――岩本さんは、『テイルズ オブ ゼスティリア』ではエドナとザビーダ、『テイルズ オブ ベルセリア』ではライフィセットとアイゼンをデザインされていましたが、
おひとりでメインキャラクター全員担当は初となりますね。

富澤
さらに言うと、メインキャラクターデザインとアートディレクションを同一人物が担当するのも、いわゆるマザーシップタイトルでは初です。
これによって、さまざまなレベルで作品内のアートの統一感が生まれてきます。たとえばこの世界の外観のデザインとキャラクターの衣装のデザインを同時に進めることで、これまでにない文化レベルまでを統一的に表現することができます。
先ほどお話しした通り、今回は“没入感をより高める”ことをテーマにしていますので、そうしたデザインの統一性もその目的に沿っており、このような制作体制を採りました。

https://www.famitsu.com/news/201906/13177821.html