オミクロン以前は、血管の壁にあるACE2受容体(血圧を制御する)に結合して感染していく。
血管の壁が壊れると血栓ができて、それが肝臓をすり抜けて肺や脳で血栓症を起こす。
CT画像では真っ白になっていて、半分あれば呼吸は可能なのが、半分を超えると急にガクッといってしまう。
同じようなことが脳でも起こると、ショットガンで撃たれたようにマバラな障害が来るので、霞がかかったようにボーッとしたり、といわれていたんですが、
これがアルファからデルタまでのコロナ風邪の実態です。

今度のオミクロンは、ACE2に結合できなくなったんです。
スパイクの構造が変わってしまい、(アミノペプチダーゼN?アミノペプチエースN?)という喉の粘膜にあるタンパクの分解酵素という、
ペプチドを分解する酵素のところに結合して、喉が痛くなる、昔の風邪のタイプです。
のど飴が効く風邪になった。
ただし、スパイクの荷電がプラスに出来ていますので、粘膜表面に結合しやすくなっている。
ですから感染力が非常に強くなった。
しかし、毒性はウイルスが少なくなっていることに加えて、229Eに似ていることから、日本人は毎年罹ってきました。
交差免疫力を既に獲得している。