肌荒れ、失恋…有休で癒やし 関西の企業がユニーク休暇
2018.04.17
神戸新聞NEXT


 「最近、肌荒れがひどい」「失恋でめいってしまって」−。そんな時に有給休暇(有休)を取得できる企業が関西にある。従業員の働きやすさに知恵を絞る企業は数あれど、なかなかの思い切り。
仕事の効率が高まり、職場環境の対外的アピールにもつながっているという声もあり、兵庫、大阪でユニークな休暇制度を取り入れている企業を訪ねてみた。(三島大一郎)

 「肌荒れがストレスになり、仕事の効率が落ちた」。ナリス化粧品(大阪市福島区)では以前から、残業で睡眠時間が不足しがちな女性社員らからこんな意見が上がっていた。

 同課は長時間労働による肌の不調を「残業肌」と命名。化粧品を扱う企業としてまず社員の残業肌を“撲滅”しようと、肌の不調を理由に有休が取れる「肌休暇」制度を会社に提案、導入が認められた。
年間の有休(最大20日)の範囲内なら何日でも休むことができる仕組みに決まり、4月にスタートした。

https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201804/0011172353.shtml