決算説明資料 [PDF:309KB]
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/presen/er/pdf/18q1_sonypre.pdf
スピーチ原稿 [PDF:633KB]
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/presen/er/pdf/18q1_sonyspeech.pdf

・次にモバイル・コミュニケーション分野についてご説明します。
・当四半期の売上高は、前年同期から27%減の1,325億円となりました。
・この減収は、スマートフォンの販売台数が主に欧州及び日本において減少したことに
よるものです。
・営業損益は、この減収の影響などにより、前年同期の利益計上に対し、当四半期は
108億円の損失を計上しました。
・通期の見通しについては、売上高は6,100億円に、営業損失は300億円にそれぞれ
下方修正しております。
・この下方修正は、為替の悪影響に加え、足元の販売状況を踏まえ、上期を中心に
スマートフォンの販売台数見通しを引き下げたことなどによるものです。
・競争環境が更に厳しくなるリスクもあることから、リスクが顕在化した場合の下期のス
マートフォン販売計画への影響や対応策についての検討に着手しました。
・その結果によっては、当期におけるさらなる業績の下方修正や中期計画の見直しが
必要となる可能性があります。

ソニーモバイル、さらなる下方修正。
https://smhn.info/201807-sony-mobile-has-a-big-deficit
https://smhn.info/wp-content/uploads/2018/07/6ec05ba3a55930609b193cf36e9ea574.png

2018年度第1四半期のSony Mobileは、欧州・日本を中心にスマートフォン販売台数が減少により、前年同期比で27%(487億円)の大幅減収。144億円の大幅損益悪化に。
2018年度4月時点で6400億円と見込んでいた売上高ですが、300億円減少の6100億円に下方修正。欧州におけるスマホ販売台数の減少が要因。営業利益は150億円下方修正のマイナス300億円に。

ソニー、ゲーム好調で売上計画を上方修正 スマホは不振で対策着手
https://jp.reuters.com/article/sony-sales-idJPKBN1KL0RS

スマホ販売計画は従来の1000万台から900万台(前年実績1350万台)に下方修正。モバイル・コミュニケーション事業の売上高予想は前年比15.6%減の6100億円(従来予想6400億円)に、
営業損益予想は300億円の赤字(従来予想150億円の赤字、前年は276億円の赤字)に、それぞれ引き下げた。

会見した十時裕樹・最高財務責任者(CFO)はスマホ事業について「競争環境はさらに厳しくなるリスクもある」として「対応策の検討に着手した」ことを明らかにした。

対応策の検討結果によっては「さらなる業績の下方修正や中期計画の見直しが必要になる可能性がある」という。