https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1280705.html

PS5、ボタン設定がついに「×で決定」に統一
冒頭で述べたように、今回は自由にPS5を試せたわけではない。PS5のゲームタイトルの体験が目的だ。そのため、
ゲームの起動・切り替えなどはSIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)側が行ない、こちらは一切触れていない。
メニューなどの挙動は「もう少し秘密にしておきたい」というところなのだろう。

ただ、システム周りで重要なことがわかったのでお伝えしておきたい。

PlayStationをはじめとして、日本のゲーム機では伝統的に、右側の4つのボタンの「右」が決定の役割を果たしてきた。
任天堂なら「A」、Playstationなら「◯」がそれにあたる。

しかし欧米では、4つのボタンの「下」を決定に使う場合が多い。Xboxでは「A」、欧米のPlayStationでは「×」だ。
PCは欧米に倣い、この設定が主流である。欧米のPlayStationで「×」が決定なのは、
「バツ」ではなく「チェックマーク」と認識する文化的背景があるため。

そんな事情もあり、過去PlayStationでは、日本のゲームでは「◯」決定、欧米のゲームでは「×」決定と別れることが多かった。
システムの設定で切り替えることもできるのだが、ゲームの全てが従っているわけではないし、
PCやXboxでもゲームをプレイするとごっちゃになってわかりづらかった。

今回SIEは、日本のゲームも含め全ての設定で「×」が決定に変わる。これは欧米に合わせた、と見ることもできるが、
「複数の国のゲームがプレイされる環境になり、システムとゲームの間で使うボタンが変わったりすることを避けるため……
という意味合いが強い」(SIE広報)そうだ。