https://www.famitsu.com/news/202006/25200962.html
――新しいネタと言えば、プレイステーション5やXbox Series Xの情報なども順次公開されていますが。

五十嵐個人的には『Horizon Forbidden West』が凄いなと思いました。早く遊んでみたいです(笑)。
ただ、ゲーム制作側としては「これだけグラフィックのクオリティーがとんでもない作品と戦っていくのは大変だぞ」とは、正直思いました。
でも、ハードとしての性能が上がったことで、逆に手を抜くことができる部分も出てくると思うので、
グラフィックにかける労力をもう少しゲームの内容に向けられたらいいなというのは見ていて思いました。

――やはり次世代機のグラフィックについていくのは、正直しんどいなと思う部分もあるのですか。

五十嵐 しんどいなと思います。一時期、
すべてのハードがスーパーファミコンくらいに戻ればいいのにと思っていましたから(笑)。
あのころは絵を作るのはたいへんはたいへんでしたが、よりゲーム内容の吟味にリソースを回せたんです。
いまは表現のほうに時間と労働力をより注がなければいけない時代になってきていますが、
ハードの進化によって、手を抜ける部分も増えていくと思うので、
どこまでゲーム内容のほうに資産を回せられるのか、というのは考えています。