『The Last of Us Part II』は開発段階ではオープンワールドゲームになる予定で、ジャクソンでより多くの時間を過ごすはずだった - https://jp.ign.com/the-last-of-us-2-ps4/44882/news/the-last-of-us-part-ii


>「開発の初期はオープンワールドゲームだったんです。
そしてゲームの初めから終わりまで、ジャクソンという街が舞台となっていたのです」と、
「Part II」の意欲的な物語についても語ったドラックマン氏は、説明を始めた。

ワイオミング州ジャクソンは、アメリカ西海岸の北西部が主な舞台となる「Part II」で最初の舞台となる場所だ。このジャクソンでは、
エリーとジョエルが前作『The Last of Us』の結末から住み続けていた。
ここには人々が生活するコミュニティがあり、「Part II」ではこの場所でディーナ、ジェシー、マリア、セスといった住人たちと会い、ユージーンといった人々の物語が語られる。

開発段階では、プレイヤーはこのジャクソンでより多くの時間を過ごすはずだったのだ。そして第二の主人公であるアビーの登場の仕方も、異なるものだった。

「アビーはこのジャクソンにあるコミュニティに加入し、そしてジョエルを裏切るまで、プレイヤーは彼女としてゲームをプレイする予定でした」とドラックマン氏は説明する。
「ですが、この展開はうまくいきませんでした。
ジョエルの死は、物語を大きく動かす最初のイベントです。
そしてこの最初の大きな展開が起こるまで、プレイヤーを長く待たせるわけにはいかなかったのです」

ジョエルを殺害されたエリーがシアトルへ向かって復讐を始める前に、アビーが登場し彼女が主人公となる短いチャプターがゲームの序盤に存在したのだ


「アビーというキャラクターによって、我々は感情移入とインタラクティブ性をテーマにしたゲームを作ってみたいと思うようになりました。
ジョエルとエリーというキャラクターを使用し、このゲームの最初からプレイヤーが感じ取れるような感情を作り出せることはよくわかっていましたから」と彼は話す。
「アビーの役割は、開発の中で徐々に減らされていきました。そしてこれぐらいの登場時間があれば、アビーに対してプレイヤーは感情移入できるだろうというところで落ち着いたのです」