http://jp.ign.com/mario-rabbids-project/16094/preview/
シングルプレイとマルチプレイモードをそれぞれ何時間かプレイして、このゲームのコンセプトが「変」であると同時に「見事」でもあることを確信した。
よりカジュアルとなった「XCOM」という表現はかなりいい線をいっていると思う。
ゲームの大半は3キャラクターからなるチーム(マリオともう2人)で遮断されたエリアで戦う。
プレイヤーはキャラクターを移動させ、能力値に重きをおいた通常攻撃やスペシャルアビリティを繰り出して、敵対するチームと戦う。
「XCOM」の基礎を理解している人ならすぐに馴染めるだろうし、そうでない人にとってよりシンプルになったゲームシステム(戦闘以外のマネージメントは少なく、
キャラクターのアビリティとスキルツリーは頻繁に重複する)もハードルはそこまで高くないはずだ。

ゲーム後半のバトルでは、注意を払ったり、コンビネーションを練ったり、敵との距離を測ったりといった作業をついつい怠ってしまうと、AIにこてんぱんにやっつけられる。
移動、撃つ、アビリティといったコマンドは単純だが、いつどのように使うか次第で大きく変わる。
僕は8キャラクターのうちの7つのキャラクターを使ったが、今のところダウンした仲間を復活させるアビリティはないようで、これも「XCOM」と共通する部分だ。
常に残りのHPに注意を払い、チームワークを大切にする必要がある。

だが、すべて「XCOM」と同じというわけにもいかない。バトルが展開するエリアはそれぞれ孤立したマップではなく、
どれも独自の世界設定(花園、氷漬けにされた砂漠、お化けが出るところ、それから火山の内部など)がある。
それぞれ独自のゲームプレイがあり、新しいチャレンジを提供している。

ミッションによって目的も異なり(敵の撃退やエリアの最後まで進むなど)、戦闘が発生しないパズルエリアやボス戦もある。
僕は1つのワールドを最初から最後まで遊べなかったが、最初のワールドをクリアするまでは2〜3時間ほどかかるそうだ。
各エリアはクリアしたあとにより難易度の高いミッションが発生し、次のエリアに移動する前に再訪してやり込める。


http://www.metacritic.com/game/switch/mario-+-rabbids-kingdom-battle
「XCOM」との一番大きな違いは戦闘そのものにある。アクションゲームをベースにしているだけあって、
本作は移動に重点をおいたゲームで、ここもチームプレイが重要だ。
各キャラクターは1ターンにつき一度しか行動できないが、仲間や敵を利用することで移動距離をかなり伸ばすことができる。
敵に遭遇するとダッシュ攻撃を発動でき、攻撃した後に少し移動できる。
これを繰り返し発動できるキャラクターもいて、うまくやると敵を3体攻撃してから土管に入ってさらにブーストをもらい、
仲間の元にたどり着くとチームジャンプという距離を伸ばすスペシャルアビリティを繰り出してもう一度敵に攻撃できてしまう。

ラビッツたちをただ倒すのではなく、効率よく、そしてカッコよく始末したくなるだろう。
キャラクターのスペシャルアビリティも連携できるようになっている。
例えば、ルイージのSteely Glareというアビリティでは通り過ぎる敵に追加で狙撃によるダメージを与えることができる。
ラビッツヨッシーは敵を脅かし、自分のターン中に移動できないようにするアビリティがあるので、ルイージとうまく連携するとかなりのダメージを与えられるだろう。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:58cadd672d6049839fdf83f8808abf33)