>>57
やれやれ
 ロボットアニメを振り返るムックで、ダンボールは3ページあり、監督と設定助手がインタビューに答えた。
◆ダンボール戦機の高橋監督曰く…
 ウォーズはもともと3クール。バンダイ側は、ウォーズ以降もアニメを続けて欲しいとL5に要望したが、
L5側が「もうゲームを出さないから」とアニメも終わりになった。
 ウォーズは今までとは違って、先方(L5)からシリーズ構成のレベルを超える、ドットブラスライザー登場までの詳細なプロットを渡された。
 アニメに自由が与えられたのは、それ以降。
(推測だが、それ以降、必殺技がバンバン出るようになったのは、自由が与えられたアニメスタッフの意向なのだろう。
また、イナイレ、ダンボールとL5作品のシリーズ構成を担当してきた富岡と、それ以降、組んでいない理由か?)
 自由になって入れた話が、海賊(島)の話。
せっかく昭和が舞台なのだから、それを題材にしたのもやりたかったが、
最初から3クールと決まっていたのでダメだった。
 アニメスタッフはゲームの企画がスタートしてすぐに合流している。
企画に1年半(アニメとしては相当時間をかけている)、放送2年半で足かけ4年。今の時期に、子ども向けのロボットアニメに関われて良かった。
 よく「ゲームのCGをアニメに流用できるから楽だよね」と言われるが、流用していない。フォーマットが違うから出来ない、一から作り直している。
 CGは2Dと3Dのハイブリッド、アップ部分などは手描きをCG風に加工。今の日本の技術では、細かい部分をCGでやるのは無理。
 ウォーズのクラフトキャリアは、バンダイ側がどうしても出して欲しいと言って出す事になった。
だから、デザインなど含めて、あそこは全てバンダイが担当。
(確かに角張っていて、丸い部分がある柔らかいデザインのL5では珍しいなとは思っていたが、バンダイのデザインだったのか)