効果などについて、これまでに発表された研究論文(→)
SARS-CoV-2-derived peptides define heterologous and COVID-19-induced T cell recognition
https://www.nature.com/articles/s41590-020-00808-x
『Is the “Common Cold” Our Greatest Ally in the Battle Against SARS-CoV-2?』
https://frontiersin.org/articles/10.3389/fcimb.2020.605334/full
『Pre-existing T-cell immunity to SARS-CoV-2 in unexposed healthy controls in Ecuador, as detected with a COVID-19 Interferon-Gamma Release Assay』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33582369/
(→)
『Immune Memory in Mild COVID-19 Patients and Unexposed Donors Reveals Persistent T Cell Responses After SARS-CoV-2 Infection』
https://frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2021.636768/full
『Exposure to SARS-CoV-2 generates T-cell memory in the absence of a detectable viral infection』
https://www.nature.com/articles/s41467-021-22036-z
『Mucosal Associated Invariant T (MAIT) Cell Responses Differ by Sex in COVID-19』
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.12.01.407148v1
『Impairment of T cells’ antiviral and anti-inflammation immunities dominates the death from COVID-19』
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.04.26.21256093v1.full
Cureus | BCG Scar Local Skin Inflammation as a Novel Reaction Following mRNA COVID-19 Vaccines in Two International Healthcare Workers
BCG local scar inflammatory reactions have been mostly associated with Kawasaki disease in children
https://www.cureus.com/articles/55547-bcg-scar-local-skin-inflammation-as-a-novel-reaction-following-mrna-covid-19-vaccines-in-two-international-healthcare-workers
Variances in BCG protection against COVID-19 mortality: A global asses...
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2405579421000383
Weaker protection against tuberculosis in BCG-vaccinated male 129 S2 mice compared to females
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264410X21012305
Hints that century-old TB vaccine offers an immune boost against Covid-19
https://www.chemistryworld.com/news/hints-that-century-old-tb-vaccine-offers-an-immune-boost-against-covid-19/4013833.article ・BCG株違い仮説
・ネアンデルタール人由来13遺伝子説
・土着ウイルス交差免疫説
・土足の有無説
・最小発症ウイルス数が実は多い説
・腸内細菌叢の差異による、炎症性/抑制性サイトカインの多寡の差説
・民度説(望み薄)
「東アジア土着ウイルス交差免疫説」
→これは結構初期から言われてたやつで、BCG仮説を信じてない人はだいたいこの説を単独主張してるパターンが多い印象です。
「最小発症ウイルス数が大きい説」
→これ私独自の説です。結構自信ありなんですけど、どうせ検証が難しいからか、言ってる人見ません笑
☆BCG株の差異説
☆ネアンデルタール人由来遺伝子説
○生活空間が土足か否か説
○入浴習慣&頻度の差異説
○手洗い習慣&アルコール普及率説
△土着ウイルス交差免疫説
△腸内細菌叢説
×自粛がんばったで賞説 COVID-19関連追加(2020年5月21日)【BCG仮説について最新の論文2編(4月5日,5月14日の内容に追加)】
http://www.isobe-clinic.com/covid-19/COVID-19_20200521.html
COVID-19関連追加(2020年5月14日)【BCG接種はSARS-CoV-2感染に対する防御効果をもたない報告(JAMA),ネコへの感染の報告(NEJM)の2編】
http://www.isobe-clinic.com/covid-19/COVID-19_20200514.html
COVID-19関連追加(2021年9月12日)T細胞応答のさらなる広がり【COVID-19のT細胞応答にさらなる広がりをもたらすこと】
http://www.isobe-clinic.com/covid-19/COVID-19_20210912.html
新型コロナウイルス感染症まとめver3(2021年3月31日)【COVID-19の最初の12ヶ月間: 免疫学的洞察のタイムライン】
http://www.isobe-clinic.com/covid-19/COVID-19_20210331_matome3.html
A single dose, BCG-adjuvanted COVID-19 vaccine provides sterilizing immunity against SARS-CoV-2 infection in mice
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2020.12.10.419044v2
BCG vaccination history associates with decreased SARS-CoV-2 seroprevalence across a diverse cohort of health care workers
https://www.jci.org/articles/view/145157
GIS-Based Analysis Framework to Identify the Determinants of COVID-19 Incidence and Fatality in Africa
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/21501327211041208
Impairment of T cells’ antiviral and anti-inflammation immunities dominates the death from COVID-19
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.04.26.21256093v1
コロナにBCGは「有効」なのか?東北大・大隅教授が緊急解説
https://diamond.jp/articles/-/234432 Mice infected with Mycobacterium tuberculosis are resistant to secondary infection with SARS-CoV-2
結核菌に感染したマウスはSARS-CoV-2の二次感染に抵抗性を示す
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2021.11.09.467862v1
ABSTRACT
Mycobacterium tuberculosis(Mtb)とSARS-CoV-2(CoV2)は、感染症による主要な死亡原因である。
MtbとCoV2はともに重篤な呼吸器感染症を引き起こし、時には命を落とすこともあるが、
Mtbの感染とそれに伴う免疫反応がCoV2の二次感染に及ぼす影響は不明である。
この問題を解決するために、我々はMtbに慢性的に感染させたマウスを用いて、COVID19の2つのマウスモデルを適用した。
いずれのモデルにおいても、Mtbに感染したマウスはCoV2の二次感染とその病理学的影響に対して抵抗性を示し、
CoV2感染はMtb量に影響を及ぼさなかった。また、CoV2感染はMtb量に影響を与えなかった。
共同感染マウスと単独感染マウスの肺のシングルセルRNAシーケンスにより、Mtb感染マウスの抵抗性は、
ウイルス感染時のT細胞およびB細胞サブセットの拡大と関連していることが示された。
これらのデータを総合すると、Mtb感染は、CoV2の生存を助長しない方法で肺環境を整えることが明らかになった。
著者概要 結核菌(Mtb)とSARS-CoV-2(CoV2)は、ともに肺疾患を引き起こす異なる生物である。
我々は、Mtbに感染したマウスがCoV2の二次感染に抵抗性を示し、Mtbの感染量には影響がなく、
抵抗性は肺のT細胞およびB細胞の増加と関連しているという驚くべき観察結果を報告する。
w Is the course of COVID‐19 associated with tuberculin skin test diameter? A retrospective study
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/jmv.27414#.YXe5j3bXO88.twitter
全文
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.1002/jmv.27414
ツベルクリン反応で感染・重症化リスクわかるよ!
コロナ感染者76人中
・ツ反陽性23人・30%
・陰性53人・70%
→感染がツ反陰性に偏り
ツ反陽性23人中
・軽症23人・100%
ツ反陰性53人中
・軽症24人・45%
・中症22人・42%
・重症7人・13%
→ツ反陽性は全員軽症!
血清リンパ球の数大事
日本人は~50歳ぐらいまで概ねツベルクリン反応陽性=コロナ感染・重症化抑制免疫保有
50歳超えるとBCG/結核効果が落ちてツ反陰性が増える
中年以上で心配な人は、ツ反でコロナ感染・重症リスクをチェック可能
さらにツ反自体に細胞性免疫のブースト効果あり!
https://i.imgur.com/y9d9S4y.jpg
貴重な2008年の日本での年代別ツベルクリン反応陽性・陰性率調査
・40代以下でもツ反陰性2割程度なので、念の為にツ反やっておくとベター
・50代からツ反陰性率上がるので、50歳時点でのツ反は標準検査にしてよさそう
なお、寝たきり高齢者でも4割は陽性で、結核菌強し
東北大学大類先生による寝たきり老人49人のツベルクリン反応によるリンパ球数、肺炎の調査(2000年)
ツ反陽性だと
・2年間での肺炎発症確率半分以下
・CD4リンパ球(T細胞)数が1.5倍
・Th1細胞(→マクロファージ、細胞性免疫活性化)が1.85倍、Th2細胞(→液性免疫)は変わらず
Effect of BCG vaccination on proinflammatory responses in elderly individuals
https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.abg7181 高齢者の炎症反応に対するBCGワクチン接種の影響
要旨
BCGのCOVID-19への影響を調べる臨床研究の一環として,
健康な高齢者(年齢60〜80歳)を対象に,BCGワクチン接種が,サイトカイン,
ケモカイン,急性期タンパク質(APP),マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP),
成長因子などの幅広いパネルの刺激を受けていない血漿レベルに及ぼす影響を調査した(接種前).
その結果、BCGの接種により、1型、2型、17型などの炎症性サイトカインや
1型インターフェロンの血漿中濃度が低下することが明らかになった。
また、BCG接種により、CC、CXCケモカイン、APP、MMP、成長因子の血漿レベルが低下した。
ワクチンを接種した人は、ワクチンを接種していない人に比べて、
前述のパラメータの血漿レベルが有意に低かった。このように、
今回の研究では、BCGワクチン接種の免疫調整作用が証明され、
病原性の炎症反応を低下させることにより、
COVID-19の非特異的ワクチン接種におけるBCGワクチンの有用性が示唆された。
はじめに
コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは,公衆衛生上の大きな危機であり,
予防・治療戦略の育成が重要な課題となっている。
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)は,COVID-19の原因ウイルスであり,
他の呼吸器系コロナウイルスと同様に,主に呼吸器系飛沫を介して伝播する(1)。
BCG(Bacillus Calmette-Guerin)は、結核の予防に用いられるMycobacterium bovisの弱毒生ワクチンである(2)。
これまでの研究で、BCGワクチンは他の呼吸器疾患に対しても効果的で幅広い予防効果があることが明らかになっている。
BCGワクチンの初回投与は、結核が原因ではない子どもの死亡率を低下させます(3、4)。
このようなBCGワクチン接種の非特異的な効果は子供だけではなく、
思春期(5)や高齢者でもワクチン接種により呼吸器感染症の発生が減少しています(6、7)。
BCGワクチンの接種は、非特異的な免疫の上昇をもたらすと考えられており(8)、
自然免疫反応と適応免疫反応の両方を介して作用することが知られている(9)。
一般的に、ウイルス感染時には、自然免疫反応が迅速かつ強力に働くことで、
ウイルスの排除が迅速かつ効率的に行われ、症状のある感染を抑制したり、
感染の重症度を弱めたりすることができる(10)。
そのため、BCGは、SARS-CoV-2感染やCOVID-19病に対する防御を目的として、
さまざまな臨床試験で評価されている(7, 11)。
しかし、COVID-19のホットスポットでBCGワクチン接種を使用する際の大きな懸念は、
ワクチン接種によって高度な炎症反応が誘発され、その結果、無症状または軽症の症例でも感染や病気が悪化する可能性があることです。
このことは、サイトカインストームや、補体反応性タンパク質(CRP)の高値を含むその他の炎症性反応が、
この病気の予後の悪さや転帰の悪さと関連しているという事実に照らして、特に言えることです(12-15)。
そこで我々は、SARS-CoV-2感染のホットスポットに住む高齢者を対象に、
BCG接種前後の循環炎症バイオマーカーを広範囲に評価することで、炎症とBCG接種の接点を調べることを目的とした。 結果
BCG接種により,血漿中の炎症性サイトカインおよび抗炎症性サイトカインの濃度が低下した
BCG接種後の1型、2型、17型、1型インターフェロン(IFN)、
およびその他の炎症性サイトカインのレベルを調べるために、非刺激血漿を使用した。
ベースラインまたはBCG接種前(0カ月目(M0))と接種後1カ月目(M1)のサイトカインの血漿レベルを比較した。
図1Aおよび表S1(A?C)に示すように、1型サイトカインであるIFNγ(P<0.0001)、インターロイキン2(IL-2)(P=0.0003)、
腫瘍壊死因子α(TNFα)(P<0. 0001)、IL-1ファミリーのサイトカインであるIL-1α(P<0.0001)およびIL-1β(P<0.0001)、
最後にタイプ1のIFNであるIFNα(P<0.0001)およびIFNβ(P=0.0001)、
その他の炎症性サイトカインであるIL-6(P=0. 0004)、IL-12(P=0.0010)、
IL-17A(P<0.0001)、顆粒球-マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)(P<0.0001)(図1B);
およびタイプ2サイトカインIL-4(P<0. 0001)、IL-5(P=0.0013)、IL-13(P<0.0001)、IL-33(P<0.0001)、
IL-1Ra(P<0.0001)などのタイプ2のサイトカインは、いずれもM0に比べてM1で有意に減少した(図1C)。
次に、ワクチン接種後の人の血漿中の前述のサイトカインの濃度を、ワクチン未接種の対照群と比較した。
図1に示すように、BCGワクチン接種者は、ワクチン未接種者に比べて、IFNγ、IL-2、TNFα、IL-1α、IL-1β、
IFNα、IFNβ、IL-6、IL-12、IL-17A、GM-CSF、IL-4、IL-5、IL-13、IL-33、IL-1Raの血漿レベルが低下した。 Single-cell transcriptomic profiles reveal changes associated with BCG-induced trained immunity and protective effects in circulating monocytes
https://www.cell.com/cell-reports/fulltext/S2211-1247(21)01510-2?
シングルセル・トランスクリプトーム・プロファイルにより、循環単球におけるBCG誘発訓練免疫および防御効果に関連する変化が明らかになる
ハイライト
-シングルセル・トランスクリプトーム単球プロファイリングで訓練された免疫のメカニズムを解明
-BCGによる転写の変化は、全身の炎症の軽減と一致する
-75の遺伝子がBCGによるLPS刺激への反応の変化を示す
-遺伝子の共発現により、in vitroで訓練された免疫を誘導するヒューマニンモジュールが同定された
概要
BCG(Bacillus Calmette-Guerin)ワクチンは、世界的に最も広く使用されているワクチンの一つである。
BCGは、結核に対する予防効果に加えて、異種病原体に対する二次的な免疫反応を増強することにより、
他の感染症に対するある程度の非特異的な予防効果を付与する(「訓練された免疫」と呼ばれる)。
BCGによる免疫リプログラミングの理解を深めるために、BCGワクチン接種の前後に、
細菌性リポ多糖(LPS)による二次免疫刺激を用いて、単一細胞のトランスクリプトーム測定を行った。
その結果、BCGが全身の炎症を抑えることがわかり、CCL3やCCL4などの炎症メディエーターを含む、
LPS反応が変化した75の遺伝子を同定した。
共発現解析の結果、これらのサイトカインを含む遺伝子モジュールはBCG後に協調性を失うことがわかった。
他のモジュールは協調性を高めており、その中にはin vitroで訓練された免疫を誘導することを
確認したいくつかのヒューマニン核アイソフォームも含まれている。
これらの結果は、in vivoでのBCG投与と単一細胞のトランスクリプトームの変化を結びつけ、
ヒト遺伝学実験で検証され、BCGの非特異的な防御効果に関与すると考えられる遺伝子を明らかにした。
結果
BCGワクチン接種が炎症反応を抑制する
3人の健康なドナーから、3回の来院時に単球を採取しました。初診時にはBCG接種前に採血を行った。
フォローアップサンプルは、最初の訪問から2週間後と3ヶ月後に採取した(図1A)。
ワクチン接種からフォローアップまでの間に,感染症や副反応は発生しなかった。
単球は,RPMI培地で培養するか(陰性コントロール),BCGによって誘発される非特異的な免疫反応の違いを評価するために,
グラム陰性菌である大腸菌(マイコバクテリアとは無関係)由来の微生物リガンドであるTLR4アゴニストLPSで4時間刺激した.
LPSによる変化はドナー間の差よりも大きく、採取した1,710個の単球から得られたscRNA-seqの発現プロファイルは、
ドナーではなくLPS処理によって主にクラスター化された(図1B)。 結論を最後まで読みたい
BCG vaccination and the risk of COVID 19: A possible correlation
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S004268222100204X
ハイライト
-
ポジティブセンスRNAウイルスを含む様々なタイプの感染症に対する免疫反応の非特異的な調節に、
バチルス・カルメット=グリン(BCG)ワクチン接種が果たす役割については、いくつかの報告がある。
-
現在のCOVID-19パンデミックは、ポジティブセンスRNAである重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされている。
-
BCGワクチン接種が定期的に行われていない国では、ワクチン接種を受けた国と比較してCOVID-19患者の死亡率が高いことが報告されている。
-
BCGワクチン接種者のヒト単球がSARS-CoV-2感染に対する耐性を獲得しているかどうかをバイオインフォマティクスツールを用いて調べた。
-
BCGワクチンは、SARS-CoV2に対する単球の免疫反応をより効果的に促進するが、感染を防ぐには十分ではないと考えられることを示した。
概要
結核の予防には,Bacillus Calmette-Guerin (BCG) ワクチンが用いられている。
このワクチンには、正感性RNAウイルスを含む特定の感染症に対する抵抗性を高める作用があることがわかっている。
現在のCOVID-19パンデミックは、正感RNAである重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)が原因である。
BCGワクチン接種が定期的に行われていない国では、ワクチン接種を受けた国と比較してCOVID-19患者の死亡率が高いことが報告されている。
我々は、BCGワクチンが単球の免疫応答を調節することでSARS-CoV2感染を制御しているのではないかという仮説を立てた。
我々は、BCGワクチン接種者のヒト単球がSARS-CoV2感染に対する抵抗力を獲得するかどうかを調べるために、GSE104149データセットを解析した。
データセットから得られた差次的に発現する遺伝子を用いて、BCGワクチン接種後の単球の濃縮されたパスウェイ、
生物学的プロセス、および分子機能を決定した。
これらのデータは、BCGワクチンがSARS-CoV2に対する単球の免疫反応をより効果的に促進することを示しているが、
感染を防ぐには十分ではないと思われる。
5. 結果
(省略)
このように、共通して濃縮された遺伝子のほとんどは、CXCL8ケモカインを除いて、
抗ウイルス機構を持つインターフェロン誘導遺伝子であることが推察されます。
CXCL8を除くこれらの遺伝子は、BCGワクチンの投与により、データ解析の結果、すべて上昇した。
このことは、BCGが新規のSARS-CoV2ウイルス感染に対して、生得的な細胞性抗ウイルス反応を促進することを示している。
SARS-CoV2は、これらの上昇した抗ウイルス因子のいくつかに対して回避機構を持っているが、
BCGと他の薬剤を投与することで、そのような回避機構を克服することができる。
また、BCG接種者から分離した単球におけるACE2の発現には、有意な変化がないことがわかった。
ACE2受容体は、SARS-CoV2の細胞への感染性に関与していることから、BCG接種者でも単球へのSARS-CoV2の感染は可能であると考えられる。
以上のことから、今回のデータは、過去にBCGワクチンを接種した患者で培われた訓練された免疫が、
SARS-CoV2に対する相互防御メカニズムを誘発するという前提を支持するものである(Kleinnijenhuisら、2015年、Covianら、2019年)。
したがって、BCGワクチンを接種した患者は、SARS-CoV2の感染力の低下は保証されないものの、
特に高齢者層においてSARS-CoV2に対する免疫反応が増強される可能性がある。
これらの知見を確認するためには、BCGワクチンを用いてSARS-CoV2に対する免疫力を高める臨床試験が不可欠である。 https://www.nature.com/articles/s41586-020-3035-9
A single-dose live-attenuated YF17D-vectored SARS-CoV-2 vaccine candidate
単回投与の弱毒化したYF17Dベクターを用いたSARS-CoV-2ワクチン候補
概要
コロナウイルス感染症2019(COVID-19)の拡大に伴い、安全で効果的かつ即効性のあるワクチンの開発が求められている。
いくつかのワクチンプラットフォームは、迅速な緊急対応のために活用されている1。
ここでは、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に対する候補ワクチン(YF-S0)の開発について述べる。このワクチンは、
弱毒化した黄熱病17D(YF17D)ワクチンをベクターとして使用し、SARS-CoV-2スパイク抗原の非切断性プレフュージョンフォームを発現させたものである。
いくつかの動物モデルを用いて,ワクチンの安全性,免疫原性,有効性を評価した.YF-S0は安全性に優れ、
ハムスター(Mesocricetus auratus)、マウス(Mus musculus)、カニクイザル(Macaca fascicularis)において、
高レベルのSARS-CoV-2中和抗体を誘導し、同時に黄熱ウイルスに対する防御免疫を誘導することがわかった。
体液性免疫は、マウスで示されたように、好ましいTヘルパー1の極性を持つ細胞性免疫反応によって補完される。
ハムスターモデル2およびマカクにおいて、YF-S0はSARS-CoV-2の感染を予防した。
さらに、YF-S0を単回投与することで、ワクチンを接種したハムスターのほとんどが10日以内に肺疾患から保護された。
このように、YF-S0は、単回投与によって引き起こされる免疫反応の質と防御免疫を獲得する速度が速いことから、
この強力なSARS-CoV-2ワクチン候補をさらに開発する必要があると考えられる。
https://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/106569
コロナウイルス:弱毒生黄熱ウイルス17D株(YF17D)ベクターを用いるSARS-CoV-2ワクチン
2021年2月11日 Nature 590, 7845
L Sanchez-FelipeとJ Neytsたちは今回、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の
融合前型スパイク抗原を発現する弱毒生黄熱ウイルス17D株(YF17D)ベクターを用いたワクチンが、
マウスにおいて、SARS-CoV-2中和抗体と、1型ヘルパーT細胞が仲介する免疫応答を高レベルで誘導することを示している。
このワクチン候補は、SARS-CoV-2チャレンジの厳密なハムスターモデルで、SARS-CoV-2感染を予防することが分かった。
このワクチン候補を単回接種したほとんどのハムスターにおいて、10日以内に肺疾患を防ぐ効果が得られた。
https://www.forth.go.jp/topics/20211017_00001.html
黄熱が流行している地域や高リスクの地域ではすべて、SARS-CoV-2の感染が続いており、
ベネズエラや近隣諸国で大規模な黄熱が発生した場合、コロナウイルスに黄熱ウイルス(YFV)が加わることで、
症例管理や感染・予防対策活動に新たな課題が生じる可能性があります。
アフリカと違う状況かもしれない
アフリカの場合、黄熱病が流行している中央アフリカでのcovid19の流行は少し前まで抑制されていた >>12 に続く
疾患の裏に免疫あり...知られざる免疫の役割と治療応用の最前線 2021/08/18
http://www.med.keio.ac.jp/features/2021/8/8-81824/index.html
免疫寛容―細胞ブレーキと分子ブレーキ
それでは、アレルギーや自己免疫疾患を防いでくれる免疫寛容を起こすブレーキとは何なのでしょうか?
「免疫のブレーキには細胞ブレーキと分子ブレーキの2通りがあります。細胞のブレーキ役は制御性T細胞という免疫細胞です。
制御性T細胞は免疫寛容の中心的存在で、流産や花粉症などのアレルギー、自己免疫疾患などが起きないように過剰な免疫を抑える役目を果たしています。
一方、分子ブレーキは細胞同士の情報を伝達するサイトカインや抗原の受容体のシグナルを抑制するもので主に細胞の内部で働きます。」
https://www.yabe-en.net/hpgen/HPB/entries/16.html
真偽は不明であるがw
■新型コロナウイルスに有効な成分(効果の高い順)
1. エピガロカテキンガレート (緑茶)
2. クルクミン (ウコン)
3. アピゲニン (パセリ、セロリ、グァバ)
4.
5.
https://www.waseda.jp/top/news/39021
その結果、日本人腸内細菌叢は「炭水化物代謝」、「アミノ酸代謝」、「膜輸送」に関わる機能が外国よりも豊富であること、
一方で、鞭毛等の「細胞運動性」やDNA損傷に関わる「複製・修復機能」が外国よりも少ないことがわかりました。
また、細胞運動性の少なさは炎症反応が少ない腸内環境を示唆し、複製・修復の機能の少なさはDNA損傷の少ない腸内環境を示唆します。 https://yomeiblog.com/2021/09/28/11902-%e3%81%84%e3%81%84%e6%95%99%e6%9d%90%e3%82%92%e8%a6%8b%e3%81%a4%e3%81%91%e3%81%9f/
COVID-19の重症化は「免疫暴走」に起因していると言うことです。
免疫暴走の引き金になっているのは、
細胞の死と、そこに引き寄せられる様々な細胞たち、中でも重要なのはマクロファージと好中球です。
サイトカインストームという言葉は、IL-6などのサイトカインが炎症を引き起こすことを意味し、
血液中のサイトカイン・プロファイルから、COVID-19は、まるでマクロファージ活性化症候群の様だと、
初期の頃に言われ、IL-6が重症化マーカーとして知られる様になって、
抗IL-6レセプター抗体(アクテムラ)や、シグナルカスケードを止めるJAK阻害剤(オルミエント)が使われる様になった。
そもそも、ステロイド治療というのは、ウイルスを除去する免疫の力を弱めるのだから、
普通の感染症では使わない「逆説的」な治療を必要とするという点で、
「免疫」は諸刃の剣なのだと、皆さんには理解していただきたい。
特に、細胞性免疫は、体の細胞を殺すのだから、
この活性が強くなりすぎる=対象となる感染細胞が多すぎると、人の状態が悪くなると理解していただきたい。
だからこそ、感染細胞の数を減らすことが、とてもとても重要なのです。
「ウィルスが入りやすくなる細胞が出てきたとしても除去されるので影響はない」そんなことはないのです。
除去の過程こそが免疫暴走の時なのだから。
2つ目、感染防御は抗体しかできんけど、重症化阻止にも抗体は効いてきます。
1つの細胞から飛び出てきたウイルスが次の細胞に感染する時に中和抗体が効いてくれれば、そこで感染拡大をブロックできる。
だから、細胞性免疫を動かせない不活化ワクチンでも重症化阻止効果は見られるのです。
ただし、1つだけ落とし穴があるのは、抗体はcell to cell で感染が拡大する時には、入り込む隙がないので、あまり効果がない。
今回のデルタでは、cell to cellの感染能が増大してました。デルタが最も感染力が強く見えるのは、そのためだと考えます。
ADE 抗体依存性感染増強が生じれば、この体内での感染拡大にも影響が及びます。(感染者でのピークのウイルス量が増える)
3つ目、ADEは感染細胞数を増やすことになります。抗体依存性感染増強ですから。
感染細胞を減らすことが最も感染防御にも重症化阻止にも重要なファクターなのに、抗体があるがために、
かえって感染細胞が増えてしまう。これが嫌なワクチン禍として私が恐れているものです。
過去に事例がないわけじゃない。デングワクシアは、それで市場から回収する騒ぎになりました。
in vitroでのことが、必ずしもin vivoに反映するとは限らないけど、
in vitroで、in vivoが一部なりとも再現できることを研究者は信じて実験を行なっているわけです。
完全にイコールで結ぶことは出来ない、しかし、あり得る可能性を「包含」していると私の中では認識しています。
モニタリングは重要で、不活化ワクチン接種国はシノバックを先行接種した医療従事者での感染者と死者の増加で察知して、
mRNAやアストラゼネカの追加接種に切り替え、強権発動でロックダウン した。
日本ではmRNAワクチンだから、そこまでのことはデルタ株では生じなかった。
しかし、1918スペイン風邪が、やはりサイトカインストームによる肺炎で死者を作った様に、
「肺」は最も免疫暴走の影響を受けやすい臓器の1つなのです。
理由はいくつかあって、免疫暴走の際には主にIL-8の作用によって血漿漏出が起きる(デングでは出血と言うが、
本当は胸水や腹水の貯留から始まる) 血漿漏出が肺で起きると、肺胞腔へ向かって起きると「陸で溺れる」状況となり、
それはホンの少量であっても酸素化に影響を与え全身状態を悪くする。
また、局所的な血漿漏出は、その局所では血管内の脱水となり、血栓を誘発する。
微小肺塞栓がさらに肺の血液循環を悪くするだけでなく、全身へ血栓を飛ばすことにより突然死につながったのが初期の頃の重症化であり、
今でも、自宅死の原因だと考えられる。
よって、なるべく「肺での」ウイルス量を減らしたい時に、少しでも感染細胞を増やしてしまうADEは、避けたい事態なのです。
最後、ウイルスオタクと他の人の理解の違いは、ウイルスがどれだけ「適応進化力」を持ってると思うか否かにある。
抗体は下がる、ウイルスは変わる、このせめぎ合いでウイルスが勝つ方にみるか、ウイルスは変われば「弱毒化」すると見るか、
そこは人によって違うと思う。 COVID-19の重症化は「免疫暴走」 サイトカインストーム
重要なのはマクロファージと好中球
COVID-19は、まるでマクロファージ活性化症候群の様だと初期の頃に言われIL-6が重症化マーカーとして知られる
抗IL-6レセプター抗体(アクテムラ)や、シグナルカスケードを止めるJAK阻害剤(オルミエント)が使われる
ステロイド治療というのは、ウイルスを除去する免疫の力を弱める
普通の感染症では使わない「逆説的」な治療
細胞性免疫は、体の細胞を殺すから、活性が強くなりすぎる=対象となる感染細胞が多すぎると、人の状態が悪くなる
「感染細胞の数を減らす」
感染細胞数を減らすこと
免疫の制御が重要
=若い人が有利
制御性T細胞が重要
T細胞の制御だ
≒BCG×腸内細菌×過去東アジアに流行していた土着コロナ
この日本人はかなり強い
つまり、mRNAワクチンは不要
BCGを強めよ https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34683441/
COVID-19 and Beyond: Exploring Public Health Benefits from Non-Specific Effects of BCG Vaccination
COVID-19とその先へ。BCGワクチン接種の非特異的効果による公衆衛生上のメリットを探る
概要
BCG(Bacille Calmette-Guerin)ワクチンは,乳幼児の結核性髄膜炎や粟粒結核の予防に世界中で広く使用されているが,
特定の集団においては,感染性呼吸器疾患を非特異的に予防することができる。
非特異的防御のメカニズムが解明され始めたことで、科学界ではBCGへの関心が再燃しています。
COVID-19パンデミックが社会のほぼすべての側面に影響を与えたことで、
呼吸器感染症が国家の医療システムに与える圧力が明らかになり、
これらの病気の負担を軽減するための公衆衛生政策としてBCG接種への関心がさらに高まっている。
しかし,米国では,成人結核に対するBCGワクチンの有効性にばらつきがあること,
米国の大部分の地域では結核菌の感染リスクが比較的低いこと,
ツベルクリン皮膚反応に対するワクチンの干渉が結核のスクリーニングを複雑にしていることなどから,
BCGワクチンの接種を推奨していない。この総説では、BCGワクチン接種による幅広い免疫トレーニング効果と、
COVID-19の蔓延、疾患の重症度、死亡率に対するBCGワクチン接種の効果に関する文献を調査した。
さらに、米国におけるBCGワクチンの定期的な接種を阻む要因と、それらの要因をどのように克服できるかについても考察する。 COVID-19関連追加(2021年11月13日)SARS-CoV-2に対する鼻粘膜免疫応答の年齢による違い
http://www.isobe-clinic.com/covid-19/COVID-19_20211113.html
COVID-19関連追加(2021年8月31日)自然感染とワクチン免疫
【SARS-CoV-2に一度でも感染すると,ワクチンよりもはるかに高い免疫が得られる−ただし,感染パーティはご遠慮ください】
http://www.isobe-clinic.com/covid-19/COVID-19_20210831.html
COVID-19関連追加(2021年1月30日-2)トイレはウイルス伝播を促進させるか
http://www.isobe-clinic.com/covid-19/COVID-19_20210130-2_toilet.html?ver=20210204 https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/210823-150000.html
2021年8月23日
加齢やサイトメガロウイルス感染が新型コロナウイルス反応性キラーT細胞に与える影響
https://www.riken.jp/press/2021/20210715_3/index.html
2021年7月15日 理化学研究所 東京理科大学
ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見
−変異型ウイルスに対するワクチン開発への応用に期待−
https://www.tokyo-np.co.jp/article/47729
ワクチン開発、急ぐべきでない 免疫学の第一人者が警鐘 2020年8月8日 05時50分
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210909-OYT1T50023/
鼻から感染防ぐ噴霧型ワクチンや予防薬、開発進む…粘膜にIgA抗体増やす 2021/09/09 08:01
ワクチンを筋肉注射すると通常、血液中に「IgG」というタイプの抗体が増える。ただ、ウイルスがまず付着する鼻やのどの粘膜にはIgGの量が少なく、感染予防効果は限定的だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFE2857K0Y1A720C2000000/
鼻で吸うコロナワクチンが臨床試験へ 期待される理由 ナショナル ジオグラフィック 2021年8月11日 5:00
免疫学者によると、経鼻ワクチンはウイルスが鼻や上気道の粘膜を介して自然に感染する方法に近いため、より優れた予防効果が得られる可能性がある。
どこから投与するかは、免疫反応に違いをもたらすのだ。
「持続的かつ長期的な免疫反応を起こしたいのであれば、局所的にワクチンを接種する必要があります」
経鼻ワクチンは、上気道や、可能性としては肺の免疫も大幅に向上させ、局所的な抗体の反応やT細胞の応答を引き起こす。
おかげで免疫細胞は、ウイルスが到着してすぐにそれを捕らえ、破壊できるようになる。
「感染症にかかったら、鼻腔内の粘膜表面が感染し、まず上気道のT細胞や免疫系が準備します。その後、これらの細胞はその場に留まり、常駐して、番兵のように機能することになります」。
https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/about/press/page_00110.html
上気道常在菌を死滅させると、死滅した常在菌がアジュバント(注1)となり経鼻ワクチンの効果が上がることが分かった。
培養した口腔菌をワクチンに混ぜると経鼻ワクチンの効果が上がることを明らかにした。
経鼻ワクチン接種群ではインフルエンザウイルスや、SARS-CoV-2従来株および変異株の増殖量を有意に抑制させることに成功した。 https://www.medicalonline.jp/news.php?t=review&m=topics&date=202009&file=20200902-Nat_Med-xx-T.csv
COVID-19重症化の最重要予測因子は血中IL-6・TNF-αレベル
An inflammatory cytokine signature predicts COVID-19 severity and survival [ 原文(アブストラクト)を読む
【背景】
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は、重症化予測因子の同定が最大の診断問題である。
Icahn School of Medicine at Mount Sinai(ISMMS)のGnjaticらは、同入院患者1,484名を迅速マルチサイトカインアッセイにより入院後41日(中央値8日)まで追跡し、
臨床情報・臨床検査結果・患者アウトカムと統合した。
【結論】
入院時血清IL-6、IL-8、TNF-αの高レベルが重症化の予測因子であった(P<0.0001、P=0.0205、P=0.0140)。
多因子調整後、IL-6とTNF-αレベルが疾患重症度と死亡の独立予測因子であった。
【評価】
衆目の集まる主題で、Yale研究は113名の患者の長期データから、より複雑な像を「免疫ミスファイアリングのシグナチュア」としている
(https://www.nature.com/articles/s41586-020-2588-y)。IL-6とTNF-αにフォーカスしたこのISMMS結果は、阻害治療薬に直結しているため重要である。
https://www.nature.com/articles/s41591-020-1051-9
An inflammatory cytokine signature predicts COVID-19 severity and survival
炎症性サイトカインのシグネチャーがCOVID-19の重症度と生存率を予測する
概要
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)によって引き起こされる炎症反応が、
病気の重症化と死亡の主な原因であることがいくつかの研究で明らかになっている。
しかし,標的となる免疫経路を導くのに役立つ,病原性炎症の予測バイオマーカーは決定的に不足している.
我々は、ニューヨークのMount Sinai Health Systemに入院したコロナウイルス感染症2019(COVID-19)患者の血清インターロイキン(IL)-6、IL-8、
腫瘍壊死因子(TNF)-α、IL-1βを測定するために、迅速なマルチプレックスサイトカインアッセイを実施しました。
患者(n=1,484)を入院後41日(中央値、8日)まで追跡調査し、臨床情報、臨床検査結果、患者の転帰を収集した。
その結果、入院時の血清IL-6、IL-8、TNF-αの高値は、患者の生存を強く予測する独立した因子であることがわかった
(それぞれ、P < 0.0001、P = 0.0205、P = 0.0140)。さらに、重症度、一般的な炎症マーカー、低酸素状態などのバイタル、
人口統計、さまざまな合併症を調整しても、IL-6とTNF-αの血清レベルは、重症度と死亡の独立した有意な予測因子であることが明らかになった。
これらの所見は、2番目の患者コホート(n = 231)で検証された。
COVID-19患者の管理と治療において、血清中のIL-6とTNF-αの値を考慮することで、前向きな臨床試験を層別化し、
資源配分を導き、治療法の選択肢を増やすべきであると提案する。 https://www.hlc-yokohama.com/_no18
新型コロナウィルス感染症(6)ーBCGによる自然免疫系の活性化?
我が国を初めとして、BCGが接種されているアジアの国々ではヨーロッパ、米国・南米、アフリカに比べて新型コロナウィルス感染者(重症者)が少ないと言われている。
BCGとは結核の発症を予防する目的で開発された牛型結核菌の毒性を弱めたワクチンである。未だ明らかな機序は不明であるが、
BCGが自然免疫系を活性化することによってコロナウィルス感染症の重症化を阻止している可能性について触れたい。
(1)ウィルス感染症における自然免疫系の役割
最初に、一般的なウィルス感染症では、どのようにして免疫系が活性化され、ウィルスが排除されるかについて述べる。
ウィルスが生体内に侵入すると、食細胞(マクロファージや樹状細胞)によるウィルス感染細胞の貪食、
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)やγδ細胞による感染細胞の破壊などがおこる。
また、インターフェロンαなどのサイトカインが産生され、周辺の細胞は抗ウィルス状態になる。このファーストラインが突破されると、
ウィルスを排除するのに相応しい「適応免疫」が働くようになる。
感染細胞を貪食した樹状細胞やマクロファージによってT細胞に抗原が提示され、ヘルパーT細胞が活性化される。
このヘルパー情報をCD8陽性T細胞が受け取ると細胞傷害性T細胞(CTL)、B細胞が受け取ると抗体産生細胞に分化・成熟する。
CTLはウィルス感染細胞を選択的に破壊し、抗体はウィルスが毒性を発揮できないようにする(中和作用)。
この自然免疫と適応免疫反応が協同的に作用することよってウィルスが効率良く排除される。
(2)BCG接種による自然免疫系の活性化
BCGワクチンを接種された患者では、結核以外にも呼吸器感染症などに対する抵抗性を示すことが報告されていた。
その仕組みとして、BCG刺激を受けたマクロファージ・単球のサイトカイン遺伝子はほどけた状態(オープンクロマチン)にあり、
刺激を受けると速やかにサイトカイン(IL-1, IL-6)産生などの反応がおこると説明されている(Trained Immunity)1)。
この変化は遺伝子のエピジェネティックな反応によっておこる。
ワクチン接種は適応免疫系に免疫記憶を惹起するが、BCGは自然免疫系に免疫記憶を誘導している。
適応免疫系に誘導される免疫記憶は用いた抗原に選択的に誘導されるが、BCG接種によって誘導される免疫記憶は、結
核以外のウィルス感染症に対しても防御的に働く(Off-target effect)。BCGのみならず、はしかのワクチン、
経口ポリオワクチンも自然免疫系を活性化する効果があると言われている。
エピジェネティックな変化を受けたマクロファージの寿命は短命であることから、
訓練された自然免疫反応が持続するのはどのような機序によって説明されるのだろうか。
「長寿命の骨髄系前駆細胞」にエピジェネティックな変化がおき、前駆細胞から生み出される成熟細胞にも性質が引き継がれるという興味深い報告がある。
また、肺局所におけるマクロファージにも同様のエピジェネティックな変化が誘導されている。この2つの仕組みによって訓練された自然免疫反応が持続する。
BCGの効果はそれ自体では限定的であるので、ウィルスに対する特異的なワクチンが開発されるまでの橋渡しとして期待されている。 (3)新型コロナウィルス由来タンパク質による自然免疫反応の抑制
ウィルスは自身の子孫を残すのに必要な道具を全て保有しているわけではなく、感染した細胞からタンパク質を拝借し、
自身の増殖に用いている。さらに、宿主の免疫系を回避するシステムを持っている。
新型コロナウィルス由来のNsp1タンパク質が宿主のmRNAを分解し、宿主の免疫機能を抑制し、自身の増殖を有利にしていることが明らかとなった2)。
野生型および変異体Nsp1を用いた遺伝子解析および低温電子顕微鏡法(cryo-electron microscopy; Cryo-EM)を用いたアプローチによって、
Nsp1は40Sリボソームサブユニットに結合し、mRNAの翻訳開始を阻止した。
さらに、インターフェロン反応を含む自然免疫応答に重要な役割を果たしているretinoic acid-inducible gene 1 (RIG-I)や
ISGs(interferon-stimulated genes;インターフェロンによって誘導される遺伝子群)の発現を抑制することを示した。
Nsp1を標的とした薬剤開発によって、SARS-CoV-2による免疫回避を解消し、ウィルスを効率良く排除できると期待されている。
(4)軽快患者と重症化患者の違い BCGによって訓練された自然免疫系の細胞はSAR-CoV-2感染に対して効率的にIL-1β, IL-6, TNF産生を誘導し、防御的に働く。
しかしながら、重症患者では、免疫反応が暴走し、これらのサイトカインなどが過剰に産生され(サイトカインストーム)、
急性呼吸不全症候群(ARDS, Acute respiratory distress syndrome)、ショック、血管内凝固症候群(DIC)による血栓形成、
脳梗塞や心筋梗塞など多彩な症状が出現する。
また、免疫反応のブレーキ役を果たしている抑制性サイトカイン(IL-10, TGF-β)が充分に作用しない結果、重症化する可能性も指摘されている。
重症患者では、過剰なサイトカイン応答を抑制するために、デキサメタゾン(ステロイドホルモン)や抗-IL-6製剤(アクテムラ)が用いられている。 https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202006/565988.html
https://yamate.jcho.go.jp/wp-content/uploads/2020/07/COVID19_BCG.pdf
新型コロナ、日本の低い死亡率は“幸運”だから?
徳田均(JCHO東京山手メディカルセンター)
2020/06/16
1. COVID-19 における自然免疫の役割
COVID-19 は人類が初めて遭遇する病原体による疫病であり、有効なワクチンが開発される
か、人口の4〜6割が感染して免疫を獲得するまでは、無力でいるしかないと言われていま
すが,本当にそうでしょうか?
COVID-19 は、感染者の8割は無症状〜軽度の上気道炎症状で終始し、1週間程度で治癒す
る,2割において重症化が起こり、5%の人が死亡すると言われています。その重症化は免
疫の暴発(サイトカインストーム)であり、何がそれを引き起こすかは未だ解明されていま
せん。
しかし実際の感染者数は、現在確認されている数の10倍はいるとの説が、国内外の専門家
から繰り返し唱えられて来ました。最近各国で始まった信頼度の高い抗体調査(例:ソフト
バンクグループ全国 4 万人の抗体検査で、0.43%が陽性)もほぼ一貫してそれを支持する数
字です。つまり隠れ感染者が,今判っている数字の10〜20倍はいたと言うことです。と
すると、上記の数字は書き換えられねばなりません。感染者の98%は無症状〜軽い症状で
終わり、2%の患者においてのみ重症化が起こる、死亡(致死率)は全感染者の0.5%程度
である,と。
すなわち、98%の人は、このウイルスに感染しても自然治癒しているわけです。抗体を持
たないはずのこのウイルスに対して我々の大部分は自分が持っている免疫で対応できてい
る、ということです。
ヒトの免疫には、自然免疫と獲得免疫とがあります。自然免疫は、マクロファージ、Natural
Killer 細胞などが担うもので、侵入してきたウイルスなどの病原体を貪食し、処理して、こ
れを押さえ込みます。その一方で、自然免疫が戦っている間に樹状細胞、T リンパ球の活動
を通じてBリンパ球が特異抗体を産生するようになり(獲得免疫),この大量に産生された
抗体が病原体を中和し、感染を終息させるといわれます。
従来、初めて遭遇する病原性の強いウイルスに対して自然免疫は無力であり、広範な獲得免
疫の成立を待つか、もしくはワクチン接種により獲得免疫を保持している状態でない限り、
戦いには勝てない、とされて来ました。
しかし現実に、COVID-19 では 98%のヒトがそれらの過程を経ずに治癒を得ているわけで
す。この治癒には獲得免疫はほとんど関与しておらず、自然免疫単独で十分強力にコロナウ
ィルスを制御できているようです。
獲得免疫がこの病気においてどんな役割を果たしているのかは、いろいろ調べられてはいる
が、未だ明らかではありません。特に抗体については、産生時期が遅く、形成されない人も
あるなど、従来の常識とは異なります、また抗体が形成された場合も、それがかえって病状
を重篤化させる例が報告されており、悪玉抗体とよばれています。抗体が出来る,即,治癒,
ではなく,その逆である可能性すらあるのです。
2. BCG説の根拠
BCGの予備知識
BCGは、フランスのパストゥール研究所で作られたウシ型結核菌の弱毒化生ワクチンです。
それが幾つかの国に分与され、受け継がれてゆく過程で,特性の異なる幾つもの菌株(10
種以上)が生じました。現在そのうち3つの菌株が広く用いられてます。日本株、ロシア株、
そしてデンマーク株です。この中で日本株は生菌数が多く、免疫誘導作用が最も強い、デン
マーク株は免疫誘導作用は弱い。ロシア株がその中間とされます。
便宜上、日本株およびロシア株をまとめて前期株、デンマーク株およびそこから派生した株
を後期株と呼びます。 1) 疫学的事実
再度表をご覧下さい。
現在BCG早期株の広範接種を行っている国の多くで、COVID-19 の人口100万人あたり
の死亡率が 1 桁もしくはそれ以下です。日本、韓国、台湾、タイ,マレーシアなど。後期株
を使用している国、イラン、ポーランドなどは高めで2桁です。
その一方、BCGを国策として行ったことのない国、米国、イタリア、オランダ、ベルギー
などの死亡率はいずれもその100倍前後、3 桁です。
BCG接種をかつて行っていたが現在はやめている国々、英国、フランス、スペインなどで
も、死亡率は同様に高く 3 桁です。なおいずれの国も後期株を使用していました。
即ち、BCG早期株(日本株など)の広範な接種の有無と、低い死亡率との間に相関がある
ようです。
この考え方からゆくと、国境を接したスペインとポルトガル(前者はBCGを施行せず、後
者は直近まで行っていた)、イランとイラク(いずれも行っているが前者は後期株、後者は
早期株)の死亡率に4〜14倍の違いが出ていることも説明がつきます。
この考えでは説明できない地域はあります。ロシアおよびトルコは早期株ですが死亡率はや
や高く 2 桁です。またオーストラリアは 35 年前に BCG を中止していますが低死亡率で,
この国については,早期からの厳格な対応、国土が広大で人口密度が低いなどの要因がある
のかもしれません。即ち死亡率に関わる因子は、BCG以外にも多々あり得るということで
しょう。
2) 免疫学的根拠
これについては、近年免疫学者による研究が多数蓄積されています。中心になっているのは
オランダの研究グループで、そのエッセンスが免疫学のトップジャーナルに掲載されました。
O’Neill LAJ, et al.BCG-induced trained immunity: can it offer protection against COVID19? Nat Rev Immunol (2020)
詳細な解説は同じグループの下記の総説に展開されています。
Netea MG, et al. Trained Immunity: a Tool for Reducing Susceptibility to and the
Severity of SARS-CoV-2 Infection.Cell 181 2020
以下、これらの仕事から学んだことを紹介します。
BCG接種が結核菌のみならず、様々な細菌、真菌、ウイルスに対して防御効果を与えるこ
とは以前から気付かれていました。BCG 接種を受けた集団は,死亡率が低い、呼吸器系ウ
イルスの感染が少ない、呼吸器感染症の罹患が少ない、などです。最近もそのような観察研
究は次々と出ています。
10 年前より本格的な免疫学的研究が始まり、多くの研究を経て,BCG接種された人や動
物において,自然免疫が強化されており,その効果が数年以上は持続することがほぼ証明さ
れています。これは trained immunity(訓練免疫)とばれます。
3)COVID-19 とBCG
これらを踏まえれば、BCGが COVID-19 においても、その感染、重症化を抑止している可
能性は十分ありそうに思えます。しかし先に述べた疫学的一致はあくまで観察的研究であり、
免疫学的研究はその可能性をサポートするに過ぎません。確実に証明するためには前向き研
究が必要です。既に10カ国で医療従事者などを対象とした前向き研究が開始されています
が、参加者はそれぞれ1000〜1万人の規模です。きちんと有意差を以て有効率を証明する
には数十万人規模の研究が必要と言われていますから,いかにも小規模で,これらの研究か
ら近いうちに有効性が証明されるのは見込み薄のようです。
3. BCG以外の因子
最初に述べたように、我が国の COVID-19 の死亡率が欧米の1/100であったことの原因
としては、他にも因子は多々あり得ます。生活習慣、社会経済的な状況、医療へのアクセス
の良さ、重症者の医療体制、遺伝子素因,各国の対策の巧拙などです。医療へのアクセスの
良さは重要な因子ですが,平素それが自慢の日本ですが,今回の COVID-19 に関しては、コ
ロナの疑いありというだけで,医療機関を受診することがとても困難で,アクセスはむしろ
不良でした。一方ICU治療が必要な重症患者はわが国では少なく,貧弱と言われるわが国
のICUの態勢の限界が試された訳ではありませんでした。
生活習慣は,なんとも科学的な証明が難しい因子で,一つ言えば,日本とイラク,東欧,ロ
シアに共通したものを抽出せねばなりません。そんなものがあるでしょうか?
遺伝子素因の探求は始まったばかりで、今後の展開に待ちたいと思います。
肥満は、最近,悪化の最も重要な危険因子として取り上げられるようになりました。日本は
肥満率が先進国中では最も少ない国の一つであり、間違いなく効いているでしょう。 https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20210902_11352
入口でブロック…打たずに『鼻からスプレーするワクチン』大学などが開発中も大きなハードル「あとは予算」
09月02日 20:17
現在接種が進められているコロナワクチンは、筋肉注射をして体内に抗体を作り、それを全身に行き渡らせて発症や重症化を防ぎます。
一方、野阪教授らが開発を進める「鼻ワクチン」では、スプレーすると鼻や喉などの粘膜に抗体を多く形成。ウイルスを「入口」でブロックし、感染を防ぐ可能性が高まるといいます。
http://www.nihs.go.jp/cbtp/home/Biologics-forum/BF9/DrHasegawaH-Slide.pdf
次世代ワクチンとしての 経鼻インフルエンザワクチンの開発
バイオロジクスフォーラム第9回学術集会
2012年2月22日(水) 国立感染症研究所感染病理部 長谷川 秀樹 Covid19には経鼻ワクチンが良く効く
なぜならば、Covid-19は上気道に感染し増殖するからである
しかし経鼻ワクチンが現在のところ存在しない
Covid19を潰すには、鼻喉口顔表面に対するケアをすればいいだけだ
顔・メガネ
水で洗う
口
歯磨き必須。うがいをする イソジン等は非常に高い洗浄力のため頻繁に使用してはならない
水・塩水での温水うがいを推奨する
フロス等を使った歯磨き 夜寝る前のオイルうがい等
https://brain-gr.com/tokinaika_clinic/blog/pinpin-korori/effect-of-oil-pulling/
鼻 鼻うがい
薬局で鼻うがい商品を売っている ヨガの商品であるネティポットでも可能
ハナクリーン商品はオススメである
はなクリーン商品は生理食塩水を作る材料・サーレが販売されておりこれで簡単に生理食塩水を作ることもできる
手 水・石鹸で通常通り洗う。アルコール消毒は洗浄力が高いので厳禁。常在菌を殺してしまう。
口・歯・喉・鼻を重点的に対策することで免疫を下げないようにする
他の対策
加湿器 冬季は暖房器具を使うので是非加湿したいところだ
吸入器 効果はあるだろうけどここまで?
運動 痩せろ
睡眠
手指が本来そなえている、感染症に対するバリア機能を発見
https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2020/20201214-001/ https://www.researchsquare.com/article/rs-1129122/v1
SARS-Cov 2 infection and anti-tuberculosis immunity: temporal association or real protective role?
概要
はじめに 現在までに参照された文献によると、ワクチン接種政策、特にBCGワクチン接種に応じて、
国によってコヴィド19の疫学的不均一性がある。
これらの知見から、
BCG結核ワクチンによって誘導された免疫がコヴィド19感染に対して保護的な役割を果たしているのではないかなど、
いくつかの仮説が立てられた。
BCGワクチンによって誘導された免疫は、炎症性サイトカイン、
特に抗ウイルス免疫に不可欠な役割を果たすことが示されているIL-1Bの分泌を著しく増加させる。
この交差免疫は、特異的なものではないが、強調すれば、このパンデミックに直面して活用しなければならない真の摂理である。
本研究の主な目的は、抗結核免疫がSARS-COV 2を防御することを否定あるいは確認することである。
研究材料と方法 ウイルスに感染した症例と、ウイルスに感染したことのない対照群の2つのグループを比較する。
症例と対照群の両方にツベルクリン皮内反応(IDR)を実施する。
結果は以下の通りです。
我々の対照群のIDR免疫値は高く、IDRツベルクリン陽性率は67.2%であることがわかりました。
このことから、IDRに対する免疫がコロナウイルス感染症に対する防御因子であることが示唆されました。
結論 非特異的抗結核保護の仮説は、さらなる検証研究が必要であり、発展途上国に大きなプラスの影響を与えるだろう。 2021年12月8日 理化学研究所
新型コロナウイルスに殺傷効果を持つ記憶免疫キラーT細胞
−体内に存在するもう一つの防御部隊−
https://www.riken.jp/press/2021/20211208_1/
今回、共同研究グループは、日本人に多いヒト白血球型抗原(HLA)[5]タイプのHLA-A*24:02に結合するSARS-CoV-2のSタンパク質中のエピトープ[6]の同定に成功しました。
季節性コロナウイルスに対する記憶免疫キラーT細胞は、このエピトープを交差認識し、ARS-CoV-2に対して抗ウイルス効果を示します。
HLA-A*24:02を持つ健常人の多くがこの交差反応性キラーT細胞を持っているのに対し、造血器腫瘍患者では少ないことが分かりました。
しかし、造血器腫瘍患者でも効率よくキラーT細胞を誘導できるエピトープ群が集中する「ホットスポット」があることを見つけ、世界で初めて同定しました。
このホットスポットエピトープでSARS-CoV-2感染細胞を刺激すると、眠っていた季節性コロナウイルスに対する記憶免疫キラーT細胞が極めてよく反応します。
今後の期待
日本人のCOVID-19感染者数や死亡者数の割合は、欧米と比べて低いことが知られていますが、その根拠は明確ではありません。
この理由を探るため、本研究では日本人に多いタイプのキラーT細胞が認識する抗原部位を探索し、実際に多くの人が反応する部位を同定することに成功しました。
また、SARS-CoV-2に対する記憶免疫キラーT細胞の反応が、日本人では季節コロナウイルスとの交差反応性が高いことが分かりました。
一方で、一部のがん患者(造血器腫瘍患者)では交差反応しにくいことも判明したことから、感染予防のためにはさらなる解析が必要です。
今後、ワクチン接種者や既感染者について詳しく調べることで、本研究で得られた結果がブレークスルー感染や重症化の予防の指標になると考えられます。
また、今回同定したホットスポットは、記憶免疫キラーT細胞をSARS-Cov-2に向かうようにさせるキラーT細胞型ワクチンになり得るため、
例えばワクチン抵抗性者の治療法の開発に貢献することが期待できます。 https://www.jst.go.jp/crest/immunesystem/result/04.html
吉村チームは、制御性T細胞の誘導に関わる新たな核内受容体を同定し、免疫疾患の制御法の開発を目指しています。
また、竹田チームは、自然免疫系に関わる細胞の中に、T細胞の活性化を抑制する新たな細胞、制御性ミエロイド細胞(Mreg)の存在を見出しています。
【吉村チーム】「免疫反応を抑える細胞が作られる新たな仕組みを発見 」Nature Immunology 2013
<ポイント>
過剰な免疫反応を抑制する制御性T細胞(Treg)注1)が作られる仕組みは不明だった。
核内受容体Nr4a注2)を適度に活性化すると、Tregが作られることを発見。
関節リウマチなどの自己免疫疾患注3)や花粉症、ぜんそくなどのアレルギー性疾患の新しい治療法に期待。
【竹田チーム】「マウスの腸内で自然免疫細胞が炎症を抑える新たな仕組みを解明」PNAS 2012
<ポイント>
日本で急激な増加傾向にある炎症性腸疾患(IBD)研究は炎症性T細胞を中心としていたが未解明な部分が多い
炎症性T細胞を直接抑制させる制御性自然免疫細胞(Mreg細胞)を同定
IBDをはじめとする多くの自己免疫疾患の治療法開発に期待
Mreg細胞???
Treg・Mregの話 (2019年6月 No.47より)
https://www.macrophi.co.jp/hige/0047.html
から
ウイルス感染の話 (2020年3月 No.50より)
https://www.macrophi.co.jp/hige/0050.html
LPSを経鼻投与すると、7日前より効果があり、3日間前ではしっかりとインフルエンザウイルス感染に対する抵抗性がでるというマウスの研究が報告*されている。
LPS???
https://www.macrophi.co.jp/special/1134/#LPS
LPSは土の中などに存在するため、野菜や穀物、海藻類などに豊富に含まれています。
しかし、農薬などによって細菌が取り除かれるとLPSも少なくなってしまうため、近年食事から取り入れられるLPSはどんどん低下していると言われています。
そのため、サプリメントを利用したり、肌への効果を期待する場合は化粧品などを利用したりするのがおすすめです。
え?モリンガ?って何?と調べたら
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/4e-3.html
まあそこまでする必要ないか https://www.mapion.co.jp/news/column/cobs2306782-1-all/
新型コロナの重症化を防ぐT細胞、阪大が同定に成功 2021年10月18日12時06分 / 提供:マイナビニュース
新型コロナをはじめとする病原体の排除には、抗体による「液性免疫」とT細胞を中心とする「細胞性免疫」の双方が必要であり、
ワクチンはT細胞を効率よく活性化することも重要と考えられているが、ウイルスに直接結合して阻害する中和抗体に比べて、
T細胞応答の解析は遅れていたという。
その理由として、どのような受容体を持つT細胞クローンがウイルス排除に有用なのか、
またウイルス抗原のどの部分が有効な細胞性免疫を誘導できるのかといった点が不明であるためだという。
今回、研究チームは20人の新型コロナ回復患者から採取した末梢血をさまざまな新型コロナ抗原で刺激し、
活性化したT細胞だけを収集して解析を実施。mRNA発現データをもとにT細胞サブセットの分類を行った結果、
抗体産生に必須なT細胞集団である「濾胞ヘルパーT細胞」(Tfh細胞)が、特定のクラスターのもとに集まることがわかったとする。
https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2021/20211014_1
新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐT細胞を同定
研究成果のポイント
軽症で回復したCOVID-19患者で共通して増加しているT細胞クローンの存在を明らかにした。
新型コロナウイルスを認識するヘルパーT細胞受容体の構造を初めて明らかにした。
このT細胞は変異株に対しても応答可能であり、今後のブースターワクチン抗原として有用である。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim/27/4/27_203/_article/-char/ja/
バクテロイデスと免疫
抄録
生体で最大の免疫系組織である腸管には膨大な数と種類の腸内細菌が共生し,宿主の消化吸収はもちろんのこと,
免疫系に対しても大きな影響を及ぼしている.Bacteroidesはヒトやマウスの腸内細菌叢を構成する細菌の優勢菌のひとつであるが,
その菌種としての特性や宿主に及ぼす機能性に注目した研究は,近年注目されてきている.
腸内共生菌は摂取した食品由来成分や腸内共生菌の代謝産物などの腸内環境によって強く影響を受けており,
Bacteroidesはオリゴ糖をはじめとする難消化性糖類を資化することができる.
特に,Bacteroidesがフラクトオリゴ糖やその構成糖であるGF2およびGF3をいずれも資化することで腸内でのBacteroidesの増殖が活性化される.
また,Bacteroidesは腸管免疫系に対して免疫修飾作用を有し,小腸パイエル板細胞に対するIgA産生誘導能はLactobacillusよりも強い.
腸管関連リンパ組織の形成が未熟な無菌マウスに対しては,Bacteroidesを投与することによって
小腸および盲腸のリンパ節における胚中心の形成を誘導するとともに,腸管粘膜固有層での総IgA産生を活性化することができる.
さらに,Bacteroidesの菌体成分による免疫修飾作用は抗原提示細胞を介したT細胞応答の活性化や炎症反応の制御などを通して,
生体の生理機能にも大きな影響を与えていると考えられる.
https://toyokeizai.net/articles/-/315035
腸内に「やせ菌」を増やす3つの食べ物はこれだ
健康的にやせるために必要なこと
短鎖脂肪酸を出し、やせ菌を増やす。効果的な食べものの1つは、前出のとおり、食物繊維だ。とくに、「水溶性食物繊維」が有効だ。
「日本人が食べている主な水溶性食物繊維は、大麦やオート麦などの穀類、ゴボウなどの根菜類、昆布やワカメ、ヒジキなどの海藻類です」
一方、「不溶性食物繊維」は、大豆や葉物の野菜などに多く含まれる。こちらは短鎖脂肪酸を出すわけではないが、腸の本来の働きを助けてくれる。
「水を吸って膨らみ、スルッと便になって出てくれる。足りないと、便通は悪くなり、腸の中に毒素がたまります。不溶性食物繊維はいわば腸の掃除屋です」
やせ菌を増やす2つ目の食べものが、「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」だ。
糖も善玉菌や日和見菌の大切なエサになる。だが、通常糖類は小腸で吸収される。腸まで届いても、
乳酸菌のエサになって善玉菌を増やすオリゴ糖などは、大腸の入り口で早々に乳酸桿菌などに食べられてしまう。
水溶性食物繊維も同様、腸の奥まで届きにくい。 >>54
体内にウィルス等の異物が侵入すると、マクロファージや樹状細胞等の抗原提示細胞がウィルスのたんぱく質の一部であるペプチド
(アミノ酸の数個の繋がり)を抗原として、ヘルパーT細胞(CD4+T細胞)に提示するんだね。
この提示される抗原の最小単位をエピトープと言うよ。抗原提示がなされると、この抗原を認識するヘルパーT細胞が増殖し、
サイトカイン(マクロファージ・キラーT細胞その他の免疫細胞を活性化する物質)を出して、ウィルス等を排除しようとするんだね。
また、ウィルス等が抗原提示細胞以外の細胞に感染した場合、感染した細胞は、そのウィルスのたんぱく質の一部(エピトープ)を、
抗原としてキラーT細胞(CD8+T細胞)に提示するんだね。これにより、この抗原を認識するキラーT細胞が増殖し、
感染細胞やウィルスを攻撃して死滅させるんだね。
この仕組みの中で、ヘルパーT細胞やキラーT細胞は、ウィルス等の駆逐が終わると消滅してしまうのではなく、
将来の再感染に備えて、一部が増殖した状態のまま残されるんだね。この残されたT細胞のことをメモリーT細胞というよ。
このため、同じウィルスに再感染した場合には、いちいち抗原提示→抗原認識→増殖というプロセスを経ることなく、
既に増殖済みのT細胞が素早く反応することができるので、発症や重症化を抑制することができるという機構になっているんだね。
さて、人間に感染するコロナウィルスは、現在までで7種類確認されていて、
症状が軽い@季節性コロナウイルス(HKU1、OC43、NL63、229E)と、
比較的症状が重いAMERS(中東呼吸器症候群)ウイルス(MERS- CoV)、SARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルス(SARS-CoV-1)、
新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)に大別されるんだよ。
ここで、日本人は毎年のように季節性コロナウィルスに感染しているんだけど、その場合、上記の仕組みにより、
この季節性コロナウィルスを構成する様々なペプチドに対して、T細胞が活性化され、増殖し、
その一部が将来の感染に備えてメモリーT細胞として体内に残存しているんだね。
季節性コロナと新型コロナは、一定割合のペプチドが共通しているので、
季節性コロナに感染しその共通するエピトープに対応するT細胞が既に体内に増殖した状態で残っている人は、
新型コロナに初めて感染した場合でも、そのT細胞が即座に反応し、新型コロナに対し交差的に免疫機能を発揮することができるんだよ。
これがT細胞交差免疫の概略だね。 ここからは、理研の論文の要旨である日本人に多いヒト白血球型抗原であるHLA-A*24:02について説明するよ。
マニアックなんで、前段が理解できたら、以下は読み飛ばして貰って大丈夫だよ。
まず、マクロファージや樹状細胞等の抗原提示細胞は、細胞表面にMHCクラス2という抗原を提示するためのたんぱく質を持っていて、
ウィルス等のペプチドを、抗原としてこのMHCクラス2に乗せて、ヘルパーT細胞(CD4+T細胞)に提示するんだね。
ちなみに、MHCは、自分自身の細胞なのか侵入した異物の細胞なのかを区別する目印のような役割を果たしているんだよ。
ヘルパーT細胞というのは、T細胞のうちCD4というたんぱく質が陽性になっているものを指すんだけど、
このCD4とMHCクラス2が結合することで、抗原の提示がなされ、ヘルパーT細胞が活性化・増殖するんだよ。
このMHCクラス2は、マクロファージ、樹状細胞、マスト細胞等の一部の抗原提示細胞しか持っていないたんぱく質で、
つまり、一部の抗原提示細胞以外はヘルパーT細胞には抗原提示できないんだね。
一方、抗原提示細胞以外の細胞は、MHCクラス1というたんぱく質を持っていて、ウィルス等に感染した場合、
そのウィルス等のペプチドを、抗原としてこのMHCクラス1に乗せて、キラーT細胞(CD8+T細胞)に提示するんだね。
キラーT細胞とは、T細胞のうちCD8というたんぱく質が陽性になっているものを指すんだけど、このCD8とMHCクラス1が結合することで、
抗原の提示がなされ、キラーT細胞が活性化・増殖するんだよ。ちなみに、このMHCクラス1は、ほとんど全ての細胞が持っているよ。
さて、前置きが随分長くなったけど、MHCはほとんどの脊椎動物が持っているんだけど、人間のMHCのことを、
特に、ヒト白血球抗原(HLA)という言うんだね。理研の論文は、日本人の8割は持っているけど、
欧米人は1-2割程度しか持っていないヒト白血球抗原のタイプ(HLA-A*24:02。HLA-Aはクラス1遺伝子で、
キラーT細胞と結合する)に結合する新型コロナのエピトープを同定し、
このエピトープを交差認識した季節性コロナに対するキラーT細胞が活性化しているということを実証したんだね。
つまり、日本人に多く欧米人には少ないこのHLA-A*24:02の存在が日本と欧米でコロナの死者数が大きくことなるというファクターXの要因の一つだと指摘してるんだよ。
ちなみに、HLA-Aには世界中で2850種類以上の異なる型が存在すると言われおり、
HLAのタイプは両親の遺伝子の組み合わせで決定されることが分かっているよ。
日本人がT細胞交差免疫に貢献するタイプのHLAを持っていたことは本当に僥倖だったね。
説教おじさん @partyhike から mRNAでなければ直ぐにでも射った
早く非mRNAで接種させろ 1507の文献から、8つの文献を抽出して解析したもの。中国の研究者からの報告。
メタアナリシスで、信頼性の高い論文を抽出する方法をとって解析していますからエビデンスレベルは高いと思います。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34853192/
SARS-CoV-2感染に対するBCGワクチン接種の効果
要旨
これまでの研究から,
Bacillus Calmette-Guerin(BCG)ワクチン接種がSARS-CoV-2感染予防に関与する可能性があることが判明した。
そこで、この予防効果について検討するために、このメタ解析を行った。
BCG接種とSARS-CoV-2感染またはCOVID-19疾患の関係を評価した研究を
Embase, PubMed, Web of Science, Cochrane Library, BioRxiv, MedRxivの各データベースで検索した。
含まれるすべての研究の質は、
Risk of Bias in Non-randomized Studies - of InterventionsとAgency for Healthcare Research and Qualityによって評価された。
すべてのデータ解析の実施には、Review Manager(バージョン5.3)を使用した。合計8件の研究が最終的にメタ分析に含まれました。
一次解析では、BCGワクチン接種群のSARS-CoV-2感染率が対照群と比較して有意に低く、
オッズ比(OR)は0.61、(95%信頼区間(CI)0.39〜0.95、P=0.03、I2=31%、異質性についてはP=0.21)であることがわかった。
本研究は,BCG接種がSARS-CoV-2感染から保護できることを示した.
しかし,BCG ワクチン接種が COVID-19 の重症度を低下させることができるという証拠は不十分である. 日本の国立感染研発行の雑誌(JJID)に掲載された、
メタアナリシス論文でBCGが新型コロナ感染に対して39%のリスク低減効果を認めました。
ROBINS-I toolを用いて質の高い文献を抽出した解析。 不足、欠乏しがちなビタミンD、亜鉛、マグネシウムの充足は基本
コロナ症状は必須栄養素の不足で起きてる現代病の一種だと思うよ
ビタミンD不足によって、制御性T細胞が誘導されずにキラーT細胞が正常細胞を破壊してしまう
それがコロナ症状だからね
後は保険的なものだと考えてる
緑茶とかよく飲んだものだけど COVID-19の死亡リスクはビタミンD3の状態と逆相関し、死亡率は50 ng / mLで理論的にほぼゼロに到達できます
25(OH)D3:系統的レビューとメタ分析の結果
COVID-19 Mortality Risk Correlates Inversely with Vitamin D3 Status, and a Mortality Rate Close to Zero Could Theoretically Be Achieved at 50 ng/mL 25(OH)D3: Results of a Systematic Review and Meta-Analysis
https://www.mdpi.com/2072-6643/13/10/3596/htm
コロナ以前に見た論文によれば、7300IU/dから血中濃度上がる
理想的には25(OH)D3を測って、40から70が正常値
100を超えたら過剰気味、150以上は過剰症が起きるレベル
個人的な考えだけど
炎症が起きるなら不足気味なわけだから、10000とってもいい
コロナで症状が現れる間は10000から15000、20000まではとっても大丈夫だと思う
(ダメなら教えて下さい) BCG関連
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26228277/
Bacille Calmette-Guerinはtoll-like receptor 7の活性化を介して直接的に尿路上皮癌の細胞死を誘導することができる
この結果は、高分化したTCC細胞はTLR7の発現が高く、
BCGはTLR7の活性化と関連するアポトーシス経路を介してTCC細胞の細胞死を直接引き起こす可能性があることを示唆している。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcam/2/1/2_1_1/_pdf/-char/ja
がんのアジュバント免疫療法:有効性の分子基盤
https://www.nacalai.co.jp/ss/Contact/pdf/InsightFeb2020.pdf
TLR7 & TLR8: fraternal twins
https://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/11/81-03-04.pdf
Toll 様受容体の機能
http://shochou-kaigi.org/interview/interview_07/
結核菌から身を守る、免疫システムに迫る。
九州大学 生体防御医学研究所 感染ネットワーク研究センター 免疫制御学分野 山崎 晶 教授2015年12月7日 掲載
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1086/2014_08_25_2.pdf
結核菌成分を認識して免疫系を活性化する受容体を発見
https://www.nature.com/articles/s41467-021-27674-x
インペリアルカレッジロンドンから
COVID-19接触者におけるSARS-CoV-2感染に対する防御に関連する交差反応性メモリーT細胞
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-tcells-colds-idJPKBN2JK1HN
風邪と闘うT細胞が新型コロナを防御も=英研究2022年1月11日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-30/R4XGN3T0G1L201
T細胞が戦力発揮、オミクロン感染で重症化が少ない理由−2つの研究 Marthe Fourcade、Michelle Cortez 2021年12月31日 4:54 JST
https://www.pnas.org/content/119/3/e2025448119
パンデミックの罹患率と死亡率を減少させるための異種混合ワクチン接種の介入。米国の2020年冬COVID-19波のモデル化
非特異的効果があるBCGワクチン等を米国が人口の僅か8%に導入していたら、米国のコロナ死は10万人前後減っていたというシミュレーション。
感染の波の高さを抑える効果は、若者に接種した方が効果大。8%接種でコロナ死10万人減 BCGワクチン療法による高齢者肺炎の予防法の確立
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15590794/
Complement activation induces excessive T cell cytotoxicity in severe COVID-19
https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(21)01562-2? Explained: Why T cell vaccines could be the key to long-term immunity from COVID-19
Many of the doses designed to date ? including Moderna’s, Pfizer’s and AstraZeneca’s ? have focused just on the spike protein of the coronavirus.
https://www.firstpost.com/world/explained-why-t-cell-vaccines-could-be-the-key-to-long-term-immunity-from-covid-19-10291811.html 新型コロナ死亡リスク、米国人は血中ビタミンD濃度と深く関連か
https://forbesjapan.com/articles/detail/37271
理化学研究所 ビタミンDで高効果の新型コロナウイルスワクチン開発
https://www.riken.jp/pr/closeup/2021/20210719_1/index.html
Newsweek 感染症対策に有効というビタミンD、どれだけ取れば大丈夫?
2021年03月05日(金)13時35分 岩澤里美(スイス在住ジャーナリスト)
https://newsweekjapan.jp/stories/woman/2021/03/dd_2.php
ビタミンD不足は新型コロナウイルスの感染、入院、死亡リスクを上げる。
文献54報と多数のメタアナリシス。重度ビタミン欠乏がある人は、
ビタミン欠乏が無い人に比べSARS-CoV2に1.49倍感染しやすく、2.83倍集中治療を要し、4.15倍死亡しやすい。
ビタミンD値は、全身状態が悪い方は不足している傾向にある。
ビタミンD不足がある方はその他の全身状態不良要因を持っているかもしれない。
しかし、交絡因子を除いた高品質の研究(high quality articles)のみを解析しても、ビタミンD不足の新型コロナ感染症に対する悪影響は残る。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35004568/ ※※※※※ケルセチン+亜鉛※※※※※
COVIDを制する「弾丸と銃」についての分析
ゼレンコ医師は、COVIDを制するために、亜鉛が弾丸、ヒドロキシクロロキンとイベルメクチン、ケルセチンが銃であり、ビタミンC、ビタミンDが免疫力を向上させるサプリメントだとみんなに情報を共有する。
https://mobile.twitter.com/mumu35540903/status/1488663525316726787
動画あり
ケルセチンは亜鉛イオノフォアであり、クロロキンと同様の抗ウイルス活性を持つ可能性がありますが、ウイルス感染症の治療における安全な選択として説明されています。
ケルセチンとエピガロカテキンガレートの亜鉛イオノフォア活性
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25050823/
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) ケルセチン500mg 1日1回
亜鉛25mg 1日1回
ビタミンC 1000mg 1日1回
ビタミンD3 5000iu 1日1回
ケルセチンの代わりに
EGCgサプリ 400mg 1日1回
でもOK
https://vladimirzelenkomd.com/wp-content/uploads/2021/08/Treatment_Protocol.pdf 個人的には、ケルセチンを予防で毎日とるには25mgでいいと思ってる
亜鉛は20mgと、ゼレンコ博士は別の動画で言ってる ▶︎亜鉛イオノフォアのレベル
※亜鉛を細胞内へ運ぶ作用の度合い
バイオ研究 Dabbagh博士と
Clergeaud博士の共同研究から
▼クリオキノールを100と設定
※クリオキノールは飲用不適
EGCG:62
ケルセチン:31.6
ルテオリン:21.3
ルチン:7.5
レスベラトール:1.9
亜鉛のみ:1.5
https://mobile.twitter.com/rikanojikan/status/1375097879405027331
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>73のスレッドから
▼対コロナのベストな組み合わせ
※バイオ研究から
亜鉛+亜鉛イオノフォア成分
における最良の組み合わせは
亜鉛+EGCGといって良いだろう。
※医薬品以外
▼EGCGを選ぶ理由
@亜鉛イオノフォア作用が最も高い
(Rovira University)
A単独での新型コロナ阻害力が最も高い
(Era University)
亜鉛+EGCGの
ベストカップルに加えて
ケルセチンも摂れるなら
それに越したことはない。
ケルセチンは
血液脳関門(BBB)透過性が
EGCGより遥かに高く脳へはより届く。
※インビトロで65.54%到達
EGCG比較で
亜鉛イオノフオア作用は約半分。
コロナ直接阻害力も劣るが
補足成分としては最適だろう。 続き
理科の時間
@rikanojikan
・
2021年5月21日
▼多くいただくご質問
緑茶でもEGCGは補給できますか?
緑茶飲料
EGCG100mgの目安
▶︎一般的なペットボトル緑茶
:約1.66L相当
▶︎急須のお茶
:煎茶葉10gを約312mlのお湯で抽出
(最適温度80-81℃)
200mgを補給したい場合は
2倍となります。
吉川教授の研究から換算
http://id.nii.ac.jp/1108/00000849/
理科の時間
@rikanojikan
・
2021年5月24日
▼補足
EGCGはデリケートな成分で
急須のお茶で摂る場合には
抽出温度には気配りが必要です。
緑茶葉からだと
80℃以上で抽出されやすい一方、
抽出後は82℃以上で構造変化をします。
つまり、
最大限にEGCGを抽出できて
なおかつEGCGを壊さなくてすむ
最適な抽出温度は80〜81℃です。 >>177に追加
EGCGはケルセチンの倍の効果なのだそう
ただし、ケルセチンは脳関門を通る点で優れてるので併用するのが良いみたい
興味があればここにだらだらとコピペしたので見てみて
https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/covid19/1632551444/71-75 良いレスだね
ケルセチンは玉ねぎの皮
EGCg
https://www.itoen.co.jp/company/research/result/detail.php?id=23961
2009年12月24日
緑茶に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)が、
新型インフルエンザウイルス(H1N1)予防に有効であることを細胞実験で確認 EGCGはスパイクタンパクの無効化にもなるんだよね bachrach
@bachrachbach
オミクロンは鼻腔で増殖しますが、そこから脳へ感染する可能性は常にあります。
予防プロトコルに、鼻腔に多く発現するカテプシンB阻害のあるケルセチンをプロトコルに入れるのがおすすめです。
また、ケルセチンはBBBを突破して脳に作用することができますのでブレインフォグ対策にもなります。
だそうです
EGCGと併用が良さそう ヨハネの黙示録13章に記されている終末に現われる3匹の獣。トランプとジョンソンと安倍
https://www.biblegateway.com/passage/?search=%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%81%AE%E9%BB%99%E7%A4%BA%E9%8C%B2%2013&version=JLB
1節。7つの頭を持つ獣=G7の暗喩
6節。獣は、そのあいだ中、神の名と神殿、および天に住むすべての者をののしり続けました=トランプ
3節。獣の七つの頭のうちの一つが、回復の見込みがないほど傷ついているのがわかりましたが、その致命的な傷が治ったのです=2020年3月27日にコロナに感染して、その後重体から回復したイギリス首相ボリス・ジョンソン
12−14節。二本の小さな角をつけている獣が、最初の獣に後ろ盾になってもらって、致命的な傷が治った獣の権威を使って、多くの人の目の前で、燃える火を天から降らせるといった奇跡を行い、人々を驚かせたりした=2020年6月1日、トランプに媚びへつらう日本の安倍が(コロナの最中に日本メディアを呼び寄せ感染拡大させたという批判を避けるため)イギリスBBCだけを招いて、五輪中止で使わなくなった花火のサプライズ打ち上げを取材させた
https://www.bbc.com/news/world-asia-52883403
https://ichef.bbci.co.uk/news/624/cpsprodpb/4B50/production/_112608291_061730298-1.jpg
獣の刻印666の真相はBCG。9*9で18個のハンコ痕が666
BCGは過剰摂取すると皮膚結核「尋常性狼瘡(lupus vulgaris)」を発病する
https://pbs.twimg.com/media/EjIFbJkU8AA0KK3.jpg
https://pbs.twimg.com/media/EjIFcrWU4AAO7gu.jpg
本来はコロナ禍発生により日本でBCGを毎年のように繰り返し打つ世界線があった
そしてBCGは同じ所に打つと腫れたため、やがては右腕や額に打ち始めたと考えられる。それが黙示録13章16節
その他の関連スレ
聖書の記述と近年の出来事の一致点まとめ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/contemporary/1535780005/
トランプと安倍晋三を聖書の悪人にあてはめると一致する
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/contemporary/1567311910/
日経平均株価にアララト山の山頂が描画されている
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/shugi/1559972671/
聖書以外の経典も含めた凶兆まとめ
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/watchbakusai/1509676391/ コロナの本命薬はプロテアーゼ阻害剤
https://www.bbc.com/japanese/59173070
新型ウイルス経口治療薬「パクスロビド」
プロテアーゼ阻害剤として知られるパクスロビドは、ウイルスの増殖に必要な酵素を阻害するように設計されている。
マイタケと麹はプロテアーゼ
プロテアーゼ と 麹 とコロナの関係
納豆のナットウキナーゼはフィブリン(血栓の主成分)を溶解する
天然プロテアーゼ阻害剤は大豆
麹は良いかもしれない
https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/covid19/1637910906/391 ノババックスのワクチンが承認されたが普通に打たない J Sato@j_sato
BCG接種者の末梢血の試験管内での免疫変化・新コロ反応を詳細検査
・新コロ重症化と関連するサイトカイン;IL-6/TNF-α/IL-10が減少
・CD4+/CD8+ T細胞におけるエフェクターメモリー表現型を促進
・新コロに反応して好酸球を活性化
→BCG非特異的免疫調節シグネチャーは、新コロ重症防御免疫反応と一致
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/cti2.1387
結果
BCG接種により、SARS-CoV-2によるIL-6、TNF-α、IL-10など重症COVID-19と
関連することが知られているサイトカインの分泌がプラセボ接種ではなく、減少した。
さらに、BCG接種は、CD4+およびCD8+ T細胞におけるエフェクターメモリー表現型を促進し、
SARS-CoV-2に応答して好酸球を活性化させた。 - 本研究は,BCGワクチンの交差防御を評価した。
- BCGワクチンは安全です, また,潜在的な体液性免疫応答調節によりCOVID-19に交差防御を提供します。
Published 2022/5/22
回復期COVID-19患者におけるBCGワクチンの無作為化臨床試験: 臨床経過,有害事象,および体液性免疫応答
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/joim.13523 - (ブラジル・サンパウロ州の) 州立カンピーナス大学は他の機関と協力して,BCGワクチン再接種が(COVID-19)疾患との闘いに役立つかどうかを研究します。
Unicamp(カンピーナス大学のこと), COVID-19向けBCGワクチン試験を開始 (2022/6/14)
https://www.gov.br/capes/pt-br/assuntos/noticias/unicamp-testa-vacina-bcg-contra-covid-19 BCGワクチン再接種,コロナには無効 (2022/05/21)
https://medical.jiji.com/news/52451
この記事にある無作為化二重盲検プラセボ対照試験のデータを再検討した方がいます↓。結論は,BCG接種はCovid-19死から保護する,です。
Posted 2022/6/19
BCG vaccination excludes Covid-19 death
https://zenodo.org/record/6667353
- 実際,この時点で一つ強調しなければならないことがあります。
非常に不公正な研究条件下で,Caryn M.Uptonの研究は,BCGワクチン接種が
他のCOVID-19ワクチンに匹敵する,あるいはそれ以上に死亡を予防するという説得力のある証拠を提供することが可能です。
無作為化二重盲検プラセボ対照試験のデータを再検討したら、
COVIDワクチンと同等かそれ以上にCOVID-19による死亡を防ぐことがわかった・・・
再検討が妥当であれば、これはもうBCGワクチン接種によるCOVID-19重症化予防効果のエビデンスということになるのではないでしょうか。 2泊3日の小旅行で都会でなく森に行くと、ナチュラルキラー細胞の活動量が60~80%増加、7日後も効果持続、30日後も少し効果残存
図のA:森でハイキング
図のB:都会で散歩
日本人科学者グループの2008年の報告、機序不明
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/039463200802100113 感染症と免疫力 - 腸内細菌博士が教える新型コロナ予防法 - (ワニブックスPLUS新書) 子供と過ごしている大人はCOVID-19に感染しやすいが重症化はしづらそう、という研究。
子供がCOVID-19で重症化しづらい要因の一つとしてSARS-CoV-2以外のコロナウイルスに曝露しやすく、
それによる交差免疫があるためなのではないか、と言われている。
そのため子供と過ごす大人でも同様の現象が見られるのではないかと考え、312.6万人を対象に子供の有無、子供の年齢ごとに比較した。
0-5歳の子供といる大人と比べ、COVID-19感染リスクは6-11歳の子供がいる場合1.09倍、12-18歳の子供がいる場合1.09倍。
COVID-19による入院率やICU入室率は子供の年齢による差はなし。
一方、子供といない大人では0-5歳の子供といる大人と比べ、COVID-19感染リスクは0.85倍と低いが、
COVID-19による入院率1.49倍、ICU入室率1.76倍と高かった。
https://pnas.org/doi/10.1073/pnas.2204141119#abstract
非SARS-CoV-2による交差免疫がCOVID-19重症化予防に関与しているのかもしれない、という結果。 - 我々は, BCGワクチンの単独接種でSARS-CoV-2スパイク蛋白質に対する交差反応性抗体を誘導できることを示しました。
Published 2022/7/30
マウスモデルにおけるBCGワクチン接種によるCOVID-19に対する交差反応抗体の誘導
- それはまた, COVID-19のDNAに基づくワクチン接種によって誘導される抗体応答を高めることができます。
したがって, BCGワクチン接種と潜伏結核感染の両方が, 訓練された免疫だけではなく,
交差反応性抗体を誘導することによっても発展途上国におけるCOVID-19の低負荷を説明することができます。
さらに, COVID-19の異なる変異株, あるいは別のベータ・コロナウイルスが新たに出現した場合,
BCGワクチンの使用は, 現在のワクチンの免疫逃避を防ぐ助けとなることができます。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35907089/ 日本人の子供では、BCG+季節性コロナの自然暴露その他による訓練免疫がMIS-Cの発症を抑制していると思われます。
This raises the possibility of prior exposure to seasonal coronaviruses protecting children from developing MIS-C.
The immunopathogenesis of SARS‐CoV‐2 infection in children: diagnostics, treatment and prevention
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/cti2.1405#
BCGのRCT研究が査読された。
・68%の感染予防効果
・重症化の入院が8割減少
これも、ワクチン推進者にとって不都合な知見だろうね。
残念ながら、現在では、ファクターXのような優位性がなくなった。本来持っている免疫をワクチン接種が壊してしまったということか。
【介入】
ツ反陰性の基礎疾患あり高齢というリスク群に、BCGロシア株を追加接種
↓
【結果】
感染:68%減!※抗体検査ではプラセボ1.3%、BCG4.7%で無症状化を促進か
・入院:プ群5人がBCG群1人で8割減※リスク群ではファイザーより効果高そう
ACTIVATE-2: A DOUBLE-BLIND RANDOMIZED TRIAL OF BCG VACCINATION AGAINST COVID19 IN INDIVIDUALS AT RISK
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.05.20.21257520v1 高リスクな患者がCOVID-19診断後, 鼻うがいを開始すると, 入院確率が全国平均の8分の1以下に減少!
アメリカのオーガスタ大学・救急医学部の臨床研究者らによる新たな研究は, 1日2回の生理食塩水による鼻洗浄がCOVID-19の重症化と死亡を減らすことを確認しました! (2022/9/13)
https://www.thailandmedical.news/news/american-study-shows-that-twice-a-day-nasal-irrigation-with-saline-solution-helps-prevents-covid-19-disease-severity-and-mortality
マルチビタミンで高齢者の認知機能が改善
https://edition.cnn.com/2022/09/14/health/daily-multivitamin-cognitive-function-study-wellness/
高齢者における毎日のマルチビタミン(摂取)と認知力向上との間に潜在的な関連性があることが研究で判明
研究者たちは,フラボノイドを含むカカオ抽出物のサプリメント,マルチビタミン,プラセボのどれかを3年間毎日摂取するよう割り振られた高齢者の認知機能を分析しました。
"我々は,心血管系に効果があるという以前の報告から, カカオ抽出物が認知機能に何らかの効果を及ぼすと本気で信じていました。"
“そのため,データ分析からは,カカオ抽出物の大きな発見を期待していましたが,実際,認知機能に役立ったのはマルチビタミンのほうでした。
この結果により認知機能の低下を防ぐ可能性のある,シンプルでアクセスしやすく安全で安価な介入のための新たな研究の道が明らかになったことに興奮しています。"
- "心血系疾患やその他の慢性疾患を予防するために,健康的な食事や運動などの手段を講じることは,脳にも有益であると今回の研究は示しています。”
と, アルツハイマー病研究・ケアセンターの所長でUCLAの神経学教授のキース・ボッセ博士は述べました(氏はこの研究には参加していません)。
高リスクな患者がCOVID-19診断後, 鼻うがいを開始すると, 入院確率が全国平均の8分の1以下に減少!
アメリカのオーガスタ大学・救急医学部の臨床研究者らによる新たな研究は,
1日2回の生理食塩水による鼻洗浄がCOVID-19の重症化と死亡を減らすことを確認しました! (2022/9/13)
https://www.thailandmedical.news/news/american-study-shows-that-twice-a-day-nasal-irrigation-with-saline-solution-helps-prevents-covid-19-disease-severity-and-mortality
CDCの患者データ比較群: 入院 9.5%, 死亡 1.5%
Saline鼻洗浄治療群79名: 入院 1.3%, 死亡 0%
Epub 2022/8/25
高リスクのCOVID-19外来患者における生理食塩水・鼻洗浄の迅速な開始は重症度を軽減する
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36007135/ - 単回の鼻腔内投与は,(ウイルスの伝播を阻止するだけでなく,) SARS-CoV-2ウイルスの多種類の変異株の症状も軽減します。
新しい抗ウイルス療法はCOVID-19伝播を阻止します (2022/9/9)
- 『米国科学アカデミー紀要』に掲載された新しい研究では, therapeutic interfering particle (TIP; 治療的干渉粒子)と呼ばれる
この新しい治療法が, 感染した動物から放出されるウイルス量を減らし, ウイルスの伝播を制限することを示しています。
https://www.eurekalert.org/news-releases/964306
カルバクロールは,オレガノ,タイムなど芳香植物の精油に豊富に含まれるモノテルペンフェノールの1つです。
Epub 2021/2/16
宿主細胞中のウイルス・メインプロテアーゼ(Mpro)および, ACE2を標的とする植物化合物のカルバクール(Carvacrol)は,COVID-19の治療薬候補となり得る
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33664752/ イタリアの研究によると, 換気は学校でのCOVIDの症例を82%減らすことができます
https://www.reuters.com/world/europe/italian-study-shows-ventilation-can-cut-school-covid-cases-by-82-2022-03-22/
シンクタンクのヒューム財団が監修した実験では, イタリア中部のマルシェ地方にある10441の教室での新型コロナの感染状況を比較しました。
COVID症例は,機械換気システムを備えた316教室では著しく少なくなり, システムの換気能力が強いほど症例の減少が顕著でした。
教室内の空気を1時間に2.4回完全に入れ替えるられる換気装置によって感染は40%減少しました。
1時間に4回の完全換気では66.8%, 6回の完全換気では82.5%減少しました。
イタリアのほとんどの学校には換気装置がありません。その代わり, 天候が許せば窓を開けておくよう教員に求めています。
ヒューメ財団とマルシェ州の政府は,プレスリリースで, 最も効率的なシステムが導入された場合,
"学生10万人あたり250件 (教育省が設定した警戒レベル) から10万人あたり50件の割合になる可能性がある"と述べました。
実験は, 2021年9月~(ハイシーズンを含む)今年1月にかけて実施されました。 COVID-19経鼻ワクチンは,SARS-CoV-2が体内に侵入する地点である鼻の粘膜の免疫細胞を刺激できるため,
ウイルスの増殖と肺への拡散を阻止できます。開発者は,粘膜ワクチンが感染および伝播の予防に成功すると考えています。
インド, COVID-19経鼻ワクチンの緊急使用を許可
https://www.business-standard.com/article/current-affairs/india-s-first-nasal-vaccine-for-covid-19-gets-dcgi-nod-for-emergency-use-122090601262_1.html
(開発社の) Bharat Biotech社は, 鼻腔内ワクチンが広範な免疫応答 ? 中和抗体IgG, 粘膜IgA, およびT細胞応答 ? を刺激すると述べています。
COVID-19は, “感染と伝播の両方を阻止する上で, 鼻の粘膜の感染部位での免疫応答が不可欠です。"
と同社は述べました。
日本でも報道されていますが,「経鼻ワクチンは気道の粘膜の防御力を高めてウイルス感染を防ぐ仕組み」と 非常に浅い説明に終わっています。
鼻の粘膜でウイルスが最初に増殖し肺やその他の組織に拡がるので,
鼻の粘膜の免疫応答を起こすことが, 感染や疾患の進展や伝播を阻止する上で重要なのです。
カラギーナンやGSEなどの抗ウイルス作用の報告のある食品添加物を含んだ生理食塩水ベースの鼻スプレーでも,
鼻の粘膜の免疫応答にかなり近いことができると思っています。 Spike蛋白質はACE2との結合がなくても悪さをします。
Posted 2022/8/31
SARS-CoV-2のスパイクS1蛋白質は, ラットの肺胞II型様上皮細胞株(ATII-Like Rat L2 Cells) において,
グローバル・プロテオミクス変化を誘発するが, (細胞損傷は) 高分子ヒアルロン酸によって軽減される
https://www.biorxiv.org/content/10.1101/2022.08.31.506023v1
我々の結果は,スパイク蛋白質誘発性細胞損傷の新たな仮説を裏付けるものです: S蛋白質は,ヒトACE2を介して
宿主肺胞上皮と相互作用することが知られていますが, ACE2とは無関係に,
S蛋白質は病理学的効果(プロテオームの変化, E2F1, CREB, p65の活性化)も発揮します。
哺乳動物の気道に天然に存在し, 薬理学的に投与することもできる高分子ヒアルロン酸は,
スパイク蛋白質の有害作用を減弱させることが分かりました。このように, 我々の発見は,
COVID-19関連肺障害の新しい損傷経路および新たな治療作用物質を示唆するものです。
高分子ヒアルロン酸(Na)は, 鼻スプレーにしてもよいはずです。
高分子ヒアルロン酸(Na)は,嗅覚の回復に役立ったという報告もあります。
キシリトール(5%)とヒアルロン酸(0.2%)を含有する高浸透圧食塩水(3%)は,無症候性COVID-19陽性被験者におけるウイルス排出期間を短縮する可能性がある: パイロット研究
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34229425/
COVID-19患者の多くの同居者は長期間にわたりRT‐PCR検査が陽性であり続ける可能性があるため,
本研究では無症候性COVID-19患者におけるウイルス排出期間の短縮の可能性を検討した。
軽度のCOVID-19患者に対しては,生理食塩水による鼻腔洗浄が安全で有益な治療法となる可能性が報告されています。↓
風邪の際に高張食塩水を鼻腔に注入すると,罹患期間が22%短縮し,薬の使用が36%減少し,家庭内感染が35%減少し,
食塩には抗ウイルス作用があるため,ウイルス量も減少しました。↓
- 治療は,高張性(3%NaCl)生理食塩水, 高分子量ヒアルロン酸ナトリウム(0.2%), キシリトール(5%) を含む溶液の鼻腔内ネブライザリングで行われた。
COVID-19患者における嗅覚の回復:ネブライザーによる鼻腔内治療の経験から (Acepted 2021/2/18)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33728831/ https://www.nature.com/articles/s41421-022-00409-y
Published: 29 April 2022
概要
COVID-19の世界的な流行は,急速に世界中に広がり,500万人以上の死者を出している。
COVID-19患者に対する有効な治療戦略の開発が急務となっている。
ここで、我々はSARS-CoV-2感染により、COVID-19患者と同様に、
マウスでNAD+代謝、免疫応答、細胞死に関連する遺伝子の制御異常が生じることを明らかにした。
そこで、NAD+およびその中間体(NMN)投与の効果を検討したところ、
SARS-CoV-2感染肺の過剰な炎症細胞浸潤、溶血、塞栓などの肺炎表現型が有意に救済されることを見出した。
細胞死は、NAD+とNMNの補給によって大幅に抑制された。さらに驚くべきことに、NMNの補充は、
致死的なマウス適応SARS-CoV-2に感染した高齢マウスの30%を死から守ることができる。
機械的には、NAD+またはNMNの補充は、SARS-CoV-2感染によって引き起こされた遺伝子発現と
代謝の乱れを部分的に救済することを見いだした。
このように、我々のin vivoマウス研究は、NAD+経路を標的としたCOVID-19患者の治療試験を支持するものである。 - 甘草の主要有効成分であるグリチルリチンは,ウイルスのメイン・プロテアーゼ(Mpro=3CLpro)を
阻害することにより,SARS-CoV-2複製を強力に阻止します。
Pub 2021/4/2
グリチルリチンはウイルスのメインプロテアーゼを阻害することによりSARS-CoV-2複製を効果的に阻害する
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33918301/
「レスタミンコーワ」の成分はジフェンヒドラミンだけですが, 「レスタミンUコーワ」には,
ジフェンヒドラミンのほかにグリチルリチンも配合されているようです。
2つの複製阻害作用が相乗して働くとすれば(とすれば),より効果的かもしれません。
根湯や麻黄湯にも甘草が入っています。これらの漢方薬でも, グリチルリチンのウイルス複製阻害作用が働いていると考えられます。
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202102214916168671
グリチルリチン酸製剤による新型コロナウイルス肺炎の予防と治療の可能なメカニズム【JST・京大機械翻訳】
抄録/ポイント: 抄録/ポイント
新型のコロナウイルス肺炎(COVID-19)は重症急性呼吸症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染による急性呼吸器感染症であり、
伝播速度が速く、範囲が広く、伝染性が強いなどの特徴があり、すでに公衆の健康に深刻な脅威となっている。全世界の広範な関心を引き起こした。
現在、COVID-19の治療はまだ特効薬がなく、主要な治療プランは依然として抗炎症を主とする補助的治療である。
COVID-19と重症急性呼吸症候群はいずれもコロナウイルス感染により引き起こされ、病原体のホモロジーが高く、共
同受容体-アンギオテンシン変換酵素2(ACE2)を有するが、グリチルリチン酸はACE2と結合できるため、
グリチルリチン酸製剤はCOVID-19を予防する潜在的価値があると考えられる。
本論文では、関連文献を検索し、グリチルリチン酸製剤によるCOVID-19の予防と治療の可能な機序を総説し、
グリチルリチン酸製剤がCOVID-19の予防治療に一定の理論的根拠を提供した。 k_hirahata/status/1485196309397372929
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/matsuda/202201/573583.html?
オミクロン株に「葛根湯+小柴胡湯加桔梗石膏」が有用な可能性!
首肩がこるような感じ、悪寒などがあれば「葛根湯」
ひどい炎症を伴う咽頭痛には「小柴胡湯加桔梗石膏」
をよく使いますので、さもありなんという感じです。(ツムラの)エキス剤で行くと、甘草が4gとやや多めなので注意が少し必要ですが、短期間なら大丈夫でしょう。
発熱もなく、弱っているタイプの #新型コロナ 感染では、証に合わせた処方が必要と思います。
私なら、咽頭痛があれば「桔梗石膏」
首肩のコリがあるけども弱っている場合は「桂枝湯」
胃腸が弱くて、全体に弱っている人であれば「香蘇散」
舌のむくみが強くて体が弱っている場合は「真武湯」
熱がなくて体が弱く、胃腸も強くなければ「補中益気湯」
体が冷えて舌がむくんでいて舌下静脈がしっかり見えれば「当帰芍薬散」
を使うかなと思います。漢方が専門の先生だったらもっと違う処方をされるかもしれませんので、参考程度に。
あぁ、関節痛があって元気な人には「麻黄湯」
関節痛があって弱っている人には「麻黄附子細辛湯」を使います。
いろいろ気になるからと何種類も飲むとかはやめてください。基本的には2種類までです。
黄湯と葛根湯を飲むとかは似たような生薬が多くなりすぎるのでダメですし、細かい注意点はちょこちょこありますので、
できれば医師に処方してもらっていただきたいですし、市販薬を買う時も詳しい薬剤師さんにきちんと聞いた方がいいです。 鼻うがい も重要と思います。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33772626/
こちらは新型コロナ発症から48時間以内に生理食塩水で鼻うがいをすると症状が軽減する可能性があることを指摘した論文。
https://www.nature.com/articles/s41598-018-37703-3
こちらは対象が「普通の風邪」で、対象が68人と小規模の研究ですが、発症後48時間以内に鼻うがいを開始したところ、
体内からウイルスがいなくなる時期の短縮
風邪の期間22%短縮
薬の使用36%減少
家族への感染35%減少
という結果が出ています。
おそらく、#オミクロン 株に罹患した方が #鼻うがい をすると、どろっとした粘液が出て、スッキリされる方もいらっしゃると思います。
前掲の論文には「生理食塩水は上皮細胞や貪食細胞のミエロペルオキシダーゼ活性をシフトさせ、次亜塩素酸を産生させる」とありますから、ぜひお試しを。
なお、中耳炎がある場合や、中耳炎になりやすい方は鼻うがいはしてはいけないことになっていますので、その点は注意してください。
やり方は、鼻から鼻に通すのが本式ですが、難しい場合は鼻に入れて、同じ鼻から出す形でも大丈夫です。慣れてきたら反対側の鼻から出すようにしてください。
ご指摘があったので追補。風邪の初期に「補中益気湯」を単独で使うことはないです。本来は慢性期に使う薬。
当帰芍薬散(駆?血剤)をあえて入れたのは、コロナで一番怖い血栓を意識したためです。
もちろん医師の診断・処方が一番良いので、医療にアクセスできる方はぜひ診察を受けてください。
うがいは、予防のためなら小さいものでもよいと思いますが、治療で使うなら大容量のものが良いと思います。
手軽なのは あたりかなと思います。
鼻うがいについて、詳しいのは何といっても堀田修先生の本です。
漢方についての追記です。一連のツイートで書いたのは、かかりはじめに飲む漢方として書きました。
症状が悪化するとか、2日も飲んで改善がないとかがあったら、変更を検討してください。
また、全国にオンラインで漢方を処方してくださる先生がたくさんいらっしゃいますので、そちらも頼ってください。 新型コロナ第一波を乗り切った中国では漢方薬「清肺排毒湯」が治療に用いられた。
中国の全土28省で幅広く使われており、特にコロナ震源地となった湖北省・武漢市の医療現場で最も多く処方されたという。
臨床観察での有効率は90%以上に達するというデータも。
午後8:15 ・ 2020年8月20日
「清肺排毒湯。エキス剤にはないので、いちいち生薬からつくるのが大変な人は
麻杏甘石湯 (ツムラ55)+胃苓湯 (ツムラ115)+小柴胡湯加桔梗石膏(ツムラ109) でほぼ同じになります。」とのことです。
https://annoura-seikei.com/corona
午後11:32 ・ 2020年8月20日
伊藤公紀@Itoh_Kiminori
オミクロン株には、葛根湯と小柴胡湯加桔梗石膏の組み合わせが良い、という情報があります。
葛根湯はツムラ001番。葛根の他に、麻黄、甘草、芍薬などを含む。
COVID-19に芍薬甘草湯が良いという話がありましたが、葛根湯にも芍薬と甘草が入っていますね。
午後11:08 ・ 2022年1月26日 //twitter.com/Papa_Cocoa_Milk/status/1577161647235694596
ナットウキナーゼは血栓を分解し、新しい血栓ができるのを防ぐ】
https://www.naturalnews.com/2022-06-15-nattokinase-dissolves-blood-clots-prevents-new-clots.html
(Natural News)心臓病、動脈硬化、血栓に対する最強の防御策の1つは、納豆と呼ばれるあまり知られていない食品です。
納豆は、発酵した大豆と特定の種類の常在菌から生成される粘着性のあるチーズのような物質である。1/
この善玉菌である枯草菌は、腸管を健康に保つ働きがある。大豆を発酵させると、血圧を下げ、骨粗しょう症を治療し、
血栓を溶かし、心血管疾患、脳卒中、心臓発作を抑えることができる薬用物質が生成されます。2/
ナットウキナーゼは、ワクチンによる血栓に対する治療薬である
納豆は、それが何千年もの間、主食となる朝食の食品であった日本では人気があります。
それはナッツのような塩辛い味を放ち、しばしばご飯とペアリングされています。
シカゴ大学の研究者たちは、納豆に含まれる特定の血栓溶解酵素を単離しました。
この酵素はナットウキナーゼと呼ばれています。
ナットウキナーゼを体温で血栓に塗布すると、18時間以内に血栓が溶けた。
赤血球が傷つくと、その周りにフィブリンと呼ばれる糸状の網が形成されます。
このプロセスは、出血を止め、かさぶたを形成し、治癒のプロセスを開始するために自然に発生します。
傷が治り始めると、体内でプラスミンという物質が生成され、フィブリンを分解して溶かしていきます。
加齢に伴い、プラスミンの分泌は少なくなります。フィブリンが適切に溶解されない場合、
それは心臓発作や脳卒中につながる危険な血栓となる可能性があります。
ナットウキナーゼは、完全に溶解していない潜在的に生命を脅かす血栓から心血管システムを保護し、
老化体がフィブリンを溶かすのに役立ちます。研究によると、ナットウキナーゼは、プラスミン自体よりも血栓を溶解する4倍強力である。
食事に含まれる場合、それは、血圧を安定させ、既存の血栓を溶解し、心血管システムを最適化することができます。
納豆の価値は、武漢コロナウイルス(COVID-19)集団予防接種プログラムによる血栓と心臓の炎症の猛攻撃のために、以前よりも大きいです。
炎症性スパイクタンパク質の暴走が血液凝固や自己免疫の問題を引き起こしたように、血栓の脅威は依然として残っています。
納豆は、これらのワクチンから来る奇妙な血栓形成を破壊することができることを証明する科学的研究はありませんが、
それは通常の血栓を溶解する長年の歴史を持っています。
納豆は、心血管機能、消化と骨の健康のために優れている
血栓溶解剤は、救急病院では命を救うことができますが、その効果は長くは続かず、また非常に高価であることが多いのです。
血栓溶解剤は1回の投与で数分間有効で、1,500円に達することもある。一方、週20ドルの納豆を食べれば、
病院の緊急事態を完全に防ぐことができる。血栓溶解食品は、一度に12時間まで体内で生物活性を維持し、
血栓を溶解し、心血管機能を改善するために長期にわたってより効率的に動作します。この食品の副作用は、
血圧の低下、コレステロールの低下、消化の健全化、骨の強化です。
オクラホマ州立大学と宮崎医科大学の研究によると、納豆は血栓を48%早く溶かすことが判明しました。
12人の日本人ボランティアは、血栓が2時間以内に溶け、わずか2週間で血圧が11%低下しました。
納豆は、骨粗しょう症の治療にも健康的な選択肢です。物質は、腸管内のビタミンK2の合成を促進する。
このビタミンは、体が骨にそのカルシウムの貯蔵を維持するのに役立ちます。
ある研究では、女性が週に160グラムの納豆を食べるだけで、骨量の減少を抑えることができることを発見しました。
この研究の女性たちは、大腿上部の骨量減少を80%以上、下腕部の骨量減少を60%減少させた。
この食品は、日本以外の文化に採用された場合、その後、生活の質は、世界中の何億もの人々、
特に老齢に移行する成人のために改善されるでしょう。医師は、COVID-19ワクチンを受けて、
これまで生き残った人のために納豆のサプリメントを推奨する必要があります。
https://www.mdpi.com/1420-3049/27/17/5405/htm
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) インドネシアからSARS-CoV-2エピトープに対するT細胞交差反応についての報告
SARS-CoV-2のORF1ab断片と従来風邪コロナウイルスとの間で100%類似のエピトープが2つ、
同一のT細胞受容体TCR接触残基を持つ9つの異種エピトープ
SARS-CoV-2とBCGとの間で相同性エピトープが15つ、MMRとの間で7つ
Immunoinformatics Identification of the Conserved and Cross-Reactive T-Cell Epitopes of SARS-CoV-2 with Human Common Cold Coronaviruses,
SARS-CoV, MERS-CoV and Live Attenuated Vaccines Presented by HLA Alleles of Indonesian Population
https://www.mdpi.com/1999-4915/14/11/2328 長年減少を続けてきた結核死が、増加を転じる。コロナ??率が低いアフリカを除き、世界的に増加トレンドに反転
Tuberculosis on the rise after years of decline https://en.mdn.tv/6tP8
https://who.int/news/item/27-10-2022-tuberculosis-deaths-and-disease-increase-during-the-covid-19-pandemic
感染症として死因首位だが、コロナのように注目されない BCG説がRCTでまた証明!
・基礎疾患あり495人対象の四重盲検
※インドなので多分誕生時BCG接種で再接種、ロシア株
※コロナ??排除←重要、製薬・ゲイツ??が入ってないから
両群で感染率は変わらなかったが
・発症率は62%減
・重症・死亡は100%減;プラセボ群が重症6人・死亡1人のところ、BCG群は0人
https://link.springer.com/article/10.1007/s40121-022-00703-y BCG and SARS-CoV-2?What Have We Learned?
https://mdpi.com/1860134 #mdpivaccines
BCG Vaccine ? The Road Not Taken
https://preprints.org/manuscript/202209.0139/v1
Lower incidence of hospital-treated infections in infections in infants under 3 months of age vaccinated with BCG
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264410X22010878 ギリシアからBCGのCOVID-19予防、2重盲検無作為化比較試験、
516例のうちツ反陽性の208例等を除く50歳以上301例をプラセボ153例、BCG148例で6ヶ月間追跡
BCG群でCOVID-19発症リスクの68%減少(95%CI:0.13-0.79)を達成、
COVID-19入院もBCG群2例でプラセボ6例より少数。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36119100/ BCGワクチン、新型コロナ予防にも効果 米研究で判明
The Wall Street Journal
https://diamond.jp/articles/-/308098 Multiple BCG vaccinations for the prevention of COVID-19 and other infectious diseases in type 1 diabetes
https://www.cell.com/cell-reports-medicine/fulltext/S2666-3791(22)00271-3
Efficacy of Bacillus Calmette?Guerin (BCG) Vaccination in Reducing the Incidence and Severity of COVID-19 in High-Risk Population (BRIC): a Phase III, Multi-centre, Quadruple-Blind Randomised Control Trial
https://link.springer.com/article/10.1007/s40121-022-00703-y https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/kurahara/202210/576847.html
無効と思われたBCG、「複数回接種」は新型コロナに効果?2022/10/19
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/kurahara/202207/575657.html
BCGワクチンのコロナ予防効果は議論が決着か 2022/07/05
https://medical.jiji.com/news/53828
実証!BCGワクチンのコロナ予防効果
マサチューセッツ総合病院が8月15日に出した研究結果によると、
結核を予防するBCGワクチンがコロナに非常に有効だそうで。研究では144人が参加、96人がBCGワクチン、48人がプラセボ(偽薬)を投与したんです。
15か月間の実験後、偽薬を投与された方は全体の12.5%にコロナの症状が出ましたが、BCGを打った人はわずか1%しか症状が出なかったそうで?
日本だと↓のように1951年からBCGの集団接種が実施されていますが、それで去年までは世界的には日本のコロナ感染率が低かったと。
Multiple BCG vaccinations for the prevention of COVID-19 and other infectious diseases in type 1 diabetes
https://www.cell.com/cell-reports-medicine/fulltext/S2666-3791(22)00271-3
https://www.news-postseven.com/archives/20221008_1799637.html?DETAIL
2022.10.08 19:00女性セブン
腸内の善玉菌が非常に多い日本人 「米中心の日本食」を守り続けた結果か
https://diamond.jp/articles/-/307895
日本人男性の「心血管死リスク」は米食で下がる?男女で違いが生じる理由
ヘルスデーニュース健康ヘルスデーニュース2022.8.14 4:30
https://nclalegal.org/2022/08/cdcs-new-covid-guidance-finally-admits-what-nclas-suits-said-about-natural-immunity-all-along/
CDCが自然免疫のほうが良いということを認めた記事ですが、BCGワクチンからくる自然免疫を破壊するのがコロナワクチンなので。 結核菌から身を守る、免疫システムに迫る。
http://shochou-kaigi.org/interview/interview_07/
https://www.macrophi.co.jp/lps/1-1.html
LPS 「糖脂質」あるいは「リポ多糖」 マクロファージの活性化
https://www.macrophi.co.jp/lps/4-8.html
BCGと訓練免疫
BCGはLPSととても構造の似た分子を細胞壁に持ち、
その分子がLPSと同じ受容体に結合することを通じて自然免疫を活性化すると考えて良いと思います。
どうやらBCGとLPSは共通の機能を持つようです。
https://www.imini-immunity.jp/care/2020/08/lps-2.html
LPSが多く含まれる食材は?
■食用・薬用植物中のLPS(リポポリサッカライド)含量(μg/g)
明日葉 13.8
ゴーヤチップ 0.2
桑の葉(粉末) 1.1
大麦若葉(粉末) 0.5
ケール(粉末) 0.2
ほうれん草(粉末) 1.3
ワカメ(乾燥) 21.2
メカブ(粉末) 42.8
クロレラ(市販健食) 0.2
キノコ菌糸体抽出物(市販健食) 0.8
蕎麦外層粉 5.9
小麦フスマ(市販健食) 8.8
小麦胚芽(市販健食) 7.5
シイタケ末(市販健食) 2
発芽大麦ファイバー(市販健食) 3
渋柿(発芽食品) 17.1
ドクダミ(乾燥) 5.5
鬱金(和漢) 30
人参(和漢) 50
柴胡(和漢) 40
甘草(和漢) 30
葛根(和漢) 30 柴胡 甘草 葛根 といえば対コロナ漢方薬
https://www.macrophi.co.jp/special/172/
LPSの含まれた食品は何?効率よく摂取するコツも解説
LPSは土壌に含まれる細菌由来の成分のため、細菌の多い土壌で育った作物は、
泥を洗い流した後もLPSがしっかりと残っているのです。
海中にもさまざまな微生物が生息しているので、海藻類もLPSが豊富です。
1. 穀類は未精製のものを選ぶ
2. 野菜を皮ごと食べる
3. 高温で調理しない
4. 長時間水にさらさない
LPSが含まれる薬草や漢方食品のひとつクローブ
非シト毒性濃度のクローブとユージノールは、
マウスマクロファージによるサイトカイン産生に免疫調節/抗炎症作用を発揮します。
https://bibgraph.hpcr.jp/abst/pubmed/22420667 無効と思われたBCG、「複数回接種」は新型コロナに効果?2022/10/19
BCGワクチンは、特に小児において重症結核の頻度を減らす効果が期待されます。日本でも、生後1歳になるまでに1回接種されています。
さて、「BCGワクチンのコロナ予防効果は議論が決着か」という記事で、BCGワクチンを接種しても、
trained immunity(BCG刺激で単球にエピジェネティックな変化を起こし、
TNF-αやインターロイキンの産生能が高まる現象)で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を
劇的に防止するには至らないのではないかという否定的な見解を書きました。
「決着」と断言せずに「決着か」と濁しているのは、いくばくかの可能性を残していたからなのですが、
数カ月しかたっていないものの後出しじゃんけん的な記事を書きたいと思います。
複数回接種の有効性が1型糖尿病で示唆
「決着か」の記事で紹介しましたが、BCG接種が予防接種プログラムに組み込まれていないオランダにおいて、
60歳以上の高齢者を対象に、COVID-19を含む呼吸器感染症に対するBCGワクチンの有効性を見たランダム化比較試験があります1)。
この研究では、呼吸器感染症やCOVID-19の感染予防には有効でないと結論付けられました。
しかし世の中には興味深い試みをする人がいるもので。BCGワクチンを複数回接種したらどうなるかというのを調べたのです。
1型糖尿病の患者さんに限定された研究ではありますが、なんと、複数回接種によって、
新型コロナウイルスの感染予防効果が92%という研究結果が最近報告されました2)。
特筆すべきは、1回の接種ではなく3回接種(4週間隔で2回、その翌年に1回)したというところにあります。
接種後、15カ月にわたってCOVID-19の発症が調査されました。
その結果、BCGワクチン接種群のCOVID-19発症者は1%、プラセボ接種群で12.5%と、
実にBCGワクチンの感染予防効果は92%という結果になりました。
ファイザー社製のワクチンが登場したときのようなインパクトのある数字です。
CBCG接種群(96人) Dプラセボ接種群(48人) Eサーベイランス期間 Fワクチンの有効性
C D E F
A1人 6人(12.5%) 15カ月 92%
B0人 5人(10.4%) 15カ月 100%
A:臨床診断・抗体価によるCOVID-19診断数
B:PCR確定COVID-19診断数
表1 BCG接種のCOVID-19に対する有効性(文献2から一部改変引用)
ただ、BCG接種から効果が期待されるまでに、最大で2年という期間が必要になります。
その他の呼吸器感染症を減らす効果も見られたようなので、BCGが複数回接種できる国は先を見越して接種してもよいかもしれません。
BCGワクチン複数回接種の実用性
しかし、この研究は1型糖尿病という限られた層を対象としています。
加えて、変異を繰り返す新型コロナウイルスに太刀打ちできるのかという点は全く未知数であることは懸念材料です。
日本ではBCGを1歳未満に使用することが当たり前になっており、これがいわゆる「ファクターX」ではないかと議論されていたわけですが、
1回の接種の有効性については前述のオランダにおけるランダム化比較試験からもエビデンスとしては弱いと言えます。
また、BCGは生ワクチンだけに、COVID-19の予防として用いる場合に妊婦や免疫抑制状態にある高齢者などで使いにくいのが難しいところです。
現状、新型コロナワクチンを接種すれば解決する問題なので、
あえて時間のかかるBCGワクチン複数回接種の研究結果に飛びつく必要はないのかなと思います。
(参考文献)
1) Moorlag S, et al. Efficacy of Bacillus Calmette-Guerin vaccination against respiratory tract infections in the elderly during the Covid-19 pandemic.
Clin Infect Dis. 2022 Mar 5;ciac182.
2) Faustman DL, et al. Multiple BCG vaccinations for prevention of COVID-19 and other infectious diseases in Type 1 diabetes.
Cell Reports Medicine. 2022; DOI:10.1016/j.xcrm.2022.100728. ↑120の鹿ドクターの動画にはってある論文は119の記事の参考にもなっており >>116 にもURL貼ってある
鹿先生ありがたい Multiple BCG vaccinations for the prevention of COVID-19 and other infectious diseases in type 1 diabetes
1型糖尿病におけるCOVID-19およびその他の感染症予防のためのBCG複数回接種について
ハイライト
COVID-19に対する予防のためのBCG複数回接種の無作為化試験について報告する。
BCGは安全であり、COVID-19に対する有効性はプラセボに対して92%であった。
また、その他の感染症に対する予防効果も示唆されている。
有効性が現れるまでに1-2年かかるが、予防効果は数十年続く可能性がある
まとめ
ロナウイルス症2019(COVID-19)やその他の感染症から身を守るための安全で有効なプラットフォームワクチンが必要とされている。
この無作為化二重盲検プラセボ対照第2/3相試験では、COVID-19未接種、アットリスクコミュニティに基づくコホートにおいて、
COVID-19および他の感染症の予防のための複数回投与バシルスカルメットゲラン(BCG)ワクチンの安全性および有効性を評価する。
アットリスク集団は1型糖尿病の成人から構成されている。
144人の被験者を登録し、96人をBCGに、48人をプラセボに無作為に割り付けた。
15ヶ月の試験期間中、脱落者はなかった。プラセボ投与群の累積発症率は12.5%、BCG投与群は1%で、COVID-19の確定診断基準を満たし、有効率は92%であった。
また、BCG投与群では、COVID-19を含む感染症症状が少なく、重症度も低く、患者あたりの感染症イベントも少なかった。
BCGに関連する全身性の有害事象は見られませんでした。
BCGの広範な感染防御は、新しい重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)亜種や他の病原体に対するプラットフォーム防御となる可能性を示唆しています。 https://www.yomiuri.co.jp/medical/20211209-OYT1T50227/
「ファクターX」は日本人6割にある白血球の型か…防御力の解明につながる可能性も 2021/12/10 11:37
日本は海外に比べて新型コロナの感染者や死者が少ないとされ、「ファクターX」と呼ばれる日本人特有の未知の要因が存在しているという指摘がある。
藤井チームリーダーは「A24がファクターXの候補と考えられ、治療薬の開発などにつながるかもしれない」と話している。 Hirokazu@thirokazu_uc
亜鉛とビタミンCの強力な関係
ナチュラルキラー細胞は、その名前が示すように、血流中を移動し、破壊する病原体を積極的に探す免疫細胞です。
亜鉛とビタミンCの両方が、ナチュラルキラー細胞の活性を高めます。
https://zinc.ca/blog/the-powerful-relationship-between-zinc-and-vitamin-c/
https://zinc-ca.translate.goog/blog/the-powerful-relationship-between-zinc-and-vitamin-c/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
ビタミンCと亜鉛の免疫増強の役割と病状への影響
https://www.karger.com/Article/Abstract/90495
Alzhacker @Alzhacker
COVID-19による呼吸器疾患の管理における葉酸の役割
ビタミンB群の葉酸を導入し、コロナウイルスの細胞侵入を媒介するFurin活性を阻害することに初めて成功した。
葉酸は安全な薬剤として、COVID-19に関連する呼吸器病変の予防または緩和に役立つ可能性がある。
https://chemrxiv.org/articles/preprint/The_Role_of_Folic_Acid_in_the_Management_of_Respiratory_Disease_Caused_by_COVID-19/12034980/1
笹目さん | 葉酸サプリ研究所 @yousansupple
高用量の葉酸、コロナ感染リスク1.5倍、死亡リスク2.6倍
アラバマ大学の研究によると、高用量(5mg)の葉酸を処方された人は、コロナにかかる確率が1.5倍、死亡する確率が2.6倍高くなることがわかりました。
→医薬品レベルの話。1mg以下なら安全。だけど、必要最小限(400μg)にしておくのが安心。
参考文献https://bmjopen.bmj.com/content/12/8/e062945.full
適度な葉酸摂取によりコロナ重症化を防ぐ可能性はあるが、過剰摂取による癌化リスクもあるため、
通常の食品以外の食品に含まれる葉酸の摂取量は400?/日を超えない方がいい。
https://tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-yousan-biotin.html jinpeiishii @jinpeiishii
日本人が抗体を持たなくても細胞性免疫を持つ根拠。
「ペプチド反応性キラーT細胞株はSARS-CoV-2と同じグループのベータコロナウイルスに対し83~100%の人が反応することが分かりました」
抗体なんて効率の悪いものを作るまでもないから日本人の抗体価は低かっただけ。
https://www.riken.jp/press/2021/20211208_1/
2021年12月8日 理化学研究所
新型コロナウイルスに殺傷効果を持つ記憶免疫キラーT細胞 -体内に存在するもう一つの防御部隊- https://medrxiv.org/content/10.1101/2022.12.21.22283753v1
Covid-19のメトホルミン、イベルメクチン、フルボキサミンによる外来治療と10カ月間の追跡調査におけるLong Covidの発現 プレプリント
メトホルミンを1日1,500mgまで6日間かけて漸増し14日間投与
メトホルミン群のLong-COVID発生率は盲検化対照群と比較して 42%減少した。
メトホルミン群対コントロールのロングコビッドのハザード比(HR)は0.58(95%CI 0.38~0.88);
イベルメクチン群(430mcg/kg/日を3日間投与)0.99(95%CI 0.592~1.643);
フルボキサミン群(初日に50mg、14日間50mg1日2回)1.36(95%CI 0.785~2.385) であった。 健康寿命延伸のための生活習慣としてのサウナ利用
https://sciencedirect.com/science/article/pii/S0531556521002916
観察研究、介入研究、および機構研究からの説得力のあるデータは、
サウナ使用が健康寿命を延ばすという主張を支持し、複数の最近のレビューでは、
サウナ使用に関連する心血管、神経、および代謝の利点について説明している。
認知症やアルツハイマー病といった加齢に伴う神経変性疾患の発症リスク低減と、
用量依存的な関連が明らかにされた。週に4~7回サウナを利用すると答えた男性は、
週に1回だけサウナを利用すると答えた男性に比べて、認知症の発症リスクが66%低く、
アルツハイマー病の発症リスクも65%低かったのである
KIHD研究に参加し、週に4~7回サウナを利用していると報告した男性は、
男性のエネルギー摂取量、社会経済状況、身体活動、およびC反応性タンパク質で測定した炎症状態を調整しても、
精神病性障害の発症リスクが77%減少した。
男性の心臓突然死のリスクは、サウナセッションが11分以下だった人では7%低く、
19分以上だった人では52%低くなっていた。
さらに、有酸素運動と頻繁なサウナ入浴の組み合わせは、
心血管関連死亡率および全死因死亡率の低下に対して相乗効果を発揮する。
2週間にわたり30分のサウナ入浴を7回行った女性は、血漿総コレステロール濃度の低下 を示し、
血漿リポ蛋白の減少を認めた。最終サウナセッション直後に評価したLDL濃度の低下などが見られた。
毎週2~3回サウナを利用すると回答した男性は、週に1回しかサウナを利用しない男性と比較して、
高血圧の発症リスクが24%低く、週に4~7回サウナを利用すると回答した男性は、
高血圧の発症リスクが46%低いことが分かった。
温水浴による全身温熱療法は、血清 BDNF 濃度を強力に上昇させる。
温水への頭部浸漬の効果を調べたところ、42 °C (108 °F)の水に20分間浸漬すると、
血清BDNFレベルが66%上昇することが実証された。
軽度のうつ病と診断された28人を対象とした無作為化比較試験において、
4週間のサウナセッションを受けた参加者は、サウナ療法の代わりにベッドレストを受けていた対照群と比較して、
食欲増進、身体愁訴や不安の軽減といったうつ病の症状の軽減を経験した。
うつ病と診断された健康な成人30人を対象とした無作為化二重盲検試験では、
中核体温を38.5℃に上昇させる全身温熱療法を1回受けた参加者に、
治療後1週間以内に明らかな急性抗うつ効果が現れ、治療後6週間持続した。
ヒトを対象とした小規模な介入研究では、10日間の固定期間中に毎日筋肉に局所的に熱処理を施すと、
偽治療群と比較して、ミトコンドリア機能の低下、HSPレベルの上昇、骨格筋の萎縮が37%抑制されることがわかった
熱ショックタンパク質は、前述したように、活性酸素種を直接消去し、
内因性抗酸化物質のグルタチオンを維持する効果によって細胞の抗酸化能力をサポートすることにより、
筋タンパク質の損傷を防ぐことができる。
さらに、HSPは、ミスフォールドや損傷を受けたタンパク質を修復し、
タンパク質が適切な構造と機能を維持できるようにすることができる。
サウナ入浴による熱ストレスに対する生理的反応の多くは、
適度な有酸素運動と似ているため、スポーツ障害、変形性関節症、脊髄損傷(発汗障害がない場合)、
老化などの様々な傷病や障害を持つ人、または通常の身体活動に長時間参加できない人にとって、
サウナの使用は特に有益であると考えられる。 メラトニンは「次のビタミンD」なのか?新たな科学、臨床的使用、安全性、栄養補助食品についてのレビュー 2022 Sep 22
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36235587/
メラトニンとビタミンDは、健康に与える影響の深さと広さにおいて、はっきりとした類似点がある。
どちらもホルモンとして作用し、免疫調節や抗炎症作用を通じて複数のシステムに影響を与え、皮膚に存在し、日光や暗闇に反応する。
実際、ビタミンDの欠乏が「日光欠乏症」として広く懸念されていることと、
人工的なブルーライトの過剰照射による「暗闇欠乏症」の結果としてメラトニンの分泌が減少することは、
類似していると言えるかもしれない。 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21526086/
メラトニンは20mg/dayを夕方に経口投与された。
化学療法とメラトニンを併用した患者の腫瘍(転移性非小細胞肺癌)反応率は、
化学療法単独よりも有意に高かった。化学療法の効果は、メラトニンによって増強される可能性があり、
新しい有望な生化学療法の組み合わせである。
興味深いことに、メラトニンの効力と患者の霊性との間に相互作用があり、
霊的信仰を持つ患者でより大きな効果が認められた。これは免疫系の機能に関連する話題であるため、
精神-免疫-神経内分泌学という分野となる。 標準的な抗腫瘍療法に抵抗性を示す進行がんに対する松果体ホルモン「メラトニン」の臨床的効果
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/1749579/
メラトニンを1日20mgを15時に筋肉内投与し、2ヶ月間投与した。この導入期の後、
レスポンダー患者またはパフォーマンスステータス(PS)が改善した患者には10mgを経口投与した。
臨床効果は以下の通りであった。部分奏効1例(膵臓がん)、小奏効2例(結腸がん、肝がん)、
病勢安定21例であった。残りの30例は、治療開始後2ヶ月以内に急速に進行した。
PSの明らかな改善は54例中18例(33%)で達成された。
これらの結果は、他の標準的な治療法がない多くの癌患者において、
腫瘍の成長を明らかに制御し、QOLを改善したことを示し、
治療不可能な進行癌患者の生存とQOLに対するMLT療法の影響をより明確にするための更なる臨床試験を正当化するものである。 フラボノイドとグルタチオンによる抗酸化作用の相乗効果
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32756351/
Taxifolinとグルタチオンの組み合わせは最大112%の相乗効果を示し,
quercetinとrutinはグルタチオンとの組み合わせで30-70%の中程度の相乗効果を示し,
morinとグルタチオンは相加もしくは亜相加であると思われた。
発熱のメカニズムにおけるグルタチオンの役割に関する新たな知見
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32092904/
最近まで、感染時に発熱しない患者がいる理由はわかっていなかった。
発熱の誘発には酸化ストレスの関係がデータから示唆されており、
したがって、グルタチオンなどの抗酸化物質が発熱を抑えることができる。
COVID-19に対する免疫力増強のための栄養学的介入
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35354784
私たちは、免疫力を高め、死亡率を減少させるために栄養をしっかり摂るという一般的なメッセージには同意するが、
活発な感染症発生中の栄養補給は慎重に扱う必要がある。
感染症や慢性炎症の際には、病原体の生存率を下げ、免疫監視と反応を強化し、
炎症反応の亢進による重要組織(内皮の完全性、心血管機能など)の
酸化的損傷を最小限に抑えるための「栄養免疫」の一環として、様々な金属イオン濃度が低下/変化する。
最近の文献では、血清亜鉛の低値は決して欠乏を反映しておらず、
むしろ個人の生理機能や疾患の状態を反映しているとされている。
亜鉛の補給は、亜鉛の保護的な抗酸化の役割を、抗酸化、炎症、
アポトーシスに効果的に逆転させ、細胞傷害、炎症、組織損傷の増加を引き起こす可能性がある。
亜鉛の補給による抗ウイルス活性の利益を実現するためには生体内で達成可能な値よりも1?2桁高いが必要である。
亜鉛の補給は欠乏している人の免疫システムを増強し、感染症にかかる機会を減らすが、すでに十分な、
あるいは過剰な補給をしている人(大多数)に対する補給の利点は、まだ議論の余地がある
病気の重症度は、酸化ストレスによる宿主組織の損傷を抑えるために
遊離亜鉛濃度を低下させる急性期反応を引き起こすと予想される。
亜鉛の補給は、HIV感染者の死亡率を標準的な治療よりも約3倍も増加させた。
結核治療を受けている患者では、痰からの結核菌の除去を遅らせた。
高グルコースによりすでに酸化ストレス負荷が高い糖尿病患者では、
感染時の亜鉛補給は活性酸素処理システムの活性を低下させることにより、
組織への酸化的損傷をさらに悪化させる可能性がある。
急性感染症時の不必要な亜鉛摂取は、亜鉛のホメオスタシスを乱し、
酸化ストレスと死亡率を増加させることによって、
亜鉛のホメオスタシス不全の患者(例えば、高齢者,糖尿病患者)の致命的な合併症を招く可能性がある。 発熱は急性感染症管理、特に有効な治療薬のない患者にとって不可欠な要素である。
しかし、COVID-19の流行時に高まった「発熱」に関する神話の広がりと、
異なる解釈が可能な各機関の混乱したガイドラインの存在は、
全住民が発熱による利益を否定することになりかねない。
39℃は保護的なヒートショックと免疫反応(体液性、細胞性、栄養性)を高めるのに対し、
≧40℃は抗ウイルス反応を開始/強化し、高温適応病原体、例えばSARS-CoV-2、
インフルエンザ株、麻疹などを抑制するので、37.8-39℃熱に対する解熱を示唆するガイドラインは問題である。
そのため,公的な領域で矛盾するガイドラインが存在すると,
公衆衛生に影響を及ぼす可能性があるため,この状況に対処するための緊急の注意が必要である。
「COVID-19パンデミックにおける発熱のさらなる誤操作の可能性。考えられる原因と影響」
2022年3月2日
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35308547/ 自然獲得抗体のその後のSARS-CoV-2感染に対する防御効果 システマティックレビューとメタアナリシス
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35195494/
結論として,SARS-CoV-2に対する自然獲得抗体は,
その後の感染リスクを有意に低下させ,その防御効果は84%であった。
自然体液性免疫は、先行感染から続く13カ月間、COVID-19ワクチンと同等かそれ以上の防御力を発揮するようである。 Dr. Syed Haider
4000人の急性COVID-19患者にイベルメクチンとフルボキサミンを使用した私の経験。
入院5名。死亡0名。4000人が回復。薬剤師の脅し5件。医師会からの苦情1件。
弁護士依頼1件。薬剤師拒否で数百の薬物移送。
更新:現在、私は8000人以上の急性COVID患者を治療してきたが、まだ死亡者0人。さらに2件の医療委員会への苦情があった。
また、Long-COVIDとワクチン傷害の何千人もの人々を助けてきた。治癒のための最高の情報源はこちら
Dr. Syed Haider
@DrSyedHaider
Update: Now I've treated over 8000 Acute COVID patients, still 0 deaths. 2 more medical board complaints, until I started using prescreened pharmacies for ivermectin.
Also helped 1000s of Long Haul CVD & V injured. Best resource for healing is: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36436751/
SARS-CoV-2抗体は、医療関係以外の接触頻度の高い職業に従事する健康な従業員(非ワクチン美容師および接客業従事者)
において自然感染後12ヶ月まで持続している。
本コホートでは,SARS-CoV-2抗体は初回血清反応陽性後1年まで持続しており,長期間の自然免疫を示唆していた 中国製ではあるが・・・・
最近,シノバック社はCOVID-19用広域抗体(SA58)鼻スプレーを開発した。鼻スプレーのSARS-CoV-2感染予防効果は77.7%と評価されました。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2022.12.27.22283698v1
Posted 2022/12/31
医療従事者におけるCOVID-19感染に対するSA58鼻スプレーの安全性と有効性:非盲検ブランク対照試験
現在までに承認されたCOVID-19ワクチンは,感染の予防や伝播の阻止に限定的な有効性しか示されていない。
2022年10月31日~11月30日の間,内モンゴル自治区フフホト市の病院に勤務する医療従事者を対象にして,
COVID-19感染症に対する「SA58鼻スプレー」の非盲検ブランク対照試験が実施された。
合計6662人の医療関係者がこの研究に参加した:薬剤群の3368人はSA58鼻スプレーを使用し,
ブランク対照群の3294人は使用しなかった。スプレーは1日1~2回,6時間間隔で30日間自己投与した。
SA58鼻スプレーの安全性は良好であった。30日間の観察期間中に,RT-PCRによって135例のCOVID-19患者が特定された。
薬剤投与群と対照群におけるCOVID-19の累積発生率はそれぞれ0.026%と0.116%であった。
医療従事者のCOVID-19感染予防に対するSA58鼻スプレーの有効性は77.7% (95%信頼区間: 52.2% - 89.6%) と評価された。
結論として,SA58鼻スプレーは,忍容性が高く,COVID-19感染に対する高い効果がある。
ウイルスゲノム解析の結果,この期間に循環していたオミクロン亜系統株は, BF.7, BA.5.2, BA.5.2.1, BQ.1.2などであり, 中でもBF.7が優勢であった。
SA58鼻スプレーは,ファーマブル(farmable)な効果を示した。30日間の観察期間では,
対照群と比較してSA58群でCOVID-19症例の発生率が有意に低かった。
医療従事者6662名から196名を除いた5066名から135例のRT-PCR陽性例が検出され,
粗感染率は2.66%であった。135例の陽性例のうち, 128例は対照群, 7例はSA58群であった。
観察期間中の累積症例数を見ると,対照群では陽性症例が急速に増加したが, SA58群では顕著に緩やかな増加であった(図3)。
オミクロンVOCsは一般に軽症だが,高齢者や基礎疾患のある人々には重篤な臨床症状を起こす可能性がある。
これらの人々にワクチンを接種し重症化を防ぐことは非常に重要だが,感染予防には効果がないと考えらている。
現在,これらの人々へのSA58点鼻薬のデータはないが,本試験結果は安全性を確信させる。
適格なPPEを装備しているにもかかわらず, SA58が投与されていない対照群の医療従事者の感染率は,
同市の一般住民の感染率より著しく高いものだったようです。
https://i.imgur.com/HN0tOqZ.jpg ラクトフェリンは薬というよりサプリ
ジフェンヒドラミンはベンザブロックに入っている
ヒト・ラクトフェリンとジフェンヒドラミン (抗ヒスタミン薬) を併用すると,
SARS-CoV-2に対する抗ウイルス活性に相乗効果が得られました。
Epub 2021/11/20
SARS-CoV-2感染細胞において高度に特異的なシグマ受容体リガンドは抗ウイルス性を示す
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34832669/
特定の抗ヒスタミン薬は, オフターゲットのシグマ受容体結合活性を示し,
Clemastine, Cloperastine, Astemizole, hydroxyzine, アゼラスチン, ジフェンヒドラミンなど
SARS-CoV-2に抗ウイルス活性を示すものもある。
ジフェンヒドラミンは抗ウイルス活性を示す最も一般的な抗ヒスタミン薬である。
関連記事
SARS-CoV-2は体内で複製するためにシグマ受容体などのストレス応答機構を"ハイジャック"します。
このシグナル伝達を妨害することがウイルスの能力を抑制する鍵となるようです。
2つの一般的な市販の化合物が予備試験でSARS-CoV-2の複製を99%減らす (2021/12/12)
https://scitechdaily.com/two-common-over-the-counter-compounds-reduce-covid-19-virus-replication-by-99-in-early-testing/ “ジフェンフェドラミン塩酸塩はin vitroで抗ウイルス活性報告あり。後遺症でも改善症例報告あり”
【参考市販薬】
①レスタミンコーワ糖衣錠 1錠中 10mg配合
②ドリエル 1錠中 25mg配合
③他にもありそう(眠気注意)
更にラクトフェリンで相乗効果 >トラネキサム酸についてこちらのサイトではもともと止血剤のため血栓に注意としていますが、どうなんでしょう。
>素人にはわかりませんが…https://soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/covid19-counter-drug/
肺炎などの重症になっている方の服用は医師に相談など慎重にした方がよい」といえるでしょう。
とありました。その見解をふまえまして, 感染初期段階の治療に使うのはよい考えだと思ったということです。
>なるほど、感染初期にトラネキサム酸でプラスミンの働きを抑えて(症状悪化を抑えて)しまえば
>感染によるその後の血液凝固のリスクも減るかもしれませんね。 iNCOVACC 経鼻COVID-19ワクチン。
インドの多国籍バイオテクノロジー企業であるBharat Biotech社によって開発された
アデノウイルスベクターワクチン。インドではCOVIDブースターとして18歳以上の使用が緊急承認されました。
4週間間隔で2回投与します。
インドのワクチンメーカーのBharat Biotech社はプレスリリースで,
COVID-19経鼻ワクチン iNCOVACC が民間市場向けに800ルピー(約1300円),
政府供給向けに325ルピー(約520円)で販売されていると発表した。
このワクチンは2023年1月第4週に発売されるという。 (2022/12/27)
https://pharmeasy.in/blog/incovacc-indias-first-intranasal-covid-vaccine/
https://www.eastmojo.com/national/2022/12/27/bharat-biotechs-intranasal-covid-19-vaccine-to-cost-rs-800-for-private-markets/ トホルミンを用いてCalu3およびCaco2細胞株のAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)を活性化すると,
未感染細胞と感染細胞の両方で,メトホルミンがSARS-CoV-2感染力価を最大99%抑制することがわかった。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36417940/
Epub 2022/11/20
メトホルミンは細胞培養中のSARS-CoV-2を抑制する
糖尿病などの併存疾患はCOVID-19の重症度と回復を悪化させる。2型糖尿病の第一選択薬である
メトホルミンには抗ウイルス作用があり, COVID-19でも一部の研究で予後予測の可能性が示されている。
ここでは, 細胞培養モデルにおいて, メトホルミンがSARS-CoV-2増殖を有意に阻害することを報告する。
まず,AMPKのリン酸化の定常的な増加が感染の進行とともに検出されたことから,ウイルス感染時におけるAMPKの重要な役割が示唆された。
Calu3とCaco2細胞株でメトホルミンを用いてAMPKを活性化すると,メトホルミンがSARS-CoV-2感染力価を最大99%抑制することが明らかになった。
感染細胞の用量変動試験によるIC50値はCalu3細胞で0.4 mM, Caco2細胞で1.43 mMであった。
メトホルミンの抗ウイルス抑制におけるAMPKの役割は,ほかの薬理学的化合物であるAICARおよび化合物Cを用いてさらに確認された。
まとめると, 我々の研究は, メトホルミンが細胞培養におけるSARS-CoV-2の複製を制限するのに有効であり,
したがって血糖値とウイルス量の両方を低下させることによって, 糖尿病COVID-19患者として二重の利益をもたらす可能性があることを示している。
外来COVID-19患者へのメトホルミンによる早期治療(14日間投与)の試験で,
Long Covidに予防効果を示すことができたのも, メトホルミンの抗ウイルス作用がウイルスを排除する手助けをしたからだと思います。
Posted 2022/12/24
https://medrxiv.org/content/10.1101/2022.12.21.22283753v1
上記の試験では, イベルメクチン(430mcg/kg/日)を3日間投与の群は Long Covidへの予防効果を示せませんでした。
それは, 1日あたりの投与用量は60kgの人で26mg/日と我々が知っている量より多めですが,
イベルメクチンの単独投与では抗ウイルス作用が十分ではないからだと思います。
こうなるとメトホルミンは, LongCOVIDになった人の治療にも使用できる可能性が高いと思います。
しかし, 抗ウイルス作用が非常に強いかというと,そこまでではないかもしれません。
わたしならメトホルミンに, ジフェンヒドラミン+ラクトフェリンを追加してみます。
トホルミンを14日間投与によって, Long Covidの発生率は,対照群と比較して42%相対的に減少していた,
とのことですが, 14日間ではなく, 30日間にすればさらに%が上がったかもしれません。
14日間治療してもLong Covidになった人は, 比較的免疫力が低い人である可能性が考えられます。
(参考)メトホルミンはビタミンB12を消費するそうなので,ビタミンB12を補給するとよいかも知れません。 シンガポール総合病院から昨年6月にPostされていた研究ですが,
昨年9月に査読付き論文誌に掲載されていました。
高齢 COVID-19 患者における重度転帰への進行に対するビタミンD, マグネシウム, およびビタミンB12の併用の効果を評価するコホート研究
https://sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0899900720303002
ちなみに、シンガポールでは「シニア」というと45歳以上になるようです(行った人の談)。
シンガポールでは45歳以上は COVID-19に関してハイリスクな年齢と定義されています。
ビタミンDは罹患する15日~30日前のビタミンDの量に致死率は相関関係があることがわかってますね。
https://i.imgur.com/w9UJl6v.jpg
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.04.27.21255937v1 サレンはNSP14と高い結合親和性を示した。NSP14の阻害はウイルス増殖を阻害します。
ロシアの研究者らは,羊毛などの天然繊維の染料であるサレンが,あらゆるSARS-CoV-2変異株に対する抗ウイルス薬として
使用できる可能性があることを新たな研究で明らかにした。(2022/12/16)
黄色っぽい染料のようです。
(台湾のニュースサイト)
COVID-19の治療にまたブレークスルー
科学者は病原体を不活性化する基礎を発見 (2022/12/15) デルタ株に対する抗ウイルス活性
クローブ (0.09μg/mL)
レモングラス (0.1μg/mL)
レモン (0.15μg/mL)
ニオイテンジクアオイ (0.2μg/mL)
トウシキミ(八角) (0.5μg/mL)
Published 2022/11/30
エッセンシャルオイルはSARS-CoV-2デルタ株の細胞侵入をブロックします
https://www.nature.com/articles/s41598-022-25342-8
クローブ精油を鼻スプレーに入れるのもよさそうです。
ロンドン大学クイーン・メアリー校の研究で,
科学者たちは,pHOXWELL鼻スプレーがSARS-CoV-2感染を62%減らせることを発見しました。
556人の被験者が参加し,275人がpHOXWELLを,281人がプラセボを1日3回使用しました。
そして45日後,それぞれの抗体を測定しました。(2022/11/28)
https://knowridge.com/2022/11/new-nasal-spray-can-lower-covid-19-infection-by-62/
その結果, 45日後に抗体を持っていたのは, pHOXWELL群の13.1%に対し, プラセボ群では34.5%であることがわかり,
pHOXWELL鼻スプレーを使用することで感染確率が劇的に低下することがわかりました。
また, pHOXWELL使用者は,プラセボ使用者に比べて症状が出にくいこともわかりました。
成分:滅菌水,PEG400,ポロキサマー188,キシリトール,リン酸水素二Na,NaCl,HPMC,ショウガ油,ユーカリ油,バジル油,クローブ油,
重曹,リン酸二水素カリウム,エチレンジアミン四酢酸,ヒアルロン酸Na,塩化Ca二水和物,
塩化ベンザルコニウム,塩化マグネシウム六水和物,塩化カリウム,グリセロール,塩化亜鉛。
日本伝統の(漢方)薬, 葛根湯 with 小柴胡湯加桔梗石膏, には抗ウイルス作用と抗炎症作用があります。
Published 2022/11/9
軽症および中等症のコロナウイルス感染症(COVID-19)患者を対象とした日本の伝統薬,
葛根湯 with 小柴胡湯加桔梗石膏, の多施設無作為化比較試験
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36438822/
このランダム化試験では,軽症および中等症のCOVID-19患者を,解熱薬や鎮咳薬などの症状緩和を目的とした通常の治療を受けている対照群と,
通常治療に加えて,葛根湯(2.5g)と小柴胡湯懸濁液 (2.5g) の混合エキス顆粒を1日3回14日間投与する漢方群に無作為に割り付けました。
主要評価項目は,症状が完全に軽減するまでの日数です。
副次評価項目は,各症状が軽減するまでの日数と,呼吸不全に進行したかどうかです。161人(漢方群 81人;対照群 80人)を登録しました。
症状緩和に関するKaplan?Meier推定値の結果は,群間に有意差がなかった。しかし,競合リスクを考慮した
解熱の共変量調整累積発生率では,対照群よりも漢方群の方が回復が有意に早いことが示された(HR 1.76, 95%信頼区間1.03?3.01)。
さらに,酸素吸入を必要とするCOVID-19の中等度にまで疾患が進行するリスクは, 対照群よりも漢方群で低かった
(絶対リスク減少 ?0.13, 95% CI ?0.27-0.01)。
副作用は認められず, 葛根湯に小柴胡湯加桔梗石膏を併用すると,
COVID-19患者の解熱に効果があり, 病勢進行を抑えます。 ウシ・ラクトフェリンは,酸性pH(pH4.0~5.0)で最も高い親和性でウイルスに結合する。結合強度は,pH6.0で低下し,pH7.4でより低下した。
Epub 2019/1/11
ウシのラクトフェリンは,ウイルスのヘマグルチニンの融合機能を阻害することでインフルエンザAウイルス感染を予防する
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30641890/
COVID-19に対する有望な治療戦略としてのグリチルリチンの可能性をレビュー。
(クリプトナイト:スーパーマンの唯一の弱点として知られる架空の鉱物)
Epub 2022/11/25
SARS-CoV-2に対する有望なクリプトナイトとしてのグリチルリチン:臨床的,実験的,理論的エビデンス
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36467615/
ラクトフェリンは,スパイクの単一点変異の影響を受けないことが強く示唆される。
Epub 2022/10/3
(ウシ及びヒトの)ラクトフェリンは,SARS-CoV-2スパイク糖蛋白質に結合し,擬似ウイルスの細胞侵入を阻害し,
いくつかのin vitroモデルにおける鉄蛋白質の調節異常を緩和する
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36297546/
結膜スワブのPCR陽性率が低いのは涙液防御系の1つであるラクトフェリン(LF)の効果による可能性がある。
SARS-CoV-2と同じ亜属のSARS-CoVの疑似型に対するLFの抗ウイルス効果はin vitroで証明されている。
Epub 2021/7/13
ラクトフェリン:SARS-CoV-2に対する眼の生来防御物質
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34255583/
ラクトフェリンは,天然の鉄結合性糖蛋白質で,ヒトを含む様々な哺乳類の粘膜上皮細胞や好中球によって産生され分泌されます。
通常,唾液,乳,涙等の液体に含まれ,そこで最大濃度に達します。
Epub 2020/9/12
ラクトフェリンの眼疾患に対する治療効果:ドライアイ疾患から感染症
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32932574/
fdzaraf@fdzaraf
コロナに感染すると回復後も,頻脈,胸痛,息切れ,その他などがあるようですが,持続感染の可能性もあります。
わたしが回復後にするとしたら
最小限これだけはすることのメモ
ジフェンヒドラミン 30mg×1~2回/日 昼夜 ラクトフェリン 300mg×2回/日 昼夜 以上を30日間。
オプションですることメモ
アスピリン 80~100mg/日 血栓症予防
メトホルミン 1000mg/日 夜
ビタミンB12 メトホルミンが消費するらしいので
メトホルミン,Long COVIDを予防する可能性
参考:メトホルミンに心房細動の治療薬の可能性
>メトホルミン, Long COVIDを予防する可能性
についてですが, 参考までにこの試験では, メトホルミン1日目に500mg,
(2~5日目の)4日間は 500mgを1日2回, その後,(6日目から) 朝500mgと晩1000mg の全14日間となっています。 葉酸のSARS-CoV-2 N蛋白質に対する阻害作用を細胞レベルで検証した。
葉酸が,(宿主のRNA干渉を阻害する)N蛋白質と拮抗する可能性が示されたが,ウイルスに対する効果は不明である。
Epub 2022/5/20
葉酸:SARS-CoV-2 ヌクレオカプシド(N)蛋白質に対する潜在的な阻害薬
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35594385/ >>149
論文の 結果 部分
SARS-CoV-2の抑制に関与する可能性のある創薬標的は、合計8355個であった。
さらにターゲットとウイルス関連遺伝子との関連性を解析した結果、113のハブ遺伝子がスクリーニングされた。
ハブ遺伝子に関連する化合物を分析し、葉酸が新薬候補としてスクリーニングされた。
さらに、分子ドッキングにより、葉酸は宿主のRNA干渉(RNAi)を阻害するSARS-CoV-2 Nをターゲットにできることがわかった。
そこで、本研究では、葉酸がSARS-CoV-2 Nに拮抗するかどうかをRNAiに基づいて検証した。
細胞ベースの実験では、RNAiによってmCherryの発現が81.7%減少した(p < 0.001)。
この効果はSARS-CoV-2 Nの存在下で8.0%減少し、SARS-CoV-2 NがRNAiを阻害することが示された。
葉酸濃度の増加に伴い、mCherryの発現は減少した。
このことは、葉酸がSARS-CoV-2 Nの宿主RNAiに対する制御効果に拮抗していることを示している。 >>1
※重要な内容なので広める目的でマルチポストしてます
「ワクチン後遺症は被害妄想だ、精神科・心療内科に行け」という発言はガスライティングと呼ばれる、
精神的DV・ハラスメントに該当します
ガスライティングでは、ターゲットに対して「精神病だ、統失だ、頭おかしい」と精神疾患認定することで、
ターゲットの社会的信用と証言能力を奪い、社会的抹殺します
ツイッターで「ワクチン後遺症 精神」などと検索すれば、ワクチン後遺症の症状が原因不明で精神科・心療内科へ誘導され、
向精神薬で二次被害に遭ってるのが散見されます。
コロナワクチンの薬害被害者達は自分の後遺症を被害妄想認定=ガスライティングされて、心の傷を負ってます。
そうした方達の気持ちに寄り添うためにも、ガスライティングの概念を正しく理解するべきです。
参考文献:
best-legal.jp/what-is-gaslighting-48566/
ガスライティングとは?言葉の由来や特徴・5つの事例を弁護士が解説 | ベリーベスト法律事務所 宮本健太 弁護士
2022.03.02 / 更新日:2022.03.28
www.cosmopolitan.com/jp/trends/society/a40047268/gaslighting-phrases-intentions/
心理的虐待「ガスライティング」の加害者がよく使う言葉と表現 2022/05/23
www.cosmopolitan.com/jp/trends/lifestyle/a35734328/toxic-relationship-advices/
この人とは縁を切るべき?「有害な人間関係」のサインと対処法 2022/05/03
www.cosmopolitan.com/jp/beauty-fashion/health/a36140270/gaslighting-examples-what-gaslighting-really-feels-like/
気づきのキッカケは?被害者が明かす「ガスライティング」の実態 2021/12/14
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