0001名無しさん必死だな@無断転載は禁止
2017/08/26(土) 16:52:52.09ID:dVrAe7PP0クエストで訪れたフィールド、命息づく“古代樹の森”の密度は、コントローラーを操作する手を止めるほど想像を超えるもので、僕の中の“感じる心”を呼び起こした。
ありきたりな説明となるが、何もかもが美しかった。
もちろん、4Kで映し出された高精度なビジュアルの美しさもあるのだが、単なる見た目だけの話ではない。
なめらかさ、艶やかさ、生々しさといった形容詞が頭に浮かんだと言えば伝わるだろうか。
画一的な風景はまったくなく、草木からは生気が溢れ、岩や土からは熱を感じ、生息するモンスターからは生きているという力強さがある。
また、昼夜が移り変わる本作では時間の経過とともに、フィールドがその表情を変えることも“命”を感じさせた。
陽光の差す昼間は開放的で生命の息吹を感じさせ、夕暮れは幻想的なオレンジ色に周囲を包み、夜には満点の星が輝き瞬く。
選択したクエストの時間は20分ほどだったと記憶しているが、気づけばモンスターの討伐という目的を放棄し、フィールドを歩き回ることに費やしていた。
もちろん、ただ観察するだけには留まらない。発見する楽しさと両軸にある、対象物に触れたときの反応の多様さにも驚いた。
触れると閃光玉のように目をくらませるほどの強烈な光を放つ虫。
刺激を与えると麻痺毒のようなものを撒き散らすカエル。
スリンガーに装着して使うことができる木の実や大型モンスターの落とし物は、種類に応じて効果が異なる。
”環境を利用して狩猟を行う”という本作のコンセプト。
頭ではわかっていたつもりだったが、実際にフィールドを探索することで、この醍醐味を本質的に理解することができた。
驚きに満ち満ちている『モンスターハンター:ワールド』のフィールド。
東京ゲームショウ2017への出展が決まっている本作だが、プレイするときにはぜひ感じる心、“センス・オブ・ワンダー”を抱いてフィールドを駆け回ってみてほしい。
https://www.famitsu.com/news/201708/26140477.html
文・取材・撮影 : 編集長
豊田恵吾
2017-08-26 05:10:00