一瞬で消えた予約枠 PS VRの熱狂と不安
http://allabout.co.jp/gm/gc/464541/

PS VR公式サイトでは、予約取り扱い店舗のリストを掲載していますが、そこ載っている店舗数はなんとたったの33店舗。全国で33店舗しか取り扱っていないというのです。
実店舗での予約受付が33しかないということを考慮にいれると、決して多い数字ではありません。
これは10万台とか、20万台とかいう形で出荷する規模の予約の取り方ではないんですね。

PS VRが成功していく為には、地道に体験者を増やしていくしかなく、SIEもそこは心得ていて、銀座・名古屋・大阪・福岡天神の直営ソニーストアの体験会など、PS VRの体験機会を積極的に設けています。
そうやってどんどん体験を増やして、欲しいと思う人を増やしていかなければいけないんですが、一方で、現状既に欲しいと思ってくれている人にも、予約枠が行き届かないという状況があります。
つまり、欲しい人に行き届かないのに、欲しい人をもっともっと増やしていく、というちょっとチグハグな状態です。

出荷が少ないとどういうことが起こるかというと、それはソフトの売上に影響が出ます。
ハードと対応ソフトは、ニワトリとタマゴで、ハードがたくさん売れるからソフトもたくさん売れ、ソフトが充実するからハードがまた売れる、という関係があります。
逆に、ハードが少なければソフトも売れず、ソフトが売れなければタイトルが充実せずに、ハードの勢いもしぼんでしまいます。