PS5のソフト戦略明確に 欧米向け&大人のゲーマー取り込み
https://news.yahoo.co.jp/byline/kawamurameikou/20200613-00183079/

発表会で取材者が最も注目するのは、主催者(SIE)の意図が明確になる最初と最後です。
今回の場合、最後はPS5の本体デザイン披露、最初は「グランド・セフト・オート(GTA)5」のPS5版の発表でした。
ゲーム市場の主戦場である欧米向けのタイトルをそろえ、大人のゲーマーを取り込む姿勢を明確にしたといえます。


日本では、ゲーム業界の外から厳しい評価を受けている「GTA」シリーズですが、同作に迫る日本のゲームはありません。
約1時間のオンライン発表会のタイトルを見ても、海外のテイストに合わせた作品がそろい、日本らしさを感じることはなかったのが率直な実感です。その象徴がGTA5と言えます。

 現行機のPS4は1億1000万台を出荷しています。SIEは地域別の数字を開示してませんが、日本では1000万台弱と推測されます。
実際に売れた販売数は900万台強(ファミ通調べ)だからですね。つまり日本市場のシェアは1割にも満たないのです。
日本がゲーム業界の中心から外れたのは、必然なのです。