コロナ大流行の裏で、世界各国で「性感染症」の患者が増加
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1642201781/

2022.01.15 現代ビジネス
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/91325?page=1&;imp=0

「パンデミックの際にカジュアルセックスを制限していた人々の行動は以前の状態に戻ったが、依然、(性感染症の)検査の取り組みはパンデミックのために制限されている」
と英紙『ガーディアン』10月24日付け紙面で指摘している。

また同氏は、「私の患者の多くは、デートアプリでワクチン接種の状況をアピールして、パートナーを誘ってセックスをしようとしていた」とも明かしており、マッチングアプリなどを通した「ワンナイト・スタンド」が広がったことも、性感染症患者の増加の一因として挙げている。


●マッチングアプリが関係している?
日本国内での性感染症拡大の背景にも、同様の事情があるようだ。銀座ヒカリクリニック院長で性感染症内科が専門の剣木憲文氏はこう話す。

「当クリニックでは、第1波で患者様は激減しましたが、続く第2〜5波では右肩上がりで増加しました。梅毒患者様の増加も顕著です。
日本でも、コロナ禍において保健所による無料の性感染症検査の数が減少したことで、検査ができずに来院される方も増えていますが、感染から時間がたっていて、すでに第三者に感染させてしまっていると思われるケースも少なくありません」

また剣木氏が、11月に診察した患者192人に「感染元の心当たり」について聞き取りを行ったところ、
「恋人などを含むパートナー(配偶者は除く)」(55人)、
「性風俗店での相手(従業員および客)」(47人)に次いで多かったのが、
「マッチングアプリで出会った相手」(19人)だったという。

この結果について剣木氏は「過去と比べての増減は分からないが、マッチングアプリでの出会いが潜在的に感染元となるケースが一定のウエイトを占めていることは確か」と話す。

実際日本でも、異性との出会いにマッチングアプリを利用する人は、コロナ禍で増えているようだ。
MMD研究所(東京)が今年9月、スマートフォンを持つ20〜40代の男女1万人を対象に実施した調査では、
昨年4月以降に恋人を探した約2170人のうち、42.6%が「マッチングアプリ」を「出会いの場所や手段」として挙げて、最多となっている。

一方、同年3月以前に恋人を探した約3300人を対象とした調査では、40.1%が回答した「職場や学校」が首位だった。
コロナ禍で出会いの形は大きく変容したことが垣間見える。


また、恋人探しとは異なるネット上の出会いでも、性感染症のリスクが高まっている。プライベートケアクリニック東京 東京院院長で、泌尿器科医の小堀善友氏が話す。

「梅毒に関して言えば、大まかに言って若い女性と中高年の男性というのが代表的な患者層で、多くのケースでは、風俗で働く女性とその利用客というのがその実態だったのですが、
コロナ禍に入って、お店に属さずSNSなどで探した相手から、性行為の対価として金銭を得る『パパ活女子』が受診に来られることも増えています。

風俗店で働く女性は、定期的に性感染症検査を受けていることがほとんどですが、
パパ活女子の多くはそうではないので、パパ活相手の男性から感染したのちに、ほかの男性にうつしてしまうリスクも高い。