【総合】ドラゴンクエスト4 導かれし者たち 第177章【DQ4/ドラクエ4】
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2018/11/26(月) 02:11:22.61ID:Ly7Iw1Eb
※次スレは>>980が立てること
・攻略サイト>>2-4、FAQその他…>>5以降

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ドラゴンクエスト公式サイト天空の城下町
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DS版「ドラゴンクエスト」スペシャルサイト
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■前スレ
【総合】ドラゴンクエスト4 導かれし者たち 第176章【DQ4/ドラクエ4】
http://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ff/1536876352/
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2018/12/17(月) 07:15:12.93ID:0EOGBjQO
バルザックがいなければ第2のエスタークが生まれることもなかったのか
0472名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/17(月) 08:49:50.78ID:giAWTEUg
フィクションのキャラに本気になるエネルギーが、創作物を現実の代表象として成立させているんだよ
クリエイターの妄想力を蔑ろにすんなや
0477名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/17(月) 15:34:25.29ID:sDN2NuXR
DS版買って始めたけど、FC版より格段に難易度下がってるね
当たり前だけど「めいれいさせろ」があるとボス戦で思い通りにバフデバフ盛り盛りに出来るもんなぁ
4はスクルトが異常だし
0478名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/17(月) 19:27:07.66ID:YxFsA2M6
バルザックにはバルザックの言い分が
0483名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 00:51:52.22ID:QUAtH2Gj
他のシリーズと比べて上昇率が異常って言いたいんだろ
まあ、リメイク版では終盤のボスで攻撃力が高い奴は守備力無視の痛恨を使うようになってるので、安泰とはいかんが
0484名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 00:59:40.40ID:yLM3jC+4
第十一章「青碧の珠光るとき」

 陽が落ち夕闇が迫る中、マリアたちが待ち受けるルナパークに、再び魔物たちがやってきた。
なんとセーラは磔にされている。
「おまえたち、天空の兜は持ってきたか」
「残念だな。天空の兜はないぞ」
「なんだと? 俺の言うことを聞かなかったな。街を全滅させてやる!」
 魔物たちは街を壊し始めた。
「早くやめさせないと!」
「こういうときは親玉を倒すにかぎるぜ!」
しかし攻撃しようにも、ゴラムの近くにセーラがいるため手が出せない。
碧い珠をセーラの首にかけようとしても、容易に近づくことはできなかった。

「何か助けが必要ですか?」
いきなり声が聞こえたので、三人はあたりを見渡すが誰もいない。
「ここです。もう少し上ですよ」
なんと声の主は、以前一行が助けた妖精のリサであった。
「リサ! どうしてここへ!?」
「魔物の群れがこちらに向かっていたので様子を見に来たのです。それよりも勇者様は一体どうされたのですか?」
「説明は後。リサ、お願い。この碧い珠をセーラの首にかけてきて」
「なにか事情がありそうですね。わかりました。やってみます」

 マリアたちが囮となってゴラムの注意を引き付ける。
リサはその間に珠を持ってセーラの近くに飛んでいった。
だがゴラムに気づかれ叩き落とされそうになる。
リサはゴラムの顔の近くを飛びまわった。
「ええい、うるさいハエめ」
ゴラムはリサを叩き落そうとしたがかわされ、自分の顔を殴ってしまった。
ゴラムがひっくり返る。
この隙にリサはセーラの首に碧い珠をかけた。

「やった!」
しかしセーラは目を覚まさない。
よく見ると碧い珠は輝きを失っている。
「一体どうしたんだ……」
「多分エネルギーが足りないんだ」
「じゃあどうやってエネルギーをあの珠に入れるの!?」
しかしその答は誰にもわからなかった。

「あのー」
またいきなり声がしたので再び三人は驚いた。
振り返るとどこから出てきたのか、大勢の街の人々がいる。
「あなたたちは勇者様のお仲間ですか?」
「え、はい、そうですけど……」
「我々のために戦ってくれている皆さんのお手伝いをしたいのですが、何かできることはありませんか?」

 マリアはふと、魔物たちが夜が明ける前に帰っていったことを思い出した。
おそらく光が苦手なのであろう。
倒すまではいかなくても、力を弱めることはできるかもしれない。
「それでは松明などを使って、魔物たちをできるだけ明るく照らしてください」
「わかりました!」
街の人々はどこかに散って行った。
0485名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 01:01:07.35ID:yLM3jC+4
 三人は時間を稼ぐのため、三方に分かれゴラムを攻撃する。
そして攻撃しては離れるという戦法でゴラムを翻弄した。
だがそんな中、ゴラムの苦し紛れの攻撃が運悪くアレフを直撃した。
マリアは必死にベホマを唱え、アレフを回復する。
その隙を突かれ、マリアはゴラムの手に捕まってしまった。

「マリア!」
「グハハ、こいつを殺ればもう回復はできまい 。このまま捻りつぶしてやる」
「2人とも、今のうちにセーラを!」
「しかしこのままじゃマリアが……!」
「あたしはいいの! 早くセーラを助けて!」
「そんなことはさせん。おまえらは皆殺しだ」

 リサがゴラムの弱点の目に向かっていったが、ゴラムの息で吹き飛ばされてしまった。
ゴラムはマリアを握った手にさらに力を入れる。
カイがブーメランを投げつけたが、ゴラムは頭の角で払いのけた。
「あきらめろ。おまえたちはここまでだ」
「くそ、こうなったらメラミであいつの目玉を!」
「よせ、へたに攻撃するとマリアがつぶされる」
「……ちきしょう!」

 ふと気がつくと周りが明るくなっていく。
「この光は?」
見ると大勢の街の人々がその手に松明を持ってやってくるところであった。
松明の明かりがゴラムを照らす。
ゴラムはその光に、思わずマリアを落としてしまった。
すかさずカイがマリアを助けだす。
だがマリアの体は既に満身創痍であった。

「セ、セーラは……助かったの……?」
「マリア、こんなときまで人の心配をするのか……」
「マリア! ベホマを使え!」
「もう……長い呪文は……だめ……みたい……」
「誰か! 誰かベホマを使える奴はいないのか!」
アレフが叫ぶが街の人々は黙っている。
「我々にできることはこれだけだ。鏡を持て!」

 街の人々は松明に加え、大小様々な鏡を持ってきて頭上に掲げる。
さらに強力な光が魔物たちに降り注ぐ。
「うぐ。そ、その光を止めろぉ」
魔物たちは苦しんでいる。
「カイ、アレフ……今のうちにゴラムを倒して……」
「マリア、すまん……俺にはできない!」
「セーラ、お願いだ! マリアを、マリアを助けてくれ! もうセーラしかいないんだ!!」
0486名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 01:04:23.92ID:yLM3jC+4
 だが無情にも、カイの願いは届かなかった。
碧い珠の光は戻らない。
「おそらく、光だけじゃダメなんだ……」
アレフが呟く。
「勇者様の体が……なんだか薄くなってきたような気がします……」
リサの言葉通り、今まさにセーラの力が尽きようとしていた。

 そのとき……突然街中が青い光に包まれた。
数人の街の若者が青い光を放つ大きな鏡を運んできたのだ。
「おお、見つかったのか!」
「ええ! でも本当にあったんですね。この聖法鏡」
松明や鏡の光を受け、聖法鏡は魔物たちに青い光を浴びせ続ける。
「もう少しだ。もう少しで魔物たちを倒せるぞ!」
「こ、この俺を苦しめおって。これでも喰らえ!」
ゴラムは持っていた武器を聖法鏡に投げつけた。
鏡は割れ、街を包む青い光は消えてしまった。
あたりを再び闇が襲う。
もはや人々には絶望しか残されていなかった。

「手こずらせやがって。とうとう観念したか。俺は優しいからな。一瞬で殺してやるぞ」
「ゴラム様! どこからか光が!」
「なに!?」
反射的にゴラムがセーラの方を見ると、碧い珠が今までにない明るさで輝きだした。
再び青い光があたりを包み始める。
「バ……バカな」

 遂にセーラは目覚めた。
その全身が青く光っている。
魔物のほとんどは、その光で消え去った。
セーラは磔の縄を引きちぎり、すぐさまマリアのところに駆けつけベホマを唱える。
マリアの傷が一瞬で回復した。

「みんな、ありがとう。みんなの、街の人たちの祈りが聞こえたの。後はまかせて」
碧い珠の力の消耗が激しいため、アルメリアでのバルガ戦以来封印していた家宝の剣を、セーラは抜いた。
セーラの攻撃はすべて会心の一撃となる。
ゴラムも光の中必死に反撃した。
ルカナンを唱えその後強烈な一撃を加えてくる。

 マリアがスクルトで援護する。
さらにカイがメラミで攻撃し、アレフがゴラムの目を刺し貫いた。
そしてセーラの会心の一撃がとどめとなった。
ゴラムを倒した。
だが蘇生魔法がまだ使えない弱点が露呈してしまった。
0487名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 01:04:56.38ID:yLM3jC+4
 セーラが街を見ると既に全滅している。
セーラは申し訳なくなって街の人々に謝った。
「あの、助けてもらったのに、街を守れなくてごめんなさい」
「いや、地下の街が残っていれば、地上はすぐ復興しますよ」
「地下の街?」
「ああ、ここは本来地下の大きな穴を利用して作られた街で、上は主に新しく来た人が住んでいたんですよ」
一行は驚いた。

「そうそう、お渡しするものがあります。ずっと地下に保管されていました」
それは天空の兜であった。
兜を持つと碧い珠と兜が光り出す。
セーラは天空の兜を手に入れた!

「さてみなさん、今日は宿屋でゆっくり休んでいってください」
「わーい! マリアー、お風呂入ろー」
「ええ、入りましょう」
マリアたちはあくびをしながら宿屋に入って行く。
なぜかリサも一緒であった。
0493名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 11:20:17.60ID:pd0lE1TW
ちょっと前にノベルもどきを垂れ流した輩がいて、そいつの模倣をしてる荒らしが増殖中
本人だけは面白いつもりだろうが、ただただ迷惑で邪魔
0497名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 15:02:29.29ID:yDE1KtaU
せっかくなのでちょっと読んだが、中ボスっぽいゴラムって敵キャラがどんなモンスターなのか描写されてないのが凄いな

初登場シーン
>一行はふと異様な雰囲気を感じ、あたりを見回した。
>すると北西の空から大勢の魔物がやってくるのが見えた。
>やがて魔物たちは街の近くに降り立ち、その中から巨大な魔物が近づいてきた。

>「俺はゴラムだ。おまえたち早く天空の兜をよこすのだ」
>四人が相談していると、ゴラムが気づいた。
>「おまえたちは勇者一行か。ちょうどいい。ギルドラス様からはおまえたちも殺すように命令されているからな」
> 「ギルドラス? ギルドラスとは誰だ!」
>「ばかなやつだ。そんなことも知らんのか。ギルドラス様は我々四天王や魔物たちの頂点に立つ魔王様だ」

ここでは取り合えず、容姿に関しては巨大な魔物である事しかわからない。
(ただし、ギルドラス様配下の四天王である事はさらっとわかる)
その後の容姿に関する描写は、

>マリアが叫んだが一瞬遅く、セーラの体はゴラムの手に掴まれてしまった

の部分で取り合ず「腕はあるらしい」事が判明し

>リサがゴラムの弱点の目に向かっていったが、ゴラムの息で吹き飛ばされてしまった。
>ゴラムはマリアを握った手にさらに力を入れる。
>カイがブーメランを投げつけたが、ゴラムは頭の角で払いのけた。

で、目がある(唐突に書いてあるが弱点らしい。視力に頼る生き物だったら大概は目が弱点だが)ことと、角が生えてる事もわかる。
あと多分、息で吹き飛んだので鼻か口もある。
ドラクエ世界なんだから、丁寧な描写とかしなくてもモンスター名プラスアルファの情報を書くだけでもどんなモンスターかが伝えられるのに
サイクロプスなのかサイ男なのか、特別巨大なおにこぞうなのか、オリジナルの謎モンスターなのか、全くわからないまま話が進んで倒されてる
0503名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/18(火) 22:18:56.61ID:7crI4rCQ
マスドラはキャラバンハートでは強かったけどな
攻撃激しいわベホマ(全快ではない)使うわで
0507名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 02:17:13.02ID:8GcJFDIA
第十二章「魔物の罠」

「世界樹? ああ、あれがそうだ」
付近の住民らしき人はそう答えた。
セーラたちはゴラム戦の教訓から、次の目的地に行く前に世界樹の葉を探しに来たのである。

 教えてもらった世界樹は大きく立派な樹で葉が生い茂っている。
世界樹の葉は一度に一枚しか持つことができないが一人を確実に蘇生してくれる。
ザオラル・ザオリクを覚えるまではこれに頼るしかない。
世界樹の葉を手に入れた一行は、次の目的地ミルバに向かった。

 さて、ミルバの村に到着した一行は村人たちに話を聞いてみるが、返ってくるのはモンスターじいさんのことばかりであった。
どうやら変わり者で通っているらしい。
モンスターじいさんとは、マーベルの街にいたププル少年が飼っていたスライムのサスケを引き取った人物である。

 まずはモンスターじいさんの家に行ってみる。
中に入るといきなりセーラの顔めがけて何かが飛んできた。
セーラが顔から引き離すと、それはサスケであった。
「あっ、サスケ!」
サスケは喜んでセーラの手の上を飛び跳ねる。
「本当にかわいいのね」
「よく人間になつくものだ」
セーラはププルがよくやって見せていたのを思い出し、パンのかけらを空へ放り投げる。
サスケは空中へ飛び上がり、パンのかけらを食べた。
「すごい!」
「サスケ、ちゃんと覚えてたのね」

 そこに老人がやってきた。
「モンスターハウスへようこそ。わしがモンスターじいさんじゃ。ここでは魔物が人間と共存できるかどうかを研究しておる」
そう言うと建物の中を案内してくれた。
そして檻の前で止まる。
檻の中にはキラースコップや耳飛びねずみなど数種類の魔物がいた。
0508名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 02:18:35.59ID:8GcJFDIA
「今はこれだけじゃが、そのうちもっと預かることができるようになるじゃろ。ゆくゆくは魔物たちを仲間として連れて歩けるようにしたいものじゃ」
「どうすれば魔物と仲良くなれるんですか?」
「まずは魔物の賢さじゃな。この値が低いとどうにもならん。あとは月並みじゃが人間と魔物の信頼関係じゃ。
こちらは人間の方にも素質が必要な場合がある。因みにここの魔物の中でもサスケの賢さは群を抜いているのでな。それでサスケだけは建物の中で放し飼いにしているのじゃ」
「へえー、君は賢いのね−」
「ピキー!」
サスケは得意そうに飛び跳ねた。
セーラたちはしばらくサスケと遊んでいた。

 一行はセーラのたっての願いでこの村に一泊することになった。
ところがその夜、モンスターハウスへ使い魔が忍びこんだ。
「キキー。魔物と人間が共存できるわけがなかろう。だが万が一研究が成功してしまってはギルドラス様の計画に狂いが生じる。だからおまえたちには魔物と人間が対立するため一役買ってもらうぞ」
そして使い魔は魔物の餌に何かを入れ姿を消した。

 次の日、セーラたちがモンスターハウスに来ると何か様子がおかしい。
見ると魔物たちが殺気だって檻の外に出ている。
一行はモンスターじいさんを探した。
すると床に倒れて気を失っていた。
名前を呼ぶと気がついたようで、いきさつを話し始めた。
「今日の朝魔物たちに餌をやって、しばらくすると様子がおかしくなったのじゃ。原因を調べようとしたところサスケに体当たりをくらっての。わしはのびてしまったんじゃ。その後サスケがわしから檻のカギを奪って魔物たちを外に出したんじゃろう」
0509名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 02:19:39.44ID:8GcJFDIA
魔物たちは建物の中を破壊し始めた。
「いかん、このまま魔物たちが外に逃げ出したら村が大変なことになるぞい」
「それじゃどうすれば……」
「……戦うしかなかろうて」
マリアは魔物たちの動きを止めるためラリホーを唱えたが効かなかった。
「もう戦うしかないの……?」
そうしている間にも、魔物たちは建物を壊し続けている。

 セーラは戦うことを決意し、サスケと対峙した。
サスケは動かずにじっとセーラを見つめている。
セーラは剣を振り上げる。
だがサスケを斬ることができない。
セーラは剣を落としてしまった。
「私には……できない……」
そんなセーラを見てアレフが叫ぶ。
「どけセーラ! 俺が斬る!」
だがセーラは泣いて首を振る。

 そのときカイが思い出して叫ぶ。
「セーラ! マーベル王にもらった理性の種だ! あれをサスケに食べさせるんだ!」
セーラは慌てて持ち物を確かめる。
理性の種があった。
だがどうやってサスケに食べさせればよいのか。

 セーラはその方法を一つだけ思いついた。
サスケが食べてくれることを祈りながら理性の種を空中に放り投げる。
サスケはそれを見て反射的に飛び上がり、理性の種を食べた。
一同は手を取り喜ぶ。
だがサスケは動かなくなってしまった。
セーラは泣きながらサスケを抱きしめる。
すると碧い珠から聖なる力である淡い光が漏れだし、サスケを包む。
やがてサスケは動き出し、セーラの肩に乗り飛び跳ねた。

 カイたちは他の魔物たちもなんとか押さえつけ、理性の種を食べさせた。
やっと騒動は収まった。
問題は誰の仕業かである。
「多分、人間と魔物が仲良くすると困る誰かの仕業よね」
「人か魔物か」
「手口からして魔物でしょうね。だとするといつまた忍びこまれるかわからないわ。だからここに結界を張りましょう。セーラ手伝って」

 マリアは用意した五つの宝玉に、セーラの碧い珠の力を分け与え、その宝玉を柱に埋め込んだ。
宝玉の間に光の壁のようなものが現れ、結界は完成した。

「おじいさん、これで魔物たちに邪魔されず研究ができると思います。いつの日か魔物と人間が仲良く暮らせる日が来ると信じます」
「ありがとう。わしもその日が一日でも早く来るよう頑張るつもりじゃ」

 一行はモンスターじいさんとサスケに別れを告げ、ミルバの村を去って行った。
マリアは、目的のためには仲間をも利用する魔物のやり方が許せず、ずっと不機嫌であった。
0511名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 08:07:56.99ID:aoirutnH
ドラゴンは強いからね
0512名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 08:30:37.37ID:ymLQn8M3
>>501
風邪薬を封印?
0514名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 08:50:35.23ID:SBW1VtvM
>>511
それも特別なドラゴンだから少なくとも5のグレイトトドラゴンよりは強いだろう
攻撃、守備、特技、耐性、全てにおいてマスタートドラゴンのほうが優秀なはずだ
そう考えるとタイマンでラスボスに勝ってもおかしくない
グレイトドラゴンでも相当強いからな
0515名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 09:15:23.24ID:ymLQn8M3
まがりなりにも神を名乗る存在だから、右の頬を打たれたら左の頬を出す的な博愛主義で戦闘行為不可なんじゃね
流血したりさせたり野蛮な亊は俗な人間と魔族でやってろやみたいな
0520名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 13:36:09.25ID:t4oL9CK7
人間に協力的な神がいるのに、その神は戦わないで人間に戦いを強いる。ドラクエはけっこうこの構造だよね
7や9なんかはそこにハッキリとした理由付けが一応あったけど
0526名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 20:43:18.34ID:kmQyIhJH
プサン
0527名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/19(水) 20:57:57.36ID:9SDQ0bb6
天空シリーズの時系列的に、何で4には魔物使いがいないのか、ってなるけど、
ロザリーヒルの面々が「繋ぎ」なのか?どういう血脈?
0536名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/20(木) 17:35:11.02ID:guG65TFv
あやかしのふえ、誰が吹いても同じ音楽が鳴るのって要するに録音物が再生されてるな
息が再生トリガーで
となると、かなりセキュリティ的に欠陥製品
0543名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/20(木) 21:31:57.69ID:XtC1BAoG
あの世界の人間って、勇者一行じゃなくても結構強いからな
バコタと同格の奴が数人いたらピサロナイトでは歯が立たない
0546名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/20(木) 21:47:32.37ID:CTtFv/wx
侵入するにしても勇者たちがピサロナイトを倒さなかった場合も
エビルプリーストが手配してピサロナイトも始末したことにすれば
つじつま合うしな
0549名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/20(木) 22:32:56.28ID:salz4BtR
>>547
勇者達がGETするやつとピンサロの私物とで少なくとも2本はあると思っていい
ピンサロと間接チッスなんてマジ勘弁だしな
なお、9のアギロホイッスルは…
0552名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/21(金) 00:18:28.07ID:xNN8wA+8
勇者達がピサロナイトを倒さなかった場合
ピサロナイトの静寂の玉をエビルプリーストが回収して
勇者との戦いで静寂の玉を使うとかあっても面白そうだな
0553名前が無い@ただの名無しのようだ
垢版 |
2018/12/21(金) 01:48:41.24ID:Bu13OwFQ
第十三章「レナ」

 一行はハムルという村にたどり着いた。
中に入ると子供たちが花畑で遊んでいる。
のんびりとした村のようである。
村の奥に行こうと歩き出したカイは、何かにつまずいて転んでしまった。
「いてて……」
見ると何かが地面に刺さっている。
それは錆ついたカギであった。
「何だこの古ぼけたカギは」
カイは錆びたカギを投げ捨てた。

 さて村人たちに話を聞いてみる。
ある女性が言うには、夜になると近くの廃屋の前に犬のような魔物が現れるそうである。
人は襲わないものの気味が悪いので、早く退治して欲しいと言っていた。

 また、ある老人からも詳しい話が聞けた。
「昔ゴンじいと呼ばれる老人が、犬のペスタとこの村に住んでいたのじゃ。しかしゴンじいは人嫌いで、ほとんど外には出てこんでな。噂では何か宝物を持っていて、それを守っているのじゃろうと言われておった。
あるときゴンじいは亡くなったのじゃが、それ以来ペスタが宝物を守るように、家の玄関の前にすわっていたんじゃ。今ではそのペスタも死んでしまったがのう」
一行は礼を言って老人と別れた。
さらにゴンじいには孫がいて、今はどこかに引き取られたという情報も得られた。

 カイが切り出す。
「今までの話をどう思う?」
「魔物ってやっぱりペスタじゃない? だとしたら退治するのはかわいそうね」
「問題はゴンじいが何を守っていたかだ」
「それじゃ、これからゴンじいの家を見に行ってみるか」

 だがゴンじいの家は既に廃屋になっていた。
一行は中に入ってみる。
「うわっ 蜘蛛の巣だらけだ」
「床もごみがいっぱい」
一行は家の中を念入りに探したが、何も見つからなかった。
「何もなかったな」
「噂は噂ってことか」
「きゃっ。体中蜘蛛の巣だらけ! セーラ、お風呂行きましょ!」
「はーい!」
「アレフ、オレたちも……あれ?」
アレフはどこかへ行ってしまっていた。
「まあいいや。後から来るだろ」
三人は宿へ向かった。
0554名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/21(金) 01:49:47.78ID:Bu13OwFQ
 そのころアレフは聞こえてくる悲しげな歌が気になり、花畑の方へ来ていた。
そこには花を摘んでいる、儚げな美少女がいた。
細絹のような金の髪を伸ばし、その肌は透けるように白い。
アレフに気づいた少女が話かけてきた。
「こんにちは。わたしはレナ。あなたは?」
「俺はアレフ。別の大陸のアルメリアという村から来た旅の者だ」
「アルメリア……それではあなたも……」
「え?」
「あ、いえ。ごめんなさい」

 近くで子供たちが遊んでいる。
しかしその一人が転んでケガをし、泣きだしてしまった。
レナはその子供にホイミをかけてやる。
ケガはすぐ治り、子供はレナにお礼を言ってみんなのところへ駆けていった。
「君は僧侶の魔法が使えるのか」
「ええ。でもわたし、二つしか呪文が使えないんです」
アレフはもう一つの呪文が何か聞こうとしたが、それより先にレナの叔父がレナを呼ぶ声が聞こえた。
「あ、ごめんなさい。わたし行かなきゃ」
レナは自分の家へ走って行き、アレフはその後ろ姿を眺めていた。

 しばらくしてアレフは宿に戻った。
「どこに行ってたんだ?」
「ああ、ちょっとな」
「そういえばマリアやセーラと話したんだが、今夜はもう疲れたので明日また調べようと言ってたぞ」
「家を守っている魔物の件か。じゃあ明日行こう」
横になりながらアレフはレナのことを考えていた。
レナの歌う悲しい曲が頭を離れなかった。

 さて朝になったので、一行はまず買い物に出かけた。
途中偶然レナに出会う。
「やあレナ」
「あ、アレフさんこんにちは」
「今日はどうしたんだい」
「ええ、叔父に買い物を頼まれたので」
他の三人は顔を見合わせた。
「アレフ君、オレたちのことも紹介してくれないかな?」
「ああ、左から順にセーラ、マリア、カイだ」
「レナです。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくね」

「ところでレナ、君は夜になると廃屋の前に魔物が出るという噂を知っているかい?」
「はい。だけど怖いので見たことはありません」
「実はオレたち今日の夜その魔物を確認しに行くんだけど、よかったら一緒に来てくれないかな?」
「おい、カイ!」
「だってオレたちだけで行くよりも、地元の人にも確認してもらった方がいいだろ」
「う、うむ……」
「わかりました。わたし一緒に行きます」
0555名前が無い@ただの名無しのようだ
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2018/12/21(金) 01:51:01.28ID:Bu13OwFQ
 夜になるのを待ってセーラたちは廃屋へやって来たが、魔物はどこにも現れなかった。
「おかしいですね。毎日誰かが見たという話をしていたと思うのですが……」
「実際は毎日出るわけではないのかも知れない。しばらく通って様子を見ることにしよう」

 一行は毎晩廃屋の様子を見に行った。
だが件の魔物は一向に現れなかった。
その間、四人はレナにいろいろ案内してもらった。
レナも同年代の友達ができ、うれしそうであった。

「そういえば村の隅に頑丈そうな蔵があるけど、あれって何がしまってあるんだい?」
「あれは開かずの蔵なんです。なんでも普通はとても手に入らないようなものがあそこに保管されているという言い伝えがあるのですが、カギがないので中を調べられないのです」
「蔵を壊してみたら?」
「ええ、それも試したそうです。でもとても頑丈で穴さえ開けられなかったとのことです」

 そんなある日、再び魔物が現れたという話が聞こえてきた。
その夜、四人はレナを連れて廃屋へ向かった。
家につき確認すると、確かに一匹の魔物が家の前にいる。
「あの魔物に見覚えは?」
「いえ……」
だが魔物はこちらに気づき向かってきた。
「危ない!!」
しかし魔物は犬の姿になり、レナの顔を舐めまわした。
「ペスタ!?」
レナは驚いたが、犬はうれしそうにしっぽを振っている。
魔物は犬のペスタだった。

「ペスタ……あなた魔物になって、この家を守ってくれてたのね」
ペスタはオンと鳴くと家の中に入って行く。
それを一行は追って行った。
ペスタはある部屋で立ち止まり穴を掘り始めた。
みんなも掘り始める。
なんとそこには隠し階段があった。
階段を降り部屋に入ると宝箱があるので魔法のカギで開けてみる。
中には最後のカギが入っていた。
レナはそれを手にとってみる。
するとペスタはうれしそうに一声鳴くと消えて行った。
「ペスタ! ペスター!」
しかしレナの声はもうペスタには届かなかった。

「ぺスタはこれを君に渡すために、この家を守っていたんだろう。ところでよければ、なぜ君がペスタを知っていたのか教えてくれないか」
一同はレナの話を聞こうと身を乗り出すのであった。
0556名前が無い@ただの名無しのようだ
垢版 |
2018/12/21(金) 02:45:41.73ID:gzk5mBWF
ピサロナイトぬっころされてるのに
何事もなく助けを求めてくるロザリーも変な奴だなぁ
0564名前が無い@ただの名無しのようだ
垢版 |
2018/12/21(金) 20:06:35.42ID:GdrmGhJk
>>562
違うよ、元からあった名前。
ピサロが助けた名もないエルフ(ロザリー)に、
そこの町から取ってロザリーと名前を付けた。
後、ピサロは別にたまたま人間に襲われているエルフだからといって、
わざわざロザリーを助けた訳ではないと仲間の会話でブツブツ呟いていた
0565名前が無い@ただの名無しのようだ
垢版 |
2018/12/21(金) 20:16:09.42ID:7DfmJLrH
ロザリーヒルのロザリーがいる塔はピサロがつくったんだよね
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