日本人の黄色人種のアジア人である現実から目を背ける傾向の強い国民性

白人にもなれず黄色にもなりたくない無国籍で曖昧な文化的土壌の上に立っている国

そんな中で金髪青目の主人公に自己投影すること自体をファンタジーなコンテンツとして表現するようなモノが生まれた(漫画やアニメ、ゲームでも)
それはリアルな現実の我々から逃げるための、逃げたいがためのファンタジーである

この現実と向き合うことへの齟齬を抱えたまま、現代のリアルグラフィックなゲーム表現に挑む日本のゲームクリエイター達のつまずきは
当然なるべくしてなった結果なのである

元来、リアルな我々から逃避するためのコンテンツであったのに、
グラフィックが進化したことでそれをフォトリアルで現実的に表現しなくてはならなくなったのである
作る側も、受け取る側をも混乱して当然であるのだ

逃げ道はある、リアル表現は捨ててアニメ表現を突き詰めることだ
現実の姿、人間のあるべき姿から目を逸らす国民性をもつ我々にリアルは表現は向いていない、これはほんとに根の深いものだ