樋口院長によれば、診療開始当初の受診者が熱中していたのはゲームの中で割り当てられたキャラクターになって物語を楽しむ「RPG(ロールプレイングゲーム)」と呼ばれる種類が多かった。
最近はより刺激が強く、短いゲーム時間の中で倒した相手の数を競ったり、ゲーム参加者同士が戦ったりする「シューティングゲーム」が主流になっているという。

この変化はどういう影響があるのか。樋口院長は「ゲームの内容がより攻撃的で単純になっている分、影響を受ける度合いは強い。従ってはまり込んでしまうと、なかなか引き返せなくなる」と分析する。
同センターを受診した小学校低学年の男児は、ゲーム中に付属の音声会話システムを使っている影響か、非常に汚らしく、攻撃的な物言いをするようになってしまった、という。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190310-00010003-jij-hlth