https://www.famitsu.com/news/201804/23156167.html
>“Unreal Fest West 2018”に合わせて久しぶりの来日を果たしたエピック・ゲームズのファンダーにしてCEO、
ティム・スウィーニー氏にインタビューを実施。Unreal Engineの今後の戦略などを聞いた。

>――せっかくの機会なのであえて聞いてしまいますが、Unreal Engine 5のプランはあるのでしょうか?

ティム これまでのエンジンの切り替わりの時期は、がらりと環境が変わっていました。
また、ゼロからのスタートになるという大きな変化を伴うものでした。
今後のエンジンの世代の切り替わりかたというのは、もっと、延長線上になると思っています。
Unreal Engine 3からUnreal Engine 4に切り替わるときは、いままでのものは全部使えなくなって、またゼロからUnreal Engine 4を覚えないといけないという変化でした。
仮にUnreal Engine 5があるとすると、Unreal Engine 4からUnreal Engine 5への変化というのは、Unreal Engine 4の発展線上にあるものになると思っていて、これまでのように大きな混乱を伴うものではないと思います。
たとえば、『フォートナイト』はいまUnreal Engine 4で作られていますが、Unreal Engine 5が出てきても、『フォートナイト』はそのまま動くくらいの距離感になると考えています。

その最大の理由は、これまでのようなくっきりとしたコンソールの世代の切り替わり、サイクルというのが、おそらく今後は発生しないだろうと考えているからです。
プレイステーション2からプレイステーション3とか、プレイステーション3からプレイステーション4というのは、ハードウェアががらりと変わってしまったので、エンジンとしてもそれくらいの大きな変化が発生しましたが、今後はそういった大きな変化は必要ないと思っています。
それは、ゲーム制作に関わるすべての人たちにとって、非常に大きなメリットになるでしょう。