高橋氏:
 ええ。最近は「なろう系」と呼ばれる小説などに見られるように,一切努力せず,ピンチにも陥らず,それなのに強くてモテるみたいな主人公がはやっていて,そういうキャラクターが出てくる作品に人気が集まっているのも分かってはいます。
 でも僕自身ちょっとひねくれ者なところがあるので,今はあえてそこからは距離を置いたものを作りたいという思いが,今回のストーリーのテーマとなるボーイ・ミーツ・ガール&ジュブナイルというところにつながっているんですよ。