Q.カーヴェが家事や雑事をする必要性は?
A.ない、カーヴェのキャラストにある通り、彼が心苦しくて勝手にやっているだけ。アルハイゼンは要請すらしてない。だが、別にアルハイゼンは損をしないし、放っておいて別の仕事でカーヴェの才能や労力が浪費されるよりマシなので、止める必要がないから止めてない。カーヴェが他の誰かに善意を振りまいて損するぐらいなら、多少いらない世話でも受け止める事にしている。


Q.カーヴェの払ってない分の家賃は借金か?
A.実はそうではない。カーヴェがかつての研究に対して「二人の研究」であり、自分が多大な功労者である事を認めるなら、アルハイゼンは家を二人の「研究所」と認めるため、家賃は不必要だ。アルハイゼンのキャラストにもある通り、彼は家賃に興味があるわけではない。催促は二人の研究であるとカーヴェが認めないための弄りと、貯金ができないカーヴェの代わりに一定の彼の生活資金を確保してるにすぎない。


Q.なぜカーヴェは二人の研究所にしようと言って、家賃をチャラにしないのか?
A.アルハイゼンは「唯一、共に研究したのはカーヴェだけ」と認識しており、参加してた他の研究者を認めてない。カーヴェが「二人の研究所」と認めると、他の研究者達は才能がなく、二人についていけなかったという真実を認めて、自分の理想の否定と、参加した人達を侮辱する事になるので、カーヴェの性格的にできない。


Q.なぜアルハイゼンは、喧嘩別れしてすぐ共同論文からカーヴェの名前を削除したのか?
A.カーヴェの主張を認める事は、最終的に他の何の結果も残せなかった学者にまやかしの功績を与える事になるため。
アルハイゼンはイリヤースに対して擁護したように、行動に対しては相応の対価が与えられるべきだと考えているが、同時に働きに対して不相応な報酬が与えられるのは未来の損失だと考えている。掲示板の漁師の船のくだりと同じく、学生時代はカーヴェに現実を突きつけて実行不可能な理想を追い求める現実逃避をやめさせたかった。さらに言うなら際限なく他人を助けてカーヴェ自身を擦り減らし、他の研究者に無価値な時間稼ぎを与えてしまうため、削除という強制的な手法を取って分からせる必要があった。


Q.将来的にも研究を認めないなら、やはりカーヴェの家賃は必須で、未払い分は借金ではないか?
A.そもそも、アルハイゼンは家賃の事を自身のキャラストで「関心がない」と言ってる。
真剣に請求するつもりがない。それは単にカーヴェの過ちと行き過ぎた理想に対しての警告であり、受け取ったお金も大抵、家具や生活費などのカーヴェに暮らしやすい形でカーヴェに還元されてる可能性が高いため、純粋な借金とは言い難い。


Q.家賃はいいとして酒代のツケは……?
A.それは単純な借金なので請求してるだろうが、家の雑務を全て請け負ってるなら、少し飲んだらすぐ酔っ払っちゃうカーヴェの酒代なんて、それほど真剣に請求してないかと思われる。催促はタダのカーヴェ弄りの可能性が高い。


Q.カーヴェの事を「甘やかされた子供」と掲示板で書いてたけど、一番甘やかしてるのはアルハイゼンでは?
A.それはそう。なぜならカーヴェが幼少期に甘やかされた時期は短く、むしろ子供なのに母親を甘やかす側だった。アルハイゼンもその事を知っているとカーヴェのキャラストに書いてあるので「甘やかされた子供」は事実ではなく比喩表現であり、甘やかしてるのはアルハイゼン。俺が甘やかした子供に社会を教えて何が悪い?とアルハイゼンも思ってるかもしれない。