グリーは,同社のグループ会社であるWFSのNintendo Switch用ソフト「釣りスタ ワールドツアー」を2019年1月31日に世界38か国で配信すると発表した。価格は2680円(税込)。
 また,あらかじめダウンロードが本日よりスタートしている。

 「釣りスタ ワールドツアー」はWFS初のNintendo Switch向けタイトルで,「釣り★スタ」シリーズの最新作だ。Joy-Conを2本使っての直感的なプレイできる。
また,Nintendo Laboの「バラエティキット」に含まれる「つりToy-Con」に対応したミニゲームも用意されているとのこと。
https://www.4gamer.net/games/408/G040881/20190117089/


田中良和氏(以下、田中) これは他社にも当てはまると思いますが、あるIPのモバイルタイトルがコンソール版を出すと、モバイル版が売れてくる。
反対に、あるIPのコンソールタイトルがモバイル版を出すと、コンソール版が売れてくるといった現象があります。

つまり、Nintendo Switch版『釣り★スタ』をリリースすることは、モバイル版『釣り★スタ』の業績を伸ばすことにも貢献できるのではと思っています。
また、さまざまなコンソールゲーム機の歴史を紐解くと、どの時代のどのハードにも釣りゲームへの一定の市場というものがあります。
弊社は世界最大の釣りゲーム開発会社であるという自負がありますが、コンソールゲーム機への進出で、自他共に認める世界最大の釣りゲーム会社を目指すという心意気も込めています。

−−参入第1弾タイトルとして『釣り★スタ』を選ばれた理由と、プラットフォームとしてNintendo Switchを選んだ理由を教えてください。

荒木 これにはいくつか複合的な要因があります。まず、Nintendo Switchがリリースから間もないプラットフォームであり、任天堂さんとしてもハードの特色を活かしたタイトルを揃えたいという強い意向があることを聞いていました。

また、釣りゲームは体験性が強いコンテンツになりますが、Nintendo SwitchのJoy-Conでの操作性や、TVモードや携帯モードのように、据え置きと携帯スタイルを行き来しながら遊べるというのは、とても親和性が高いと思っています。
そして、先ほど田中が申し上げたようにマルチプラットフォームで定番の釣りゲームを提供していくことで、釣りゲームの第一人者になるという気概もあります。
Nintendo Switchではカジュアルなタイトルが人気を集めているというのもひとつの要因です。
https://s.famitsu.com/news/201802/02151085.html