上位0.5%が全体の売上50%、Steamの2017年統計記録
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活況さを見せるSteam市場だが、その実態は勝者総取りと言えるものとなっている。

上位100作品、全体の0.5%の作品の売上が全体の50%を占めている。

販売数と価格の低下
メジャータイトルとなれなかった作品は例年よりも売れにくくなってきている。
年間の発売タイトル数が増え続けているのだから当たり前だが、インディーデベロッパーには淘汰の時期が訪れている。

Steamのゲーム全体の所有者数の中央値は9,500人。そしてインディー作品に限定すると5,000人。
さらに2017年に発売したインディー作品に限定すると1,500人となっている。3年前は中央値は3,200人であった。

ゲームの中央値価格はSteam全体で5.99ドル。インディー作品の中央値は3.99ドル。2017年発売のインディー作品の中央値は2.99ドル。
限りなく安くコスト競争は激化している。

2014年に「我々のゲームを全て購入してくれてもコーヒーすら買えない」とデベロッパーは悲鳴を上げていたが、そこから状況はさらに悪くなっていっているようだ。