ソフトの充実
・VHS陣営はレンタルソフトの充実に力を入れていた。特に当時VHS撮影機器のほうが安かったためエロビデオは
VHS対応で発売された。男性は当然VHSビデオデッキを選ぶため、一般向けレンタルビデオもVHS対応がほとんどになった
 →SIE自社独占コンテンツの不足

容量不足
・βは当初46分しか録画出来なかったがVHSは当初から二時間録画に対応していた。その後も長時間録画でVHSは先手を
とられ続けた →VITAカード4G

価格設定
・価格面でもVHSは部品数が少なく低コストでβより低価格を実現した。
 →PS3の価格設定失敗。ちなみに任天堂はかつて光線銃販売の失敗で価格の重要性を学んだ

独自規格・陣営
・日本ビクターは共通規格をもちかけたがソニー側が独自規格に拘り拒否。親会社の巨人・松下電気がVHS陣営に
 →Cell構想、VITAメモリーカード サードパーティの他プラットフォーム流出

性能
・当初βビデオはVHSより高画質、高性能ではあったが消費者にはそれほど重要視されず、後半ではVHSの性能のほうが上に
 →性能が必ずしも成功に繋がらない
 
互換性
・VHSは初期のビデオテープでも再生可能だが、βは録画時間アップのために初期の規格を何度も変更したため初期のテープは
再生不可能に
 →PS1,2、3との互換切り、VITAとPSPやVITATVの不完全な互換

分かりやすさ
・当初β陣営はテープの表示をフィートで表したために録画時間が分かりにくかった
 →PS3やVITAで発売時から容量違いや3G対応版など分かりにくかった

特許
・ビデオの基本特許を持つ米国アンペックス社とクロスライセンスを結んだソニーだけは特許料を支払うことなく
松下、ビクター以外のVHS製造メーカーから90年代まで特許料を貰っていた。
 →XboxOneや任天堂アミーボからの特許料が入る