>>73
やれやれ、それ新幹線じゃん。
ロボット玩具が売れなかったルパパトですら、Xの列車は売れたくらい、子ども達にとって「まだ」「列車は憧れの対象」「身近な存在」なわけ。
ドライブヘッドは、チャンバラメインではなく、レスキューという新しい形で子ども達に寄り添った。
◆ロボットの新しい定義
 ロボットは大震災や経済(未来に対する憧れに影響する現実に起きたニュースや、親を通じた家庭環境)と関係している。
 ドライブヘッドは、311後の子ども達にスーパーロボットやリアルロボット(ミリタリー)ものがウケない世の中で、
ダンボール戦機の「手の平サイズで携帯操作という身近さ」とは違う形で、「ロボットに新しい定義」を与えた。
 敵ロボは「暴走」であり、戦隊みたいな「魂や命がある巨大化した敵」ではなく、主人公側との「魂ある者同士の命の奪い合い」ではなかった。
主人公側のロボは、災害救助や暴走ロボの鎮圧に特化したもの。
 ダンボールもドライブヘッドも、共通しているのは「子ども寄りの身近さ」。
例えば、勇者シリーズのロボは「低年齢主人公の家の車」になり、今までの「搭乗型スーパーロボット」より、より子ども達に身近になった。
(同時期の1992年「恐竜戦隊ジュウレンジャー」でも、純粋な搭乗型メカではなく、意思を持った存在になった)
この「身近さ」という要素は、「身の回りの問題を題材にして、子ども達に寄り添う」妖怪ウォッチや、
長期アニメ(ドラえもん、しんちゃん、アンパンマン)も同じ。
プリキュアも、アラモードから、寄り添うことや社会問題がテーマになって、売上を回復している。