上野動物園 初めて妊娠確認のアジアゾウが流産
東京・台東区の上野動物園では、オス1頭、メス3頭のアジアゾウを飼育していますが、このうち、18歳のメスの「ウタイ」がことし
7月に妊娠していることが確認されました。
上野動物園でのアジアゾウの妊娠は明治21年に飼育を始めて以来初めてのことで、動物園では来年6月から7月の出産に向けて期待を膨らませてきました。
しかし、先月下旬からウタイの血中のホルモンの値が下がり始め、先月31日になって胎児が死んでいるのが確認され、流産したことがわかったということです。
ウタイの健康状態に問題はないということです。
上野動物園は「これまで順調に進んできただけに、ただ残念だ。ウタイはまだ年齢的にも妊娠が期待できるので、時期を見てペアリングさせたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161108/k10010759241000.html?utm_int=lnews_contents_news-main_001