―――The Real Story Of Xenogears――― EPISODE1

当時FF7、サガフロ、FFTなどミリオンソフトを連発し、業界を牽引者していた■から
大作のディレクターを任された高橋にはストーリーテリングの才能が皆無でした。

高橋の干し海老かなんぞの如く無味乾燥な物語。創意もなければ文体もつたなく
思想も貧弱なら、博識や教義のかけらすら見当たらない。
さて、この男がのこのこと大衆の前に現れたとしたら世間はいったい何と言うでしょうか?

しかし彼はそれでもシナリオを担当したのです。
数々のSF小説、流行のアニメ、漫画のパクリで隙なく塗り固められたシナリオを作成。
純粋無垢、まだ童貞処女のおこちゃま達をターゲットに設定し、
広報をそそのかし、当時絶好調だった■の勢いに乗せTVゲーム史上類を見ない誇大広告を展開。

最高峰のスタッフによる音楽、演出、グラフィックなど一級品の素材に
高橋の総パクリシナリオが乗せられるという卑劣極まりない作品が完成されました。

―――The Real Story Of Xenogears――― EPISODE2

さて、若さゆえに無知であり、イノセンスな馬鹿者である彼らはすっかり感心して、
高橋を学問のある博識な名文家と思い込んでしまいました。
聖書の言葉を引用しただけで意味もなく狂喜乱舞。キリスト降臨の如くもてはやし神格化する始末。

こうして高橋は他人の思想と、■開発部の力によりカルト的な人気を誇るにいたったのです。

それでも時の経過と共に、ゲーム猿だったおこちゃま達も成長していきます。
本など一冊も読んだことのなかった彼らも、名著から多くの思想を受け継ぎ、
人間関係から社会のルールを学び、新たな技術で未来を一歩一歩着実に開拓していきました。
それが文明というものです。

いつしかそのゲームは彼らの頭からは忘れられ、空虚な底上げシナリオと
才能もなくプライドだけ高いスタッフは、嘲笑の的として思い出される限りとなってしまいました。