後司馬遼太郎の参考にならなさとしては
「英雄児」って短編で東北の田舎に下手に優秀な家老がいて官軍相手に奮戦し領民を無駄に犠牲にしたため最後は
「彼の墓は立て直すたびに元領民に叩き割られた。英雄も生まれる場所を間違えると迷惑なものである」で締めたくせに
長編版の「峠」では「最後の侍」として描こうとして領民に死後も憎まれ続けたって描写は全面カット
いい加減なものである
もっとひどいの「2001年宇宙の旅」の作者が自分ての住んでる場所を舞台にするためにスリランカを赤道直下にあるとして長編一本書いた例がある
子母澤寛も関係者が生きてるうちに新選組に関する貴重な資料を多数収集したと言われながら自分の妄想も一緒くたに書いたと言われているし
作家にとっては「所詮は小説、真に受ける方が悪い」