0001名無しさん必死だな
2018/01/10(水) 17:19:36.24ID:+3LZoSZg0https://gigazine.net/news/20170109-xbox-360xdcbt-bug/
「Intel製CPU内に構造的な脆弱性がある」という報道から大問題となった「Meltdown(メルトダウン)」や「Spectre(スペクター)」と呼ばれる脆弱性への対応が
各ソフトウェアで進められており、性能の低下が懸念されています。
このCPU脆弱性問題の原因とされている技術「投機的実行」に関して、ゲーム機Xbox 360時代から投機的実行に基づくバグがあったことをゲーム開発者が明らかにしています。
Finding a CPU Design Bug in the Xbox 360 | Random ASCII
https://randomascii.wordpress.com/2018/01/07/finding-a-cpu-design-bug-in-the-xbox-360/
Googleで働くソフトウェアエンジニアのブルース・ドーソン氏が、自身のブログ「Random ASCII」で、かつてのXbox 360で苦労したCPUバグについて述懐しています。
このバグは、今話題のメルトダウンやスペクターと基本的には同じ構造を持つとドーソンさんは述べています。
Xbox 360で採用されていたIBM製のCPU「PowerPC」は、3つのCPUコアと1つのL2キャッシュメモリを持っていました。
3コア+1MBのL2キャッシュという独特の構造のPowerPCには、L2キャッシュをバイパスしてL1キャッシュに直接データをプリフェッチできる
「xDCBT」命令がオプションで追加されました。
データのプリフェッチがパフォーマンスに大きな影響を与えることから、
積極的にxDCBT命令オプションを利用しようとしたゲーム開発者は多かったそうですが、ヒープクラッシュを頻繁に起こしてしまうことがあり、
ドーソン氏はゲーム内のコードから、xDCBT命令を取り払ったそうです。