優勝を勝ち取った2選手には、昨年に竜王位を奪還し、初の永世七冠を達成したことで大きな話題となった羽生善治竜王より、特製のオリジナル将棋駒が贈呈された。
さらに、選手たちの雄姿に自然に魅入られたという羽生竜王が「これを機にがんばって覚えます」とポケモンバトルへの意欲を見せると、会場からは「おおー!!」という大きな歓声があがった。


表彰式に登場した羽生竜王へのショートインタビュー!


――ゲームと将棋界のコラボレーションのイベントに関して、どういった印象をお持ちでしょうか。

羽生 つねに先を読んで次の手を決めていくというのと、ふたりで対戦をするというところでは、多くの共通項があると感じました。あと若干、偶然性の部分も存在するというところも共通しているのかなと思います。

――もし仮にこれから『ポケモン』を始められるとして、カードとゲームのどちらをやってみたいと思いますか?

羽生 順番としては、ゲームをやってからカードをやったほうがいいのかなと、なんとなく思っています。カードのほうは、理解するまでにかなりの経験値を積む必要があるかなと思いました。

――本日観戦をされて、いちばん心に残った印象的なシーンは?

羽生 ゲーム部門の最後で、たぶん逆転が起こったのだと思うのですが、あっという間に勝敗が入れ替わるスリリングなところが印象的でした。