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2016/08/31(水) 02:03:55.10ID:YJMCkWTJ04Gamer:
では,ニンテンドー3DSへの移植にあたって苦労された点などはありますか?
縹氏:
フリューさんが資料などをしっかり揃えてくださったので,サークルとしての苦労はほとんどなかったですね。
大地氏:
移植作業はすごく大変でした。PCとニンテンドー3DSではメモリのサイズが違いすぎますし,扱えるファイルの形式が異なっていたりもしますから。
4Gamer:
ハードウェア的な制約の厳しいほうへ移植するわけですからね。
大地氏:
アドベンチャーゲームと一口にいっても,家庭用ゲーム機とPCでは作り方の違いがあったりします。
例えば,キャラクターの立ち絵一つ取っても,それぞれに違うんです。
立ち絵でキャラクターの動きを表現する場合,家庭用ゲーム機はメモリに制約があるため,変化する部位の差分だけを用意します。
例えば表情が変わる場合は,顔の部分だけの絵を用意するわけです。
しかし,PCは潤沢なメモリを持っているので,こうした配慮は必要ありません。
そのため,全身を描いた絵を何枚も用意するといった手法が採られることもあるんです。
4Gamer:
ハードウェアスペックの違いが,作り方自体にも影響すると。
大地氏:
そのとおりです。ダウンロード専売タイトルには容量制限も存在していますから,その範疇に収めないといけないですし。
また,インディーズアドベンチャーゲームでは背景や音楽にフリー素材を使うことも多いんですが,それが商用利用できるかどうかも確認する必要があります。