任天堂ラボ 起爆剤ならず
https://r.nikkei.com/article/DGKKZO33647050R30C18A7TJ2000

>昨年の勢いが一巡した今春、スイッチの販売拡大につなげる起爆剤として発売したニンテンドーラボの販売が期待通りに伸びていないためだ。
>「夏休みに入っても売れ行きはいまひとつ」。
>ヨドバシカメラのマルチメディア梅田(大阪市)の担当者は漏らす。

>これまでにないタイプだけに、受け入れられるのに時間がかかっている面はある。
>購入した人からは「ゲームの内容が単純で飽きやすい」「組み立てた後の段ボールの置き場所に困る」などの声も上がる。
>ゲーム情報誌「ファミ通」によると、同時発売した2本のソフトは初週こそ国内で計12万本を売ったが、7月は週2千本台に沈んだ。

>「ラボで18年度のスイッチの販売をもう一段加速させる」。
>発売前、任天堂幹部には強気の発言が目立った。
> 6月28日の株主総会で君島達己社長(当時)は「まず関心を持ってもらい、欲しいという方が増えた時に一挙に売れる」と発言。
>初速が売れ行きのピークという従来のソフトと異なることを強調した。