>>270
「彰人。聞いたよ、司ってあんたの先輩なんだって?全く、義兄になる人なんだからこれからはちょっとは敬いなさいよ」
「彰人、お前が絵名の妹だと聞いた時は驚いたぞ!考えてみれば好物も性格も似ていたから、納得はしたがな」
「う、嘘だろ…司センパイ…」
「(センパイと結婚するのは…俺だと思ってた…)」
「なによ司!私がコイツと似てるなんて冗談でもやめてよね!」
「ハッハッハ!そういう威勢のいいい所も似ているだろう!どちらもそこがかわいい所だしな!」
「ちょ、ちょっと急にそんなこと言われても…っ!」
「まぁ、絵名は彼女として、彰人は後輩としてだが…うん?彰人、どうしかしたか」
「は、ははっ…驚きましたよ…まさか絵名に彼氏ができるなんて思わなかったんで…」
「(やめろ…っやめてくれ…これ以上は…)」
「む、急に言うと驚くだろうな…では俺達の馴れ初めから語っていくとしよう!」
「も、もう…やめてよね司ったら…っ」