そもそもの話、読書感想文とはいったい何だろうか
例としてフランダースの犬を出してみる

この本を読んで主人公ネロが数々の不幸や不運に襲われ愛犬パトラッシュと共に寒さに凍えて死んでしまって悲しい気持ちになりました。
この悲しい気持ちの部分が感想である

理不尽な事実としてこれだけでは読書感想文とは認められないため大抵の場合はネロがこうなった経緯を書くことになる
これは粗筋、もしくはシチュエーションの説明である。感想ではない

次に入選するような読書感想文の場合ここから自分の経験等の話が始まる
これは自分語りや自己啓発である。感想ではない

別のアプローチとしてもしもこうだったら、あるいは自分だったらこうすると書く場合もある
これはIFの想像であり意見である。感想ではない

上を見て分かる通り読書感想文のほぼ全ての部分は感想以外の何かによって構成されている
自分なりに書き出してみたがやはり読書感想文の定義が分からない