免疫系が病原体に最初に出会った時の記憶に固執し、変異株感染時に柔軟で
効果的な反応ができなくなってしまう現象が「抗原原罪 (original antigenic sin)」です。(中略)
抗原原罪の作用機序では むしろ新規免疫の獲得を抑制し、変異株に対する
感染防御を脆弱にします。ADEとはまた別の仕組みで、
ワクチン接種が逆にウイルス感染を促進してしまうという事で す。