SNKは1978年の創業。90年代に『THE KING OF FIGHTERS(KOF)』『餓狼伝説』『サムライスピリッツ』などの格闘ゲームシリーズを次々と世に送り出し、 業務用・家庭用兼用のプラットフォーム『ネオジオ』も展開。驚異的な売上を記録したが、格闘ゲームブームが沈静化し、 多角経営の失敗も相まって、01年にゲーム開発会社としては最大級の380億円の負債額を計上、倒産した。
しかし15年8月に中国のゲーム会社、37Gamesが約80億円で買収し、状況が一変。パチスロ事業から撤退し、ゲーム事業とライセンス事業に集中する方針を発表した。 16年8月には、6年ぶりの新作タイトル『THE KING OF FIGHTERS XIV』をリリース。12月に社名をSNKに戻し、ゲーム会社として復活する考えを打ち出している。