若陀龍王の肛門にちんぽを挿入したらどうなるか?

肥満により厚みを増したお尻はぴっちりと閉じられ、両の手でこじ開けることでようやくその秘部を拝むことができる
挿入者は手の支えなく勃起を維持したまま肛門へとあてがう技量を要求される
あなたはそれを簡単なことだと思うだろう。だが肛門を開いた瞬間に薫るむせ返るほどの激臭はほぼ確実にチンポを萎えさせ
尋常ならばほとんどの者がここでリタイアを余儀なくされる

「おっほwwwマジでトロットロじゃねえか!!!!!トロマン!!!!!」

これはとある男性の記録である
彼は公子の目をかいくぐり、胡桃のパワハラに耐え、若陀龍王だけ1000円でいい飲み会への誘い、睡眠薬の仕込み等入念な準備を経てようやくこの機会を手に入れた
目の前には無抵抗のトロマンが据え置かれている。邪魔する者は誰もいない
極上トロマンであるというネット情報と、それを手にするために努力したこれまでの苦労が興奮へと変換され
今の男にとっては激臭すら心地よいスパイスに感じられた。マラクスの剛直は見事に屹立している

左右の肉の宮を掻き分けた奥にある湿潤地帯
縦に割れた淫裂に腰の動きだけで鬼頭をあてがうと、それは何の抵抗もなくスルリと全部飲み込まれてしまった
パン! 余りのスムーズさに思わず腰で尻肉を叩く音が鳴る
そこで男は一度静止した。腰に肉圧を感じ、陰茎と肛内の隙間は一切ないかの如くみっちりと肉壁に密着されているのを感じる

「ふぅ…えっ!?嘘うそウソこれやっばッ…んっ!」

マラクスは驚嘆した。挿入から一ミリたりとも動いていないにも関わらず、急激な射精感が襲い掛かり抗えなかったのだ
それはミミズ千匹が精液を貪るように絡みつき吸い出されるというような快感ではなかった
挿れた直後はぬるま湯に陰茎を浸したが如き温かな感触、ただそれだけである
しかしそこから、言うなれば精嚢内の精液そのものが自ら沸騰し陰茎から噴火したような射精感であった

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

マラクスの腰はもう止まることを知らない
2,3度の抽送で射精しては萎えることなく次の射精に移る
もはや下半身に感覚はなくほのかな温もりを感じるだけだが、その下腹部を中心として全身にゾクゾクとした感覚が駆け巡り
打ち付ける腰は豊かな尻肉の厚みで受け止められ、臀部から上半身にかけて波打つ様も、肉打つ音も、
接合部から弾け飛び時折口内に入る複合液すらも愛おしい
彼は今、触覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚の全てで射精していた

マラクスに異変が起きたのはそれから5分も経たないうちであった

「やめろ!トロマン!!もうきついからいい!!尻を止めろ!!」
「…あなたが勝手に腰を動かしてるだけじゃんねぇ?」
「えっ?若陀龍王起きて……えっ!?」

男は自分の腰を見やる。確かに若陀龍王の体は微動だにしていない
己の下半身に感覚はなく、無感情に打ち続ける腰を制御する術をマラクスは見失っていた

「若陀龍王さん助けて…出しすぎで死ぬ…」
「あなた以外にあなたの腰止められる人いたら教えてくれよァじwwいるの?この世に?まァじwww」
「マジ申し訳ないモラクス」
「無理。嫌いとかじゃなくて無理」

パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!パン!

音の鳴りやむ気配は今だ見えない
体液を肛内に吐き出し続ける機械と化したモラクスの記録はここで途絶えている