「できたよえむくん!複数人の脳のデータを基に司くんの行動パターンのみならずすべての神経パターンを完全再現したロボットを作ったんだ!」
「類…!もうやめてよ類!こんなことやっても司は喜ばない!司は…誰かを犠牲にするあんたを見たいわけじゃないのよ!!」
「わーい!これでもう司くんがいなくても寂しくないね!」
「えむも…いいかげんにしなさい!こんなのは司に対する冒涜よ!あいつは…!いつだってみんなが笑顔になる野を第一に考えて…あの時だって…!」
「…うーん、ネネツーもだいぶバグが目立つようになってきたね。かわいそうに…早く修正してあげないといけないね」
「類…?何を言ってるの、類!わ、私は機械なんかじゃ…」
「暴れちゃだめだよ寧々ちゃん!今はまだ混乱してると思うけど、類くんに直してもらえばすぐよくなるからね!」
「え、えむ…は、離して!離してよ!嫌!死にたくない!!わたしは生きてるんだっ!!」
「大丈夫だよ、ネネツーは死なない。何度だって僕が治してあげるからね…フフフ、フハハハ、アッハハハハハハハハ!!!」
「わーっはっはっはー!だいじょ〜ぶ!私の時も一瞬だったよ、寧々ちゃん!」
「はーっはっはっはー!大丈夫だ寧々!すぐに直るからな!」
「えむ…!司まで…!い、嫌…助けて…助けてよ司…!!」