2019年5月14日、北米で新しいオープンワールドゲーム『Rage 2』が発売された。ゲーマーは大喜びで飛びつき、スポンジのように時間が吸い尽くされる。
ゲーマーが巨大なマップを一通り楽しむと、「オープンワールド疲れ」の議論がまたやってくる。

COGconnectedによれば、ゲーマーとオープンワールドゲームの間には「奇妙な愛憎関係」がある。
ゲーマーはオープンワールドが大好きなはずなのに、いざプレイすると「疲れた」と文句を言うのだ。これは一体どういうことだろうか?

もちろんゲーマーなら「オープンワールド疲れ」が何のことかを知っているはずだ。
新しいゲームをはじめて戦利品を拾い集め、敵キャラの野営地を一掃し、巨大マップを開拓したりと、オープンワールドゲームの最初の数時間はとっても楽しいものだ。
だがある時点で、大量のサイドクエスト、脇道、道端で出くわすランダムイベントでさえゲーマーを消耗させるようになる。つまり、飽きるのだ。

その時点で多くのプレイヤーは完全にゲームから離れてしまう。ゲームのトロフィーを見て、何パーセントのプレイヤーがメインクエストを最後までクリアしたかを見てみると良い。最終章で50%もあればいい方だ。

とは言うものの、それでもゲームをプレイし続けているプレイヤーだっているだろう。ただ、そういうプレイヤーも多くはストーリーを楽しんでいるのではなく、無作為に騒乱を起こして歩き回る事を楽しんでいるのである。

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