『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』の思い切ったセールが波紋を呼ぶ。中国ユーザーから不評相次ぐ
https://jp.automaton.am/articles/newsjp/20181016-77945/

本日10月16日より、Steamにて『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』のセールが開始された。
今回のセールでは、34%オフの値引きがされており、シーズンパスや追加コンテンツ、
サントラなどを含むクロフトエディションにいたっては、47%オフとなっている。
大作とあり定価はお高いものの、比較的手頃な価格で『トゥームレイダー』最新作を手に入れる良いチャンス。しかしセールを受け入れがたいと感じているユーザーは少なくないようだ。
問題のひとつとしてあげられるのは、本作の発売日である。

『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』の発売日は、日本時間の2018年9月14日。
つまり、約1か月前である。同作は発売前から予約を大々的に受け付けていた。
定価は59ドルと大作級でありつつ、クロフトエディションは89.99ドルと高価。
購入したユーザーの中には、発売1か月で大幅に値引きされていることが受け入れがたいと感じているようだ。

すでにSteamストアでは、予約および発売後購入した中国人ユーザーからの“不満アタック”が始まっている。
10月16日18時現在、発売直後の票数を上回る74件以上の不評レビューが寄せられており、そのうちのほとんどが価格に関するものである。
なぜ中国人ユーザーばかりが不満を漏らしているのかというと、セールが開始されたのは日本時間の明け方。
多くの欧米のメディアはこのセールに気付いておらず、取り上げていない。

それゆえに、ユーザーもまたセールされていることを認識していない。
一方、中国は時差の関係もあり、WeiboなどSNSやメディアがこの問題を取り上げている。
かつSteamユーザーも非常に多いということで、こうした活発な動きを見られるのではないかと推測できる。