元スクウェアエニックスの田畑端が退社について重い口を開いた。

「ある日オフィスに任天堂の方があらわれて、銃を天井に向けて発砲するなりこう叫んだんです」

――この会社に最近PS4ばっかに肩入れしてる奴がいるらしいなあ!それは、ど・い・つ、かなあ〜??

「そうしてその任天堂社員は、スクエニ社員の頭を撃ちぬきはじめたんです…」

スクエニのオフィスの床は脳みそと粘血にまみれた。
このままではスクエニは全滅だ!そう思った田畑のからだは勝手に動いていた。
「それは私だ」

「おや、田畑さんじゃないですか。驚きましたよ、あんなに恩義にしてやったのにFF15でswitchをはぶるなんてね」

「何が目的だ」

「シンプルですよ、あなたがこの会社を辞めればいい。まあ無視したら、あなたの愛する家族を買取保証するだけです、が」

田畑はスクエニを辞めた。
スクウェアエニックスのロビーには会社を救った田畑の銅像が建立される予定だ。