PS5に搭載されたバイオコンピュータが最大稼働にパイロットが耐えられると判断した場合、機体のリミッターが解除され最大稼働状態へ移行する。
この状態になると肩部冷却フィンが展開し、必要に応じ頭部フェイスガードが開き冷却触媒を排出する。しかし、それでも機体冷却が追いつかない場合、高熱を帯びた装甲表面を剥離させる「MEPE」(金属剥離効果=Metal Peel-off effect )という現象が発生し、装甲そのもので強制冷却を開始する。
この時、機体各部の微細な塗装や装甲が剥がれ落ちることによって、これらMSの形状に残留した熱を伴う金属微粒子を敵機のセンサーがMSとして誤認してしまい、まるでPS5が分身を発生させているかのように見える。