よく言われているのは『ゲームは任天堂、ゲーム以外はソニーがロイヤリティーを貰う』って契約で、これでOKと双方がハンコを圧した。事実、クタタンはCD-ROMをカラオケとかに使いたかったらしい。
ところがNOAの荒川が契約の不備に気がついた。『ゲームの定義が決まっていないから、何でもかんでもゲーム以外と言い張ってソニーが全部持って行くぞ!』ってな。
で、ここで組長らは『はめられた』と確信した。ところがソニーはクタタンにほとんど任せてたから、任天堂がそんな不信を抱いてたなんて知りようがない。クタタンは任天堂から出禁を喰らった。ソニーはクタから事情を聴こうにしても『任天堂が悪い』しかいわない。
任天堂はクタタンと契約を進め、ソニーもクタタンに任せていたから拗れた関係を直せる奴がいなかった。
そうして破綻に向かっていった。