いけず石
https://www.wdic.org/w/GEO/%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%9A%E7%9F%B3
https://www.wdic.org/proc/plug/GEO/26102a01.jpg

道路の角に置かれ、道路を通る車両がそれ以上建物に近づけないようにするための石。

概要
京言葉で「い↓け↑ず↓」とは「意地悪」のことである。
道路に置かれ、それ以上内側を通れないようにする意地悪な石であることから、このように呼ばれているのだと思われるが、定かではない。

特に京都の路地は非常に狭いため、車で通るのは難易度が高く、頻繁に車が壁を擦るなどの事故が生じる。
そこで家の角に置いて家を守る、自衛手段として普及した。

置く石の大きさは様々である。巨石やカラーコーンを置いてガッチリ侵入をガードする家もあれば、警告目的で漬け物石程度の石を置く家もある。