21日の東京株式市場で任天堂の株価が急落し、前日終値比1765円(6.5%)安の2万5185円で取引を終えた。
20日夜、来年3月に発売予定の新型ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の紹介映像を公開。
ゲーム機としての新しさが期待を下回り、利益確定売りと失望感で値を下げた。

 証券アナリストは「携帯型に切り替えられるものの、据え置き型への強いこだわりが感じられ、目新しさがなかった」と評価。
節約志向を背景に業界では無料で遊べるスマホゲームが中心となるのは明らかとし、
「ファンがいるので最低限は売れるだろうが、今後の業績へのプラス効果は限定的だ」と見通した。

任天堂株、新ゲーム機失望感で6.5%安
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/161022/eca1610220500003-n1.htm